いつも疑問に思っていたことがある。地検特捜部の強制捜査(家宅捜索)というのは、どうして予告付きで行われるのか、ということだ。様々な疑獄事件や、最近では耐震強度偽装事件でもそうだ。
家宅捜索の行われる前日には「明日にも強制捜査」という報道があり、当日の朝には「まもなく家宅捜索が始まります」というテレビの中継がある。これでは、まるで「証拠は隠滅して下さい」と言っているようなものではないか。
ところが今回ライブドアの事件では全く事前の情報無く、夕方から未明にかけての強制捜査(家宅捜索)が行われた。それだけで検察は本気だと感じさせられる。しかも報道によれば押収したのは段ボールの書類ではなく、電子メールの記録の残るパソコンやサーバだという。後になって振り返ると、そんな時代になったのだと感じさせる事件になるかもしれない。
家宅捜索の行われる前日には「明日にも強制捜査」という報道があり、当日の朝には「まもなく家宅捜索が始まります」というテレビの中継がある。これでは、まるで「証拠は隠滅して下さい」と言っているようなものではないか。
ところが今回ライブドアの事件では全く事前の情報無く、夕方から未明にかけての強制捜査(家宅捜索)が行われた。それだけで検察は本気だと感じさせられる。しかも報道によれば押収したのは段ボールの書類ではなく、電子メールの記録の残るパソコンやサーバだという。後になって振り返ると、そんな時代になったのだと感じさせる事件になるかもしれない。