☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

『別れ』の季節

2008年10月04日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
        お久しぶりの『子育て思い出』話です 

小2の年度末になり、保育園や学童で異動の発表がありました。

保育園では、コナンの就学時に大変お世話になった園長が異動になるとのこと。
コナンに別れの挨拶をさせようと、学童へお迎えに行くと、コナン、落ち着きなく外を走り回っていました
そこへ、代表指導員の先生がやってきました。
「お母さん、異動の発表が出まして・・・。私とA先生とB先生とC先生が
異動することになりました」

                       

4人とも、コナンの担当の先生だったのです!!
と言うことは・・・ 来年度、コナンのことを知る先生は一人もいない
「今日、朝の会で児童全員に発表したんですが、コナンくん、相当ショックだったようで
傍にいたA先生の胸で『イヤだ、イヤだぁ』って、泣いてたんです。
その後は荒れてしまって・・・、1日中こんな感じなんです。」
この話を聞いた時点で私が
2年かかって、やっと学童での生活に慣れてきたコナン・・・。
また、一からやり直さないといけないのか
2年前のあの状態をまた繰り返さないといけないの???
そして、頼りにしていた先生がいなくなることを悲しい、と思える
心が育ってくれたことを嬉しくも思い、その悲しさを思うと
不覚にも涙が止まりませんでした
代表指導の先生は「私としても、コナンくん担当が一人もいなくなってしまうことは
気がかりなんですが・・・。来年のクラス分けは私が担当しましたので、
来年はコナンくんのクラスはメンバー入れ替えないようにしました。
クラスまで変わってしまったら、コナンくんには相当キツイことになると
思いましたので。」
代表指導の先生のご配慮にただ感謝、感謝・・・(この間もひたすら泣いていた私
代表指導の先生はほんまにコナンによくしてくださいました。
彼がここまで頑張ってこれたのも、主任の先生の頑張りがあればこそ・・・。
通所当初は児童たちに総スカンだったコナンがみんなと遊べるようになったのも
代表指導の先生がコナンの気持ちを一生懸命代弁してくださったことが大きかったのです。
「2年間、ありがとうございました」と言うのがやっとでした。

その後、A先生が挨拶に来てくださいました。
このA先生はあの夏休みの筆箱黒塗り事件の時に、コナンに心ない言葉をかけ、
翌日、代表指導の先生と共に謝罪した、あの先生です。
A先生、4月からコナン担当で相当苦戦していたのは知っていました。
お迎え行くと「コナンくんがねぇ。○○して困るんですよ」とマイナスなことばかり
言われていたのですが、あの事件以来、コナンの良いところもいっぱい言って
くださるようになって、コナンもなつくようになっていました。
6年生のお別れ会の時は席が隣になって「コナンくんね。○○や△△ができるようになってね。
お友達とも一緒に過ごす時間も増えて、すっごい成長がみられますよ」
と言っていただけて、今となってはあの事件で先生と話し合ったことは
良かったことだったと、思っていました。
「A先生、筆箱の件では抗議したこともあったけど、先生にはほんまに
コナンによくしていただいて、ありがとうございました」(←またしても号泣
「いえいえ、お母さん、これからも困ったことがあったら、○○学童へ来て
話にきてね」

お別れを済ませた後、コナンとの帰り道。
「保育園の園長先生も4月から別の保育園へ行くのよ。お別れを言いに行こうね」
と言うとコナン
「いやっそんなことより命の方が大切だあっ
とワケの分からないことを言い始めました。
いや、お別れを言うのが辛くて、行きたくないって言いたかったのでしょう。
何度も行こう、と誘いましたが、嫌がるので、結局園長先生にお別れを言うことは
できませんでした

そして、翌日は・・・。最後となる先生と障級の鉄っちゃん仲間の
6年生のTくんに別れ際、散々暴言を吐き散らし、
「もう、2度と会いませんからっ
と捨てゼリフを吐き、プンプン怒って帰ってきました。
コナンの辛さが痛いほどよく分かって、とっても辛かったです

3月は『別れ』の季節。
一つ一つの別れを通して、成長してくれたらな~、と願わずにはいられなかったあの頃。

そして、新学期をドキドキしながら迎えた、こにゃんこ&コナン親子だったのでした。








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          これまで順を追って回想してきた、『子育て思い出』はこれで終わります。
          取りこぼしたお話もあるかと思いますので、これからは思いだしたものを
          年齢には関係なく綴っていけたら、と思っています。
コメント
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