台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

吉時市場-台南黄昏市場(1)

2005年11月06日 | 買い物





台湾の伝統市場ってのは朝市だけじゃなくて、黄昏市場もある。

今まで
” 東門市場 ” 
” 永楽・長楽市場 ”
” 光復市場 ”
などの伝統市場を紹介してきたが、
こういう市場は、
朝から午後の1時くらいまでしかやっていないので、
朝寝坊の奥さんとか
会社の帰りにちょっと足りない酒のつまみを買ったりする会社員
には不便だ。

そこで、
伝統市場のうち、夕方やっていて会社の帰りに寄るのにも便利な
” 黄昏市場 ” についても、
これから少しずつ紹介していくことにしたゾ。



( 吉時市場の地図 )

今日紹介する黄昏市場の
” 吉時市場 ” は、
上のような位置にあるから、
台南科学工業園区で仕事をして台南市内に住んでいるヤツ ( オレみたいな )
にとっては、帰宅途中の買い物に都合が良い。




黄昏市場っていうのは夕方やっているから、
すごく手間のかかる生の材料もあるけれど、
どちらかといえば、すぐ食べられる出来合いのものが多い。

左上は、
色々なお惣菜を並べて打っている店。
全部手作りで、種類もあっておいしいし、値段も安い。

右上は、
寿司屋で、どういうわけか軍艦巻きばっかり何種類もある。

金曜の晩に、
「 誰かの家に行って酒でも飲もっかー! 」
っていうときは、
上みたいなミセがいっぱいある黄昏市場に行けば
一発で買い込みが終了するから便利だゾ。




もちろん黄昏市場だからって、
食材が出来合いのものばかりということはない。

左上は、
朝市にも負けないくらい品揃えが多くて新鮮な魚屋で、
右上は、
やはり良いものをおいている八百屋だ。

しかし、黄昏市場一般としては、
会社帰りのOLや勤め人を対象にしているので、
つまりどちらかと言うと、
朝市に比べてやって来る客に金持ちが多いので、
品物の値段は少し高めに設定されている傾向がある。




黄昏市場の開いている時間は結構短い。
普通は、夕方の5時過ぎから、7時位までだ。
そういうわけだから、ミセの仕入れ量はあまり多くしてない。

左上の鶏屋では、
大体10匹位を落として、あとは客の様子をみてからにしていた。
3匹ならんで、毛をむしられた鶏
( まんなかは烏骨鶏 ) だが、
なんかバックコーラスのグループの様に見える。

右上は肉屋だが、
肉のカットの仕方が少し小さめで、
香腸のような保存食も多く扱っている。
やはり、朝市のミセの商品のおき方とは少しだけ違うようだ。




左上は果物屋だが、
種類が多くて良いものを多く扱っている。
黄昏市場でなくても、果物屋はなぜか夜遅くまでやっている所が多い。
専門店では24時間営業のところが結構多くて、
夜中にバナナを食いたいとき(?)なんかには
すごく便利だ。

右上はお菓子屋。
これは保存が利くものだから、
種類も量もたっぷり仕入れてある。


さて、
最後にちょっと疑問だが、
いくら仕入れ量を考えているといっても、
黄昏市場の開店時間は2時間あるかないかなので、
店頭に並べられたものは、売れ残ってしまう分がとても多い。

「 一体、この売れ残りはどこへ行ってしまうんだろう? 」
( 次の日も売り続ける - というのは考えにくい。
  魚、肉、野菜などはすべてとても新鮮なものだ。 )

この疑問の答えは、
次回、黄昏市場について紹介するときにでも書くことにしよう。




- ということで、
  今回は、ちょいと簡単だが、これにてご無礼!


    

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一昨昨日は、ジムでウェイトと5kmJOGをやりました。
一昨日は、練習は休みでした。
昨日は、ジムでウェイトと5kmJOGをやりました。
今日は、あっさり散歩だけやりました。



------- P.S.映画の話 -------

日本でまもなく公開の映画、
” FOUR BROTHERS ( 邦題 狼達の誓い ) ”
を見てきた。



マーク・ウォールバーグ(白人)、
アンドレ3000(黒人)、
タイリース・ギブソン(黒人)、
ギャレット・ヘドランド(白人)
の4人兄弟が、黒人ギャンググループに殺された養母の復讐をする
って言うだけの映画だが、
アメリカじゃあ大ヒットしたらしい。

設定は面白いし、話のテンポも良い。
カメラワーク、構図、音楽などに特段の工夫は感じないが、
複雑な伏線とか判りにくい展開を排除した、
気楽に見られるアクション映画だ。

こういう設定だとちょっと気になる、
” Politically Correct/Incorrect ” の問題については、
大活躍して黒人ギャングをやっつけるのは、
白人のマーク・ウォールバーグだが、
白人の汚職警官もタイリース・ギブソンにやられたりして、
まぁ適当ににバランスは取っているようだ。

( だが、まぁ、黒人で喜んでこの映画見に行く 
  - っていうヤツは、ちょっと少ないんじゃないかナ。
  ” 殺されてしまった優しい母親 = 黒人 ”
  っていう位の設定だったら、だいぶ違うだろうが、
  それだと、逆に白人客が観に来なくなっちゃいそうだもんな。 )

主演のマーク・ウォールバーグは、
オレにとっては
” BOOGIE NIGHTS ” のチンピラのイメージが強い。
こんなマッチョな役はちょっと無理だと思ったが、
やっぱり、撃ち合い・殴り合いのシーンには迫力がない。

関係ないけど、
この映画のエンディングの部分で、
「 もしここで、マーク・ウォールバーグが
   ”BOOGIE NIGHTS ” のエンディングと同じことをやったら
  どうなっちゃうだろう? 」
って考えちまって、
映画館で一人アホな顔で笑っているオレがいた。


- ということで今回の点数は
55点 だった。
( 人によっては、見に行って損したと感じるかも知れない )


----- P.S.映画の話 おしまい ------



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