競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

ソニンク07とホワットケイティーディド07に期待すること

2008年10月14日 | Weblog
すでにここに書いた通り、キャロット現募集馬のうち、私はソニンク07とホワットケイティーディド07を確保しました。
両馬とも十分期待できる馬です。両馬とも兄・姉が走ってるからです。

ソニンク07の兄・姉を列記してみましょう。
第一仔 アコースティクス 未出走、今年の札幌2歳Sの覇者ロジユニヴァースの母
第二仔 モンローブロンド 4勝(引退)
第三仔 ルミナスポイント 5勝
第四仔 ヴァイスハイト  1勝
第五仔 ノットアローン   3勝
第六仔 ランフォルセ   未勝利(1戦0勝)
第七仔 当馬

現2歳のランフォルセ以外、出走馬はすべて勝ち上がっています。しかも、そのランフォルセ以外、父はサンデーサイレンス系です。当馬の父も、SS系のスペシャルウィーク。これは十分期待できます。
しかし、このデータには裏があります。ファンタジーS2着だったモンローブロンド、ラジオニッケイ賞2着・セントライト記念3着だったノットアローン、実はこの2頭は金子馬(金子真人ホールディングス所有の馬)なのです。ここまで重賞とは縁のなかったルミナスポイントはサンデーレーシング、現4歳でまだ1勝のヴァイスハイトはキャロット、現2歳の未勝利馬ランフォルセもキャロット馬です。どうやらこの母系、走る馬は金子氏に回るようです。そう、ウインドインハーヘアの子供たちのように。
ただ、サンデーレーシングに回されたルミナスポイントは5勝も挙げてて、現在オープン馬です。重賞で連対するような馬はめったにいません。5勝も挙げてくれたら、大々成功馬です。当馬も「目指せ、5勝!」と行きたいところですね。

が、ソニンク07にはもう1つ気になる点があります。それは馬体重。
最初に発表された馬体重は397kg。この時期の1歳馬としては、かなり軽いと言わざるを得ません。さらに、2回目の発表(最新)では、389kgとさらに軽くなってました。
私はPOG指名馬を選定するとき、馬体重を1つのファクターとします。重過ぎても軽過ぎてもだめ。デビュー間近の牝馬では、420~460kgを目安にしています。ソニンク07は今後、どれだけ馬体重を増やしてくれるでしょうか?
私が当馬を選んだ理由の1つに、馬体の見栄えがあります。私は一口馬主やPOGをやってるクセに、競走馬を見る目がほとんどありません。ソニンク07の馬体は、そんな私を見初めさせたのです。が、それは裏を返せば、すでに当馬の馬体はある程度完成の域に達している(可能性がある)とゆーこと。となると、今後馬体重の増加は見込められないかもしれません。
私が一口馬主を始めて以来、もっとも稼いでくれた馬はディアデラノビア。この馬のデビュー時の馬体重は418kgでした。ディアデラノビアはデビュー戦を圧勝しています。ソニンク07はデビュー時、少なくとも418kgにはなってて欲しいですね。

一方、ホワットケイティーディド07ですが、こちらも兄・姉を列記してみましょう。
第一仔 アドマイヤライト   3勝(引退)
第二仔 ベビーグランド    3勝(引退)
第三仔 トゥルーライズ    4勝(引退)
第四仔 セヴンスバード   3勝(引退)
第五仔 未出走
第六仔 スリープレスナイト 9勝
第七仔 リュシオル      0勝(1戦0勝)
第八仔 当馬

ご覧の通り、現2歳のリュシオル以外、出走したすべての馬が勝ち上がっています。しかも、すべて3勝以上。これは走って当然の母系です。
ちなみに、ベビーグランド、トゥルーライズ、セヴンスバード、リュシオルは美浦所属、それに対し、アドマイヤライトとスリープレスナイトは栗東所属。スリープレスナイトと言えば、先日のG1スプリンターズSを1番人気で優勝した馬です。で、ホワットケイティーディド07ですが、この馬も栗東所属です(スリープレスナイトとは違う厩舎ですが)。とてもありがたいデータです。

この馬にはもう1つ、うれしいデータがあります。上記兄・姉のうち、アドマイヤライトの馬主は、大馬主の近藤英子氏、ベビーグランドとセヴンスバードは、これも大馬主の臼田浩義氏。それに対し、スリープレスナイトはサンデーレーシング所属。つまり、大馬主より一口馬主の方にいい馬が回ったのです。前述のソニンクと逆。これは極めて稀なケースです。しかも、4勝も挙げたトゥルーライズも社台RH所属。キャロット所属となった当馬も、走る可能性が十分あります。

追記:ホワットケイティーディドにはもう1頭仔がいました。ダンシングシミタール、アドマイヤライトより上の仔です。香港で走り、7勝を挙げてます。