平成29年2017年1月6日(金)、日本とフランスの二国間条約、「日仏物品役務相互提供協定」(日仏ACSA)締結に向けた交渉が始まることになりました。
日本の岸田外相、稲田防衛相と、フランスの外相・国防相による2プラス2がパリで開かれ、合意しました。(中国にらみ安保協力強化=ACSA交渉開始で合意―日仏)
これで、既にある日米ACSA(新条約は国会で継続調査)、日豪ACSAに続いて、日英ACSA、日仏ACSAが次々と締結されることになります。
条約には消費税免税や提供した弾薬などに不良品があった場合の返品規定などが入る見通しで、大平3原則にもとづき、国会に承認を求めることになりそうです。
集団的自衛権を解禁した、平和安保法制(平成27年法律76号及び77号)にもとづき、我が国の個別的自衛権に必要な日米・日豪のみならず、地球の裏側で肌の違う人を殺し殺される戦争に日本が参加するための、日英ACSA、日仏ACSAが結ばれることになりそうです。
もう後戻りはできなさそうです。
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(C)2017 宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
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