インタファックス 2月15日
http://www.interfax-religion.com/?act=news&div=2613
RFE 2月15日
http://www.rferl.org/featuresarticle/2007/02/2A515EA7-92AE-4F64-8013-7D59BCF3F521.html
RFE(ラジオフリーヨーロッパ)、またインターファックス通信(ロシア)、APが報道したところによるとウイグル分離主義者組織のMukhamedali Tursun Talip(29歳)が07年2月12日拘束された。オシュ地域警察のスポークスマンJenish AshhirbayevによればMukhamedaliはETLO(東トルキスタン解放機構)のメンバーで南キルギス地域(ウズゲン地域)で地域の過激派イスラム組織の共闘をはかり、「キルギスの社会政治的状況を不安定化させようとした。」という。
インターファックスによると過激派イスラム組織とはヒズブ・アッタ・タヒリール(イスラム解放党)とトルキスタンイスラム党などである。
Mukhamedaliは数年前にキルギスに到来したが、キルギス国境警備隊に2006年5月中国国境のイルケシュタムで国境侵犯の罪で拘束され、オシュ市裁判所で懲役2年を宣告され北キルギスのCholpon-Ata刑務所に送られたが昨年11月監獄から逃れていた。
イスマイル・セメド氏処刑、フセインジャン・ジェリル氏の裁判開始と時を同じくしてウイグル人の拘束が報道されている。
注目すべきなのはインタファックスで一昨年10月に日本のネット上を騒がせた「天山獅子隊」の団体ETLOとロンドンテロ事件への加担が噂されているが平和的組織であると自身は語るイスラム解放党、そしてはじめてトルキスタンイスラム党の名前が出ていることである。今のところ海外のウイグル人組織はなにも表明していない。
これがキルギス公安の中共と連動したウイグル人迫害作戦であるのか、それとも本物であるか不明であるが、時期的にフセインジャン・ジェリル氏の裁判を見据えた中共、キルギスの「ウイグルテロリスト登場」を演出する作戦の可能性が大きいと思うがどうであろうか?
参考
イスラム解放党が新疆ウイグルに?
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050913
ニュースJAPAN 2005年7月28日(イスラム解放党)
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050729
ラビア・カーディル紹介サイト↓
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