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引越しいたします。

イスラム解放党が新疆ウイグル自治区に?

2005-09-13 00:47:16 | ニュース
イスラム解放党 5月のウズベキスタンアンディジャンの事件の時にはその名前が取りざたされていたがその名前はまだ日本では有名ではない。
このグループは中央アジア生まれでなく、イスラム世界にかなり広い範囲で存在しているという。
中国では「テロリスト」団体と見ているようだ。このほどパキスタンのサイトにイスラム解放党の新疆ウイグル自治区への浸透?が報告されたという記事が載っていた。

ペシャワール 9月1日(パキスタン紙 Dawn)部分訳
対テロリズムのエキスパートがヒズブアッタハリル(イスラム解放党)が中国の安全の脅威となっていると述べた。
 中国現代国際関係研究院の副研究員、方金英Fang Jinying博士は解放党は40カ国にわたり展開しており、本部はロンドンにあるという。その組織は新疆に広がり、若者を近くの省からリクルートしているという。
彼女はペシャワール大学の地域研究センターによるシンポジウムで発表した。そのシンポジウムには中国、ドイツ、ロシア及ぶイギリスの専門家が出席し国際テロリズムに関して論文を発表した。
方博士は過去においては国際テロリストは、中国でなく西欧を標的にしてきたと教えられてきた。しかし外国で中国人労働者が攻撃に会った後、北京政府はテロリストは中国に対しても行動するであろうと悟った。
中国は中国にある外国の利益や設備を攻撃するかもしれない東トルキスタンテロリストからの脅威に直面している。
中国政府は解放党の規模、力および中高層レベルの指導者層の構図を明確につかんではいないと、彼女は言った。
方博士はグローバライゼーションにより、外国の権益は中国内で広がっている、ゆえにそれに対してのテロ攻撃の可能性を無視することはできない。と述べた。
2008年に中国は、そのテロリストが攻撃を完遂するかもしれないオリンピック競技大会をホストする、そして中国政府はこの大規模なイベントに広範な安全方法をとると、彼女は述べた。
中国はこれまでずっとダブルスタンダードの反対をしており、国際テロリズムのため号令を発する必要を強調してきたと彼女は述べた。(訳はいいかげんです。)

イスラム原理主義団体として一般的にイメージされるのはやはり、ビンラディンの「アル・カイダ」であろう。ここで話題に上がっているヒズブアッタハリル(ヒズブット・タハリール)(イスラム解放党)は1950年代にパレスチナで結成され全イスラム世界を、カリフ制のもとで統合しようとする運動であるそうだ。

ハサン中田考同志社大神学部教授の「イスラム解放党のカリフ革命論」
http://www1.doshisha.ac.jp/~knakata/newpage9.html

その方法論としてはアフメド・ラシッドの「聖戦」によれば預言者ムハンマドの人生を現代に置き換え、第一段階でイスラムのメッセージを秘密裡に伝え、第二段階で目標を公然化し、第三段階で「ジハード(イスラム教徒としての努力)」を呼びかけ、イスラム的な政治を行うということだそうだ。
しかし、解放党は動員を行う手段としては「ジハード」をよしとするが、アルカイダのような暴力的な攻撃は主張していないという。あくまでも平和的にデモによって大衆が立ち上がることを信じている。ウズベキスタンでは1995年ごろから急速に流入し、政府の過酷な弾圧を受けることになったという。

今年五月のアンディジャン弾圧事件のとき、解放党の分派であるといわれる「アクラミヤ」が有名になった。http://kk.kyodo.co.jp/is/column/russia/russia-050627.html
イスラム解放党はフジテレビニュースJAPANでキルギスの党員がインタビューに答えていたこともあった。
イスラム解放党が中国領新疆ウイグル自治区でも存在しているというのが、先の方金英博士の報告である。
この方博士、女性であるが検索すると面白いことがわかってきた、中国国際問題研究院は諜報機関と関係しており2000年に方女史はアフガニスタンを訪れ、タリバン政権の平和と安定に感銘し、北部同盟とタリバンが連合することを望んでいたという。何らかの中国からのメッセンジャーとしてタリバンと会合していたのであろう。
方金英女史、これからも注目しよう。
http://www.hillary.org/hc/Hillary_Clinton_Forum_410_chat1.cgi

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