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ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

ミサイル集中審議で防衛相「北朝鮮サイバー兵6200人」、立維臨時国会共闘合意の5本目公約達成も、維新政調会長「反撃能力で安全保障3文書を首相と我が党で協議したい」

2022年10月13日 15時58分17秒 | 第210回臨時国会 黄金の2年間 統一教会
 宏池会政権は30年ぶりということで、民主党政権よりブランクが長かったのですが、改造による求心力上昇はなく、7月からの支持率続落に歯止めがかかりません。安倍晋三さん暗殺と参院選自民改選単独過半数による民主主義の崩壊ともいえる現状です。

 立憲民主党と日本維新の会の「第210回臨時国会の国会内共闘」の追加2項目で、合計8項目中の7番目の柱「北朝鮮ミサイルに関する連合審査会」の公約がきょう達成されました。

【衆議院予算委員会理事懇談会 きょう令和4年2022年10月13日(木)】
 週明けの月曜日(10/17)と火曜日(10/18)の基本的質疑の開催で合意したとみられます。山際大志郎大臣と統一教会の関係が焦点となります。

【衆議院憲法審査会 同日】
 森英介会長のもと、自民党の新藤義孝、立憲の階猛筆頭幹事の体制になりました。

【衆議院連合審査会、安全保障・外務・拉致問題特別の各委員会 同日】
 北朝鮮ミサイル発射等に関する件が第一委員室で開かれました。菅義偉内閣・岸田文雄内閣では、拉致問題担当相を官房長官が兼ねていますが、きょうは松野博一さんは呼ばれませんでした。

 浜田靖一防衛大臣は、「北朝鮮の偵察総局のもとにサイバー部隊があり、6800人ほどいる」と答弁。これは5年前から韓国の国防白書に記述されているようです。サイバー部隊の重要インフラ攻撃への関与や暗号資産取引などについての突っ込んんだ情報はありませんでした。
 中国の「ミサイル訓練」で、北朝鮮のときのようにNSCがすぐに開かれなかったとの指摘に、防衛大臣が答弁に立ち「NSCの開催は総理が決める」としました。一般論に終始して、具体的な新情報はなかったと思います。

【参議院外交防衛委員会 同日】
 きのう付け当ニュースサイトでは書き漏らしましたが、外交防衛の第1種常任委員会も開かれました。岸田政権が12月にまとめる安全保障3文書に関して、維新の音喜多駿政調会長は「反撃能力を含めて、我が党と議論する用意があるということなので、積極的に提案していきたい」と語りました。首相が衆院本会議で馬場信幸代表に対して提案した発言を踏まえたもので、岸田さんが「立維国会内共闘」を早くも切り崩そうとした呼び水に応じるかどうか。

 国民民主党の榛葉賀津也さんは、高市早苗・経済安保担当相がBSフジ番組で、首相から「来年の通常国会では中国の名前を出さないで」と言われたと暴露したことに不快感を示しました。

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