【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

岡田克也「安全保障3文書の徹底審議を優先、防衛増税反対という言葉は野党共闘のための最大公約数」「リベラルよりも政権交代ができる政党を実現する」あす10時「立・維党首会談」で新共闘文書

2023年01月17日 22時28分02秒 | 第211回通常国会(2023年1月)
[写真]常任幹事会にのぞむ、立憲民主党の泉代表、岡田幹事長、安住国対委員長、徳永エリ常任幹事会議長ら、きょう午後3時過ぎ、宮崎信行撮影。

 立憲民主党はことし最初の常任幹事会を開き、「統一地方自治体選挙国政補欠選挙対策本部」を設置しました。

 立憲民主党と日本維新の会の両党はあす午前10時、党首会談を開きます。この場で「立・維共闘」の新文書が調印される見通しです。この文書については、きょうの会議では事前に示されなかったようです。

 常任幹事会は、きょう令和5年2023年1月17日(火)午後3時から開かれました。もともと午後4時から野党国対委員長会談の予定がある安住淳さんも冒頭から参加しました。

 岡田克也幹事長は常幹ブリーフを兼ねた記者会見で、新年が明けてから、安住さんが「防衛増税反対」というワンフレーズを使っていることについて「予算委員会などで問うのは、安全保障3文書の決定についてで、防衛増税というのは最大公約数だ」と、野党を束ねるためのフレーズだと強調。岡田さんは「共産、れいわ、社民などの他の党に配慮したわけではなく、他党との共闘によって、立憲民主党の考え方が変わることはない」と述べました。

 維新が防衛力強化に賛同するのではないかとリベラル派に懸念があるとの指摘については、「私が8月に幹事長を引き受けたときは、リベラルを目指しながら、政権交代を目指して運営するのが党の信念だ」と語りました。


[写真]「統一地方自治体選挙国政補欠選挙対策本部」の看板が気をする泉代表、岡田幹事長、西村ちなみ・逢坂誠二両代表代行、大串博志選挙対策委員長、きょう午後3時半ごろ、宮崎信行撮影。

 ほぼ4年前の「草の根からのボトムアップの政治のりっけんブルー」「ふわっとした左」「立憲パートナーズ」のイメージから、衆議院1人区を前提とした「大きな塊」を立・国合流なしに実現したいとの基本方針を示しました。

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