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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

【岡田克也】維新代表のおひざもとで、万博の設計変更を要求、「1月に副知事は何もできていない会場で私に予算の範囲内と語った」自民政府の増額「まったくおかしな政治が続いている」

2023年12月03日 19時30分33秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]立憲民主党の岡田克也、森山浩行正副幹事長、きょう令和5年2023年12月3日、大阪16区の南海・堺東駅前(堺市堺区)で、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の岡田克也幹事長はきょう3日(日)、大阪16区の森山浩行副幹事長を応援。災害・緊急事務局長を兼ねる森山さんに「フィリピン地震による津波情報連絡室設置のメールがずいぶん早朝に来た」と言葉を交わし後に、街頭演説をしました。

 堺市は日本維新の会の馬場伸幸代表のおひざもとですが、市役所は16区にあり、馬場さんの17区は「泉北ニュータウン」など趣は違います。岡田さん到着前に聞いたところ「大阪・関西万博は間に合うのか」という意見があり、全国世論とはやや違うかもしれません。

 岡田さんは演説でのっけから、大阪・関西万博を批判し、「まだ間に合う。設計変更をして国民の負担を減らすべきだ」と語りました。

 岡田さんは「今年の1月、万博会場を訪れました。まだ何もできていなかった。副知事や博覧会協会の幹部も来ていましたから、予算の範囲内に収まるのか聞きました。そのとき、『やります』と言ったんです。3年前に600億円追加した。それから3年間。建築資材価格も、建設現場の人件費も上がり続けてきたのに、傍観していた。2年前、1年前に見直せば変わったかもしれない。なぜ1年前、2年前にやらなかったのか。それは博覧会協会だけじゃありません。副会長誰ですか?大阪の府知事であり、大阪市長です。一時期、全額を国が持てなんて、とんでもないことを維新の皆さんは言ってきた。まずしっかり責任を感じてほしい」と述べました。

 そのうえで、自民党も含めて「まったくおかしな政治が続いている」と語り、大阪府内で唯一の立憲当選者である森山さんの16区を「旗頭にしたい」として、同党にとっては底這いから底打ちへのてごたえをかすかににじませました。

 以上です。

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