6月9日 ABCニュース ロイター発
アメリカは金曜日、特に中国の北京、上海、広州の三都市で自身の事業に対するテロリストの脅威があるとつたえた。
「このテロ脅威はアメリカ人が集まるクラブやレストラン、教会等や野外のリクリエーション施設、学校なども含む」と在北京アメリカ大使館ウエブサイトは報じている。
在中アメリカ大使館ウェブサイト
http://beijing.usembassy-china.org.cn/060906ua.html
中国当局は今のところ、コメントしていない。
この警告はそれ以上の詳細は表さないが出たのはイラクでザルカウィ死亡の2日後のことである。在中アメリカ大使館は11月に同じような警告を発したがそれは中国の豪華ホテルでイスラムの過激主義者が攻撃を計画しているというものであった。
以前から中国はテロの温床ではなかった、しかしそのとき中国は独立のために暴力使用を訴えるウイグル人を非難していた。
カナダでのテロ未遂事件が起こった(カワセミさんのブログ)がそのすぐ後での中国でのテロ情報!いったい何を表しているのだろう。
イスラム過激派が中国を批判していることは今まで聞いたことがないのだが、9.11前にはタリバンと中国が取引していたこともある。
もちろんウイグル独立派が(地下に潜んでいるとして)唯一の頼りになりそうな味方であるアメリカを敵に回すはずはない。逆にカナダでのテロ未遂事件と共に、中国の弾圧に利用されるのではないかと危惧される。