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鹿苑寺

2010年02月18日 | 京都
酬恩庵の後の予定は決めていませんでした。地理的に近いこともあって、奈良に寄ることも考えたのですが、結局京都に戻ることにしました。

では、京都に戻って何処へ? 時間的に一箇所しか回れそうにありません。

そうだ、金閣に行こうと思い立ちました。夕日を浴びた金閣を観てみたいと思ったからです。

金閣は三度目です。最初が高校の修学旅行ですから、これは一応除外しておきます。何年か前、夏に家族を連れてきたのが二度目で、この時は途中でもの凄い雷雨に遭遇して退散するはめになりました。

結局、一人で真面目に訪れたのは今回が初めてということになります。



夕日を浴びた金閣は、まさに金色に光輝いていました。



「鏡湖池」には幾つかの島が浮かんでいます。






水面に反射した光が金閣を照らし、金閣に反射した光が周りを照らします。このような効果も夕刻でないと気がつかなかったかもしれません。

しかし、陽の光は強すぎます。これが月の光だったら、もっと素晴らしい効果を期待できるのではないでしょうか。

より陰影の深い、そして奥ゆかしい光に満ちた光景になるのでは ・・・ ぜひ、観たいものですが ・・・。




方丈の北側にあるのは、その名も「陸舟の松」 - あまりにもそのままの名前です。









「龍門ノ滝」 - 水を受けるのは「鯉魚石」ですが、これもあからさまです。



たくさんの投げ銭が ・・・。



池の名は「安民沢」、中の島にあるのは「白蛇の塚」。



夕日を浴びた茶室「夕佳亭」

寒い冬の時期の閉門間近の時間でも結構人がいました。一人で真面目に再訪することはないと思います。
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