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安養寺・吉水弁財天

2006年12月17日 | 京都
安養寺は平安時代に最澄によって創建された古い寺です。また、比叡山を下りた法然上人の吉水草庵の旧跡でもあります。そして、江戸時代においては、赤穂浪士がここの重阿弥(現存していません)でいわゆる「円山会議」を行い、討ち入りを決定したといわれています。

安養寺の山号は「慈圓山(慈円山)」です。これが「円山(まるやま)」の名前の元だということです。安養寺の下には円山公園が広がります。円山公園も昔は安養寺の境内の一部だったのだろうと思います。



安養寺 本堂。

安養寺のすぐ南にある吉水弁財天は、慈鎮和尚が安養寺の鎮守として勧請したものです。



吉水弁財天。境内には古井戸があります。ここの湧水が「吉水」の名前の由来だと思います。
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