1日目 :
1年ぶりの京都ですが、今回最初に向かったのが、東福寺の塔頭である光明院です。
ここには重森三玲が作庭した「波心の庭」があります。
朝一番でやってきたこともあって、誰もいませんでした。
霜のために苔が薄っすらと白くなっており、その上まだ陽の光が射しこんでいないので、なんとも寒々とした感じです。そして、実際寒かったです。
庭の東側が少し高くなっているために、陽が射しこむのが通常より少し遅いのですが、それでも次第に庭の一角に暖かい光が届き始めます。
すると、陽を受けた暖かそうな苔の上に石の影が延び始めます。時間と共に広がる陽の光の中を移ろうその陰影はたいへん魅力的でした。
影を延ばしているのは石だけではなく、東の一段高い所にある枯れ木も影を落としています。
「乱立」といってもおかしくない石の配置に、これらの影の線 - 裏返せば光の線 - が放射されます。
1年ぶりの京都ですが、今回最初に向かったのが、東福寺の塔頭である光明院です。
ここには重森三玲が作庭した「波心の庭」があります。
朝一番でやってきたこともあって、誰もいませんでした。
霜のために苔が薄っすらと白くなっており、その上まだ陽の光が射しこんでいないので、なんとも寒々とした感じです。そして、実際寒かったです。
庭の東側が少し高くなっているために、陽が射しこむのが通常より少し遅いのですが、それでも次第に庭の一角に暖かい光が届き始めます。
すると、陽を受けた暖かそうな苔の上に石の影が延び始めます。時間と共に広がる陽の光の中を移ろうその陰影はたいへん魅力的でした。
影を延ばしているのは石だけではなく、東の一段高い所にある枯れ木も影を落としています。
「乱立」といってもおかしくない石の配置に、これらの影の線 - 裏返せば光の線 - が放射されます。