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引越しいたします。

ラビヤさん家族、拘束から公安監視下の自宅軟禁に。

2006-06-02 00:09:41 | ニュース

ラジオフリーアジア5月31日
AFP 6月1日

5月29日に新疆ウイグル自治区ウイグルの公安当局に拘束されたと報道された、ラビヤ・カーディルさんの家族三人に関して続報。

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http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060531

ラジオフリーアジアによれば、中国公安は短時間三人を拘束した後に、明らかにアメリカの議会関係者と会わせない目的で監視下に置いている。
阿克達工貿公司の取締役たる3人は5月30日の午後6時にウルムチ市南関派出所に召還され、尋問を受けた。
3人のうちの1人である娘のロシャングルさんは自宅でRFAと連絡を取りアクサールAksarと言う警官が「我々に協力しなければ君たちの家族を抹殺する。君たちは全て犯罪者だ。」と警告した、と言った。

二日前、公安にアリム氏はアメリカ議会チームを迎えるつもりか、と聞かれて歓迎の宴をするつもりであると答えていた。警察はもし議会関係者と会合を持てば彼の母と同じ目にあわせると言ったという。
三人は約6時間拘束された後、帰宅を許されたが3人の公安が同行し31日現在、誰にも家に入らせたり、出たりすることを禁じているのだという。公安は三人に議会チームと接触して帰宅することを許されているという報告をさせることを指図しているとウイグルの情報筋は言う。
アブデュリウム氏は昨年、公安はラビヤ一家対策として317分室という特別チームを組んでいると、指摘していた。
ある公安の宣伝処職員はラビヤ一家拘束に関して、電話取材に答えたが「そのことは知らない。」と言うに留まっている。

AFPの取材によると、アメリカ国務省高官は匿名で「ラビヤさんの家族が拘束を解かれたものの、自宅内で電話も受けられない状態でいることを懸念している。」
と答えた。
火曜日に国務省高官は「我々は新疆で彼らと接触することを図っている。」と言った。ワシントンは中国に対してラビヤさんの子息を解放し、自由な移動および行動をとらせるように説得している
新疆公安の当局者は何も知らないと取材に答えている。
ラビヤさんのアメリカ在住の娘、アクダ・ラウジさんは「三人は家族の元に返されたが、おのおのの家の外に10人づつの武装警官が配置されて自宅軟禁の状態です。」とAFPに答えた。
ロシャングルさんは電話を使うことを許されているが、彼女の兄2人は連絡を閉ざされている。「アブリキムは部屋を出ることも許されていません。」
「これはウイグル人に民主主義をもたらし、新疆の人権状況を回復させようとするラビヤさんに対する脅迫状だ。」国際アムネスティのT・クマール、アジア太平洋地区運動ディレクターは言う。

押田さんブログでこの事件に対して論評あり。

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