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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

立憲、あす3日目、長野5区・福田淳太候補の応援弁士として、愛知・岡崎から重徳和彦・新政調会長を急遽派遣すると発表、福井2区の辻英之候補には大串博志・選対委員長

2024年10月16日 20時17分41秒 | 第50回衆院選(2024年10月27日)
[写真]立憲民主党の重徳和彦新政調会長、きょねん2023年11月、衆議院第二議員会館で、宮崎信行撮影。

 立憲民主党は今夕、あす2024年10月17日に、長野5区の新人・福田淳太候補の応援弁士として重徳和彦・新政調会長を急遽派遣することにした、と発表しました。あすは第50回衆院選3日目となります。

 先月24日に野田佳彦・新代表から、若手の代表として新・政調会長に抜擢された重徳さんが、党本部預かりの応援弁士として発表されたのはこれが初めて。重徳さんは、愛知12区でこれまで4回選出されていて、事務所は岡崎にあります。

 また、福井2区の新人・辻英之さんの応援に、大串博志選対委員長を派遣することも決めました。

 これらは、昨夕発表分には入っていませんでした。

 長野5区は、自民前職男性の宮下さん、立憲新人の福田さん、共産新人の後藤さんの3人が出馬しています。宮下一郎さんは初入閣での農相・安倍派解体後で初めて迎える選挙戦となります。

 福井2区は、無所属前職男性の高木さん、無所属元職で山本さん、無所属元職の斉木さん、立憲新人の辻さん、共産の小柳さんの5人が出ています。山本拓さんは高市早苗さんと再び入籍したので「高市党」とみられます。

 重徳政調会長の愛知12区は、自民前職男性の青山さん、立憲の重徳さん、維新新人の中川さん、共産新人の関さんの4人が立候補しています。


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2日目、岡田克也、国替え新人女性の竹内千春候補を「弁護士だから即戦力だ」女性が史上最多は良いが誰のせいだか野党大乱立、普通の言葉が通じない政治で、信頼回復の主張を中心にすえる

2024年10月16日 19時20分38秒 | 第50回衆院選(2024年10月27日)
[写真]埼玉3区の、東武スカイツリーライン「北越谷駅西口ロータリー」で午前6時半から挨拶し、午前8時からマイクとビラで活動した、岡田克也立憲民主党常任顧問(左)と竹内千春候補(右)、きょう2024年10月16日、宮崎信行撮影。

 女性の立候補者は憲政史上最多となりました。

 第50回衆院選は2日目を迎えました。

 前回、甘利幹事長・山口代表の「安定の自公政権か混乱の立憲共産党政権か」との演説で、多くの地方の老人が「立憲共産党」という一法人が設立されたと本当に信じてしまいました。

 今回は、先月7日告示で1000人に1人の立憲民主党員による選挙、100人に1人の自民党員による選挙があり、とたんに18歳以上の国民による総選挙があるので、今すぐ主体的に考えろと言われても無理な話で、けさの東武スカイツリーライン「新越谷」駅も、総選挙があると知らない人が9割9分のように感じられました。

 10増10減で埼玉県は1増(比例北関東は変わらず)。埼玉3区は自民前職の「魔のn回生」の黄川田さん、立憲新人女性の竹内さん、維新男性の石川さん、共産の馬場さんの4名が立候補しました。前回は立憲の山川百合子さんが議席を失い、草加市長に転出しました。が、草加市は全域がまるまる埼玉14区になり「ソウカ」つながりなのか、石井啓一公明党新代表が立候補しています。埼玉3区は、前回は、千葉県の流山・野田の選挙区で斎藤健大臣に敗れた竹内千春弁護士が国替えしました。「女性候補の使い捨て」が批判される立憲ですが、竹内さんの国替えはどこのセクションが主導したかは知りませんが、かなり前職を追いかけやすい構図となっています。

 前回の2日目は小川淳也元幹事長ら四国4県を応援した岡田さんですが、今回は区割りが変わった埼玉・千葉の新人を回りました。岡田さんは午前8時を過ぎてマイクを持ち「竹内さんは弁護士で即戦力だからぜひ当選させてほしい」竹内候補は「目くらまし解散に抵抗してほしい」と語りました。候補者しぐさも、陣営しぐさも圏内のように、垣間見ました。竹内候補は仲間による主体的な取り組みから「最後の10分間は、東口でやります」と岡田さんらとかけていきました。

 細川律夫さんは消費税率の上げに向けた大臣・民自公3党協議実務者のメーンストリームにいたためか2012年に大差で議席を失いました。同期で仲が良かった岡田さんは民進党代表として細川さんに党顧問弁護士を発注していました。改革派が強かった越谷市でスガさんと仲が良い自民・黄川田さんが当選を重ねることになりました。海の無い埼玉の「旧宿場町」は連続当選しやすい傾向があります。その黄川田さんも、土曜日に高市早苗さんを応援弁士として招く段取りになっています。「石破党」でも魔のn回生が多い「コバホーク党」でもなく「高市党」ということで、政治の先行きも当面流動的な時期が続きそうです。

 30年前に「普通の言葉が通じる政治」を所信表明演説した羽田孜さんと同じ「長野3区」地域から、田村智子・日本共産党幹部会委員長がことし誕生しました。田村さんも普通の言葉を話していないような印象がありますが「消費税は廃止に向けて5%に引き下げインボイスは即時廃止する」との言葉は伝わりやすいところです。裏金か、それとも物価・賃上げか。裏金でそもそも政治が歪んでしまったから普通の言葉が通じない政治となったわけで、どちらの訴えが有権者のより幅広い世論の支持を得るかは、正直、まったくわからない首都圏の2日目です。

 なお、草加市全域が移り、八潮、三郷両市全域とできた「新・埼玉14区」は、公明前職男性の石井代表、国民民主党前職の鈴木さん、維新新人の加来さん、共産女性の苗村さん、諸派男性の高橋さん、無所属の関根さんの6名が立候補しています。





[写真]埼玉3区の、東武スカイツリーライン「北越谷駅西口ロータリー」で午前6時半から挨拶し、午前8時からマイクとビラで活動した、岡田克也立憲民主党常任顧問(左)と竹内千春候補(右)、きょう2024年10月16日、宮崎信行撮影。


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第50回衆院選で立憲の情勢調査、小選挙区100前後固めたとの見方 先週末の公示前の調査

2024年10月16日 10時23分51秒 | 第50回衆院選(2024年10月27日)
 立憲が先週末、公示前に行った情勢調査で小選挙区(定数289)で100前後を固めて上積みが可能だとする結果が出たことが、わかりました。

 公示前勢力の1・7倍となる計算。単独での政権獲得には及ばない見通し。

 追加公認を入れても自公が過半数割れ(233未満)するシナリオはなくはありません。野党大乱立による比例票掘り起こしも予想されます。初参戦の日本保守党も含めた11ブロックの比例のドント方式での議席割り振りもあり投票日深夜以降まで流動的です。

 上の写真は、2021年10月31日夜のNHK当日出口調査の結果。コロナ渦中とはいえ、NHK当日出口調査すら大外れ。社会統計学が破綻しつつあるわが国です。天下の大勢の判明は、気長に待つしかなさそうです。

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