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宮崎信行の国会傍聴記 ニュースサイト

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

[災害][予算]被災した屋根のブルーシート張りの建設業者の施工を全額国費に、政府答弁、今年度から災害救助法で

2023年06月08日 09時44分49秒 | 法律の執行状況
[写真]首相官邸と内閣府、きょねん2022年、宮崎信行撮影。

 政府は、風雨で被災し破損した屋根にブルーシートを張る作業を、建設業者が実施した際、費用を全額国費負担するように、災害救助法の運用を今年度から変えることを答弁しました。きょう2023年6月8日の衆議院地域・こども・デジタル特別委員会での公明党の中川宏昌氏への答弁。

 内閣府大臣官房審議官は次のように答弁しました。
 「近年地震や台風等によりまして、屋根や外壁等が損傷し、その後の降雨による浸水被害により、住家の被害が拡大したり、高齢者等が屋根で作業中に誤って転落したりするなどのケースが起こってきていることから、ブルーシートの展張を補助する必要性が高まっていると認識しています」と語りました。

 そのうえで「本年度から住宅の応急修理の一類型として、雨漏り等による住家の被害の拡大を防止するため、ブルーシート等の必要な資材費および建設業者団体等による施工経費、施工費用につきまして、災害救助法の負担の対象となるよう検討をしております」と述べました。

 内閣は「現在パブリックコメントを実施している」としつつも「速やかに実現を図ってまいりたいと考えております」と明言しました。

 以上です。

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