日本を憂う!

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お人好し過ぎる日本

2024-02-23 18:41:27 | 政治経済、宗教、ダイエット、、グルメ、園
捕鯨を管理する国際組織IWCを日本が脱退して数年になりますが、現在、IWCは風前の灯のようです。
元々、欧米の捕鯨は、ランプなどの燃料として鯨油目的で漁獲しており、縄文時代以降の日本のようにすべての部位を感謝していただくという価値観はなかったようです。
日本は全ての部位を有難く頂く文化として、また資源管理を行う点からもきちんとやっていたようですが、アピールが足りていないこともあり、欧米などの言われるがままの状態でIWCの拠出金をほぼ出すなどで活動を支えて、その挙句で漁獲量も減るばかりでした。
世界の経済が豊かになるにつれ、また、欧米の過剰な動物愛護の精神に反するとその矛先として、その象徴として日本が叩かれたのだと思います。
日本は、戦後の食糧難の時期には貴重なたんぱく源として日本人を支えてくれていた食料でもありましたが、欧米の日本への文化の理解が出来なくて、また、日本が説得も出来なくてジリ貧になったと考えます。
今日、鯨も増えすぎて、餌となる魚を食べすぎて、イワシ、サンマなどの魚の漁獲量が減るなどの話もあるなど生態系のバランス問題もあるようです。
折しも、和食が世界でも認知されつつありますが、鯨を食べるのもその文化の一端なので、その火を消さないように未来に伝承出来たらよいなと思います。
また、日本は食糧自給率が低い国でもありますので、資源の有効利用、生態系の維持からも鯨文化を大切にしたいものです。
色々な意味でお人好しではなく言うべきことは言うというスタンスで頑張りましょう。




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