【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

立憲、自民党に薗浦健太郎前議員の調査または点検を要求、「議員辞職・刑事罰確定」で幕引きでも「4000万円どこ行った」立憲追及へ

2023年01月16日 21時51分42秒 | 第211回通常国会(2023年1月)
[写真]税務署でVサインの筆者、税理士さん任せですが新ビジネスモデルを思いついたときはいつも直接税務署に相談しています。今世紀になってからのハイライトは先代社長への死亡退職金をいくらにするか相談に行き、息子の立場として相続税の課税対象になりややこしいから「じゃあゼロでいいね」と源泉所得税申告書のマークシートにゼロを書き込んだ瞬間でした。

 薗浦健太郎前衆議院議員(自民党麻生派、千葉5区)と政策担当秘書の合計3名の前科が確定しました。既に議員辞職して、公民権停止3年となりました。

 与野党支持者問わず、「もういいじゃないか」となりそうですが、ところが、「4100万乃至4900万円の政治資金規正法に違反したパーティー収入過少申告と、それに見合う支出は何に使ったのか」との疑問が現職議員から湧き出ており、「実は初めてのパターンで、うやむやにしてはいけないのではないか」としています。

 薗浦前議員は、特捜部が押収していた帳簿類が返還後に国政復帰に向けて千葉選管で収支報告書を修正するのか。国税当局が麻生太郎前大臣の側近に税務調査をして所得税を課税するのか、またこれは他人事だがその現金は手元にあるのか。衆議院の所得・資産公開法は現職のみなのでさすがに修正はいらないだろう。このような声が野党から上がっています。

 泉健太代表は先週末の定例記者会見で、自民党が調査するよう求めました。泉さんは「自民党の側が自浄作用としてこういうことを明らかにすべきであって、野党が予算委員会で聞かなければそれまで何も説明しないということそのものがおかしいし、そういうことで野党の時間が取られざるを得ないというのは非常に遺憾だということです。やはりまずは薗浦氏本人の側に説明をする義務・責任もあるし、それをやはり督促をする(責任がある)のが自民党である」と語り、茂木敏充幹事長に対して調査・点検を求めました。

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