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法隆寺 (4)

2009年02月11日 | 奈良


この時期の法隆寺の境内は静かです。



観光バスでやって来る団体は固まって行動し、さっと見て直ぐに立ち去りますので、それと鉢合わせをしないようにすればゆったり拝観できます。



西院伽藍の南西の端の入り口 - 見えているのは五重塔・中門



回廊越しに五重塔



三経院 <国宝:鎌倉時代>



西円堂 <国宝:鎌倉時代> - 八角円堂で、「峯の薬師」とも呼ばれます。



西円堂から眺めた金堂・五重塔

この写真ではよくわかりませんが、回廊の連子窓が印象的でした。

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法隆寺の項を終わるにあたって一冊の本を紹介しておきます。

「法隆寺の中の九州王朝」 古田武彦 (朝日文庫)

私は日本の歴史に関しては、奈良時代以前に特別興味があります。しかし、古代史の本を読んでいて、著名な学者の本であっても、「これは学問ではない」と思う時が少なくありません。そんな私が「なるほど」と非常に興味をもって読んだのが、古田氏の書いた何冊かの本です。古田氏の説は、学会では「完全に無視」されていますが、それこそが日本の古代史界の体質を表していると思っています。結果どう思うかは個人の勝手ですが、通説とは全く違う古代の日本の姿を説く説もあるということを知って欲しいと思っています。
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