万羽鶴
2015年01月13日 | 鳥
鹿児島の出水平野は、どうしても一度訪れてみたかったんです。
全生息数の90%のナベヅルと50%のマナヅルが、越冬のために、シベリア方面から、この小さな平野に集まるのだそうです。
その数といったら圧巻でした。。 そこは想像を遥かに超える景色でした。
ナベヅルが9,000羽。そしてマナヅルが3,000羽。それに混ざって何故か多くのカモ達、、千羽鶴を軽く超え万羽鶴。
もう辺りはケニアのフラミンゴ状態になっていましたよ。
首が白くて灰黒色の体なのがナベヅル。 真ん中の首が褐色の小さな子は春にうまれた若鳥かな。
そして、目の周りが赤色で明るい灰色の体なのが、マナヅル。 大きさはナベヅルよりひと回り大きいようです。
飛翔姿は、やっぱり優雅ですねぇ。
冬の厳しい寒さの中で暮らす真っ白なタンチョウは、とても魅力的だけど、黄金色の田んぼでのんびりと寛ぐ灰色のツル達もいいもんだな。