☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

泣けなかったよ! 卒園式♪

2008年04月10日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
とうとうこの日がやって来ました。
卒園式です

担任のY先生は、数日前から
「コナンくんの番が来たら、涙が出ちゃって、名前、呼べないかも~
とおっしゃっていました。
卒園間近にポツッと
「お母さんにこんなこと言ったら、怒られるかもしれないけど、もし、自分に子供がいたら
こんな感じかな~、というくらい、手塩にかけて育てた、って感じで・・・。
コナンくんには、楽しいことや辛いこと、たくさんの思い出があって、
コナンくんがもういなくなるって考えると、涙が出てきそうになるねん
と言っていました。
とても有り難かったです。

療育センターでも、保育園でも、コナンと関わった人はみんな言います。
「想いを共感することの大切さを知った」
と・・・。
完璧主義でプライドの高いコナンは自分が出来ないことを他人に知られるのがイヤです。
おまけに、自分の思いを言葉や態度で表現するのがとても下手で、自分の想いをちゃんと
相手に伝えることが難しいです。
そんなコナンに大の大人が、真剣に向き合って、コナンのことを理解しようと努力して、
コナンに一生懸命伝えて、そして、やっと信頼関係が成り立って、いろんなやりとりが
出来るようになっていったんだと思います。
だから、Y先生の思い入れの深さはとてもよく分かるし、それ故にどんなに先生が
コナンとのやりとりに苦心されたか、そのご苦労が伺えます。
「ほんとはさー、やっちゃいけないんだけど、コナンくんにちょっとえこひいきしちゃうこともあるんだー
と屈託なく笑いながら話してくれるY先生に、感謝のことばしか出てきません。

ワタクシもY先生に「2人で式で泣いたら、みんな、???って感じだろうね
などと笑いながら話していました。

卒園式の予行練習は3月入ったころから始まり、一番病のコナンのために、
座席決めや入場の順番もすべて配慮してくださった、と伺いました。
園の対応には、ほんと、頭がさがります

さて、当日。
コナンもワタクシもおめかしして、保育園へ
コナン、スーツ来て、嬉しそうです

園に着くと、コナンたち児童は教室へ。ワタクシたち保護者は式が行われる
ホールへ行きました。

卒園児たちが入場してきました
入場の順番は月齢順となっていましたが、コナンが先頭でした。
花道を通り、壇上にあがり、コナンは定位置の舞台左側の端っこに座りました。
他の園児たちがその前をすーっと通り、右側から座り始めました。
そして、ちゃんと月例順にコナンが左側の端っこになるように、組まれていました
スゴイとただただ、感服するばかり

卒園証書授与が始まりました。
園児一人一人前に出て、園長先生から、卒園証書を受け取ります。
コナンの番になりました。
「コナンくん」と呼んだY先生。泣かずにすみました
コナン、ちゃんと園長先生のところへ行って、卒業証書を受け取りました。



そして、壇上から降りて、待っている保護者のところへ行きます。
保護者は一言、子供に言葉をかけるのですが、ワタクシ「卒園おめでとう」しか
言えませんでした。
親子で花道を通った後、園児は壇上に戻ります。

こうして、全員の授与式が終わり、その後、来賓や先生のお話となりました。
みんな、壇上で座ってお話を聞いています。
 コナンは座るのがしんどかったのか、はたまたそんな長い話は聞いてられない、
と思ったのか、座っていた椅子の上にあがって、飛び降り始めました
挙句・・・壁をガシガシと蹴り始めたのです
卒園式はきっと感極って泣けると思っていたのに、涙なんて、
乾いて出てきませんでした。
事前打ち合わせで、コナンが耐えきれなくなったら、壇上から降りてもらうことになっていました。
ワタクシ、保護者席から、
「早く~ コナンを連れてって~ みんなの式をめちゃくちゃにする前に
心の中で叫んでいました。
しばらくすると、先生がコナンを壇上から降ろしてくださいました。ホッ
晴れの場に我が子がいない式典ほど、つまらないものはありませんっ
冷めた目で式典に参加していたこにゃんこです

長い長い来賓の祝辞が終わると、卒園児からのお別れのことばが始まりました。
この頃に、コナン、壇上に戻され、みんなと一緒にお別れのことばを言っていました。
先生のおっしゃる通り、練習を頑張っただけあって、きちんと言葉を言えていました

そして、式は無事に終わったのでしたぁ
涙々となるハズだった卒業式は、こうして、一滴の涙を流されることもなく終わりました
まっ コナンらしくって良いんですけどね








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コメント
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