日本を憂う!

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食糧危機の可能性

2022-06-28 07:25:50 | 政治経済、宗教、ダイエット、、グルメ、園
梅雨明けした地域もある日本国ですが、今後、雨が降らないことでの旱魃や台風シーズンなどが心配されます。
日本の食糧の基幹である米はほぼ田植えが終わり、早場地帯では7月頃から収穫が始まり、収穫が遅いもち品種や飼料用米の11月頃まで取り入れ期間があります。まずは、コメが平年作柄であれば、まずまずですが、病気や台風などで収穫が減少すると問題です。
国内では大豆の生産振興も行っていますが、地力がない、排水が悪い水田での作付けが主、ハスモンヨトウやカメムシによる害虫被害、雑草被害など難しい作物でもあり、米国などの輸入品が主です。麦類も同様に輸入中心で国産は少ししかありません。
ウクライナ問題、中国の爆買いなどで価格高騰もありますし、不作になると価格高騰がさらに増します。
トウモロコシを含めた穀類は、牛、豚、鳥などの畜産の餌としてもほぼ輸入穀物に頼っています。
米は過去生産調整をしてきて、生産抑制をしてきましたが、最近では飼料用米、米粉等加工も行ってきていますが、担い手の高齢化とリタイアが顕著となり、先行き不安となっています。
江戸時代のように飢饉などが起こらないとも言えませんが、サツマイモなどイモ類でも食べて生きていくしかないかもと感じます。
世界には飢餓に苦しむ人も多いので、粗末にしないようにして危機に備えていくしかありません、