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引越しいたします。

世界ウイグル人会議日本語サイトが設立

2007-11-10 23:26:02 | デジタル・インターネット

全世界の在外ウイグル人組織を統括しているWUC(世界ウイグル人会議)の日本語サイトがこの11月5日に開設されていたことがわかった。

http://www.uyghurcongress.org/jp/home.asp

ラビア・カーディルさんの来日にあわせ、大きな出来事である。これまで、日本語によるウイグル情報は東トルキスタン情報センターに片寄って報道されてきたように思われる。このETICと相対しているわけではないが全世界で評価が高い、世界ウイグル人会議でも日本語の情報が発信されることはとても意義深く思える。

スタッフの方の奮闘を祈るものであります。

ラビア・カーディル紹介サイト↓

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ウイグルの隠れた真実 i-morleyビデオ ラビア・カーディルさん、J-wave出演へ

2007-10-26 23:09:40 | デジタル・インターネット

このたびFM放送のJ-WAVEでパーソナリティを勤めているi-morleyことモーリー・ロバートソン氏がこの10月21日に自身の番組Early morley birdでウイグルについて語ったようで、また「ウイグルの隠れた真実」と銘打っているビデオを公開している。
ロバートソン氏はつい最近、ウイグルを回ったようだがそのときには公開はせず、時間を置いての公開となったようだ。
ウイグル語に字幕がついていないのでいったい何が起こっているのかはっきりとはわからない。ぜひともウイグル通には分析して欲しいところである。


http://i-morley.com/blog/2007/10/post_1089.html

さて、うれしいニュースである。番組ブログによると今回来日するラビア・カーディルさんへのインタビューが決まったということである。日本の電波メディアについにラビアさんが初登場する。

i-morley(ポッドキャスティング)とEarly morey bird(日曜朝5時~6時)の二つをチェックしなければならない。

21日のロバートソン氏がどういう風にウイグルを語ったのは、よくわからないが昨年チベトロニカと称して、ウイグル、チベットを回ってレポートを行った。

モーリー・ロバートソンウイグルを行く
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070311


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東瀛論説から 「東トルキスタン独立への戦い」

2007-07-10 22:48:49 | デジタル・インターネット

久しくもうアクセスできないと思っていた中国研究者でジャーナリスト、翻訳家でいらっしゃる金谷譲さんの名サイト「東瀛論説」がアドレスを変えて健在していることがわかりました。
http://toueironsetsu.web.fc2.com/

東トルキスタン関連に興味を持っている方は良くご存知でしょうが、「東トルキスタン独立への戦い」というニューヨーク在住のジャーナリスト、曹長青氏が台湾の雑誌、台北時報に1999年にかかれた記事があります。

独立を目指すもうひとつの自治区
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET1.htm

八番目のチュルク国家を目指して
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET2.htm

中国支配のもとで滅びつつあるウイグル民族
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET3.htm

中絶のメスと核実験のはざまで
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET4.htm

新「三光作戦」 ―食い尽くし、奪い尽くし、分配し尽くす―
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET5.htm

東トルキスタンに生きつづける植民地主義
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET6.htm

狼と龍が戦うとき
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ET7.htm

我々の目標は東トルキスタンの独立だ―リザ・ベキン将軍インタビュー
http://toueironsetsu.web.fc2.com/QCao/ET/ETinterview.htm

中国の連邦国家構想を持った知識人のレポートで8年立った今でも輝きを失っていることはないと思います。
ご存知なかった方はぜひお読みください。

<iframe align="left" marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4817512679&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe>

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4817512466&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe>

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上海クライシス 春江一也著、って何これ!

2007-06-16 23:45:24 | デジタル・インターネット

日本の元外務省職員の作家とかはウイグル音痴ばっかではないかと、最近思えるようになってきました。

「上海クライシス」なるスパイ小説がこの4月に発表されたようで、ウェブ上にもいくつか紹介されて私も知るに至った。

<iframe align="left" marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4797671602&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe>著者は春江一也氏という元外交官のひとでこれまでも、東欧を舞台にした小説を何作か書いているようでありそれらはNHKFMでラジオドラマ化されているようなのでおもしろいのかもしれない。
このほど初めて中国ネタで作品が出たそうで、本屋で手にとって見たのだが、最初のプロローグ等をながめただけ判断するのは問題であるかもしれない、しかしながら小説のよしあしは別として、これはひどいといわざるを得ないようなものであった。

でストーリーはmin-minさんのブログに

とにかくプロローグで書かれている「新疆ウイグル」の認識がどういう資料を使ったのか知らないが知らない人にはもっともらしいが実際は「ハァ?」と言う記述が多いのである。

たとえば、「この地域はウイグリスタンと元々呼ばれていた。」ウイグル人人自身が呼んだこの地域の名は「アルティシャフル」あるいは「イェティシャフル」ではないか?

「20世紀にはいってから新疆は中ソの入会地のようなものであった。」
確かにロシアやソ連が影響力を行使したがずっと省制導入以来「新疆省」が半独立状態にあっただろうが、「入会地」は言いすぎだろうと思う。

「第二次大戦後すぐは新疆の1500万人のうちのほとんどはウイグル人とカザフ人」そんなに人口は多くはなかった。

「東トルキスタンの独立国家は中ソ双方によって潰された。」
東トルキスタン共和国はソ連の支援、影響が大きかったのだから、この言い方は妙。

いま、手元にこの小説がないので正確には引用できないが、おかしなことが多いのである。
大体ストーリー本編に移っても1989年当時に「東トルキスタン殉教なんとか団」がウルムチのビルで自爆テロを行うなどあの当時としては無茶苦茶だし、そのなんとか団のメンバーがすぐにアフガニスタンに入ってマスードと会談するというのも変な感じ。
もちろん購入する気にもなれず、図書館をあたってみたのだがこれが家の近くの数箇所の図書館ですべて貸し出し中、しかも何人も予約済みであったのである。そんなに人気の作家なのだろうか。こういう「ウイグル認識」が元外務省職員のお墨付きを得て大手を振っているということはゆゆしい事態ではないだろうか。日本の新疆学者の先生方の意見を聞いてみたいものである。

元外務省の人は新疆ウイグル情勢に実際興味を持ったとしてもその認識は軽いものが目に付くのである。
佐藤優に関してはすでに書いた。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070318
こちらの民主党から政治家になろうとしている元外務省の人にしても、「新疆ウイグル自治州」などという表記を指摘しても直そうともしない。
http://ameblo.jp/rintaro-o/entry-10030394893.html
また新疆は中国領になっていなければ「アフガニスタン化したであろう」などと語るがその根拠も教えてほしいものである。
とにかくウイグル=イスラム=原理主義=テロリズムと結びつける人が多いのですよ。全く素人なみ。

さて、もちろんこの「上海クライシス」ですが、もちろん推薦はいたしません。突っ込みを入れるためになら別ですが。

集英社サイトにある冒頭部分の立ち読みコーナー、(この部分の後が実際ひどいのだが。)
http://books.shueisha.co.jp/tameshiyomi/978-4-7976-7160-5.html

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産経、読売の新疆ウイグル報道07年6月

2007-06-05 21:39:27 | デジタル・インターネット

産経、野口東秀記者が新疆ウイグルを取材したのか、ウイグル情勢を報道された。ウェブ上の産経izaに掲載された。(産経本誌にも載ったのかどうかはまだ確認していません。)ラビア・カーディルさん、フセイン・ジェリル(セリル)氏のことも言及している、総論的な取材となっている。現地で被取材者のアイデンティティがわかるような報道をして大丈夫なのかとちょっと心配になってしまう。野口記者は2年前の今ごろ、その書き方を当ブログは酷評したがそれから勉強なされたのか今回はフセイン・ジェリル氏の表記以外は合格点と言いたいところだが、やはり中国公安当局の発表をそのままのところもあり、「テロ組織とウイグル族の接点」が確定した事実の如くになっているところが気になる。
しかし、公安のチームの作り方などが報道されているのはこれがほとんど初めてであると思う。
記事にある、警官が持っている制圧用棍棒とあるが、これはおそらくスタンガンの機能を持つと呼ばれる電気棒ではないだろうか。

【中国を読む】くすぶるウイグル独立派 産経iza
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/55183/

産経のほうは一応合格点として、問題は先週号の読売ウィークリー

砂漠を越え草原を越え、アジアからヨーロッパへとつづくシルクロード。その響きはいつも遥かなる旅へのロマンを感じさせる。が、中国の急速な経済成長を反映して悠久の歴史の道も大きく変わりつつある。油田開発に沸く現代のシルクロードを取材した。
 明代建造という崩れかけた万里の長城跡に沿って高速道路が延びる。かつて黒い瓦屋根に覆われた古都のたたずまいだった西安は、喧噪の大都会に。井上靖氏の小説で有名な「敦煌」、そしてシルクロードの中でも難所中の難所といわれたタクラマカン砂漠の今の姿を追う。
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/archive/07_6_10yw_moku.htm

ですって。すべて新疆の取材ではないが進展する西部大開発の宣伝記事といったところだろうか。この取材した社会部の大物の記者にはしっかり人民日報の記者がついていたようである。だいたい読売の寺村暁人記者は去年、新疆合同海外記者団についていきながら、ほとんど記事を配信しなかったという過去がある。読売は新疆関係が慎重なのは何か理由でもあるのだろうか?
編集部のブログ
http://yomiuriweekly1.hontsuna.net/article/1877510.html

どうも、久しぶりの更新ですみません。

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