季節の香路

ＪＲ法隆寺駅前で自転車を借りて、法隆寺にやってきました。駅から２ｋｍありませんから、自転車だと直ぐです。



南大門 ＜国宝：室町時代＞ - 法隆寺の総門というべき門ですが、創建時のものは焼失してしまい、再建されたものです。



中門と五重塔 - 金堂は松に隠れてしまい見えません。



中門 ＜国宝：飛鳥時代＞ － 西院伽藍の本来の入り口ですが、現在は南西の隅から入るようになっています。

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金剛力士像 ＜奈良時代＞ - 現存する日本最古の仁王像です。



この中門は少し変わっています。

普通の門は柱が偶数本で、その結果柱間は奇数になり、通常真ん中の柱間が出入り口になっています。

ところがこの中門は柱が５本ですので、柱間が４になり、中の二つの柱間が出入り口になっています。その結果、出入り口の真ん中に柱が存在することになります。

何故、出入り口の真ん中に柱が存在するのか、様々な説がありますが、私が納得するような説は今のところありません。



大講堂の前から見た中門 - 門としてはあまりにも立派です。