隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

政府の原子力災害対策本部は、議事録を作らず。

2012-01-24 | 政治

 1月22日 NHKニュースの記事です。「忙しいから議事録をつくらなかった。」という理由を真に受けるわけにはいきません。優秀な日本の官僚がそんな理由でつくらない訳がありません。数十年経ってから出てくることにならない事を祈るばかりです。

(引用) 東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡って、避難区域や除染の方針など重要な決定を行ってきた政府の「原子力災害対策本部」の議事録が作成されていなかったことが分かりました。専門家は「将来同じ失敗を繰り返さないようにするための財産が失われたという意味で、国民的な損失だと思う」と指摘しています。

 政府の原子力災害対策本部は、総理大臣を本部長とし、経済産業大臣をはじめ全閣僚をメンバーとするもので、原発事故当日の去年3月11日に設けられ、避難区域や除染の基本方針、農作物の出荷制限など原発事故を巡る重要な決定を行ってきました。

 NHKで、去年11月、それまでに開かれた21回の会議について「議事録や内容をまとめた資料など」の情報公開請求を行ったところ、公開されたのは、議題を記した1回の会議について1ページの「議事次第」だけで、議論の中身を記した議事録は作成されていなかったことが分かりました。

 NHKの取材に対し、原子力災害対策本部の事務局を務めている原子力安全・保安院の担当者は「業務が忙しく議事録を作成できなかった」と説明しています。公文書管理法は、国民への説明義務を果たすとともに政府の意思決定の過程を検証できるようにするため重要な会議の記録を残すよう定めており、公文書の管理を担当する内閣府は、原子力安全・保安院の担当者から聞き取りを行うなど経緯を調べています。

 原発事故への対応を巡っては、東京電力と政府が合同で事故対応を検討した「事故対策統合本部」でも主要な会議の議事録が作成されていなかったことが分かっており、内閣府は、この経緯についても調べています。

 公文書の管理や情報公開制度に詳しい名古屋大学大学院の春名幹男特任教授は「政府の重要な立場にあった人たちは、記録を残さないと責任を果たしたことにはならない。今回は、自分たちの失策がそのまま記録されると困るので、あえて記録を残さなかったと思われてもしかたない。将来同じ失敗を繰り返さないようにするための財産が失われたという意味で、国民的な損失だと思う」と指摘しています。(終了)


1月~3月の政治日程スケジュールはこうなります。

2012-01-23 | 政治

1月

  • 22日  フィンランド大統領選挙
  • 24日  アメリカ大統領の一般教書演説
  • 24日  通常国会召集  
  • 月内  政府・与党が社会保障と税の一体改革の素案正式決定(第一週内)
  • 月内  日ロ外相会談

2月

  • 5日  京都市長選挙 
  • 5日  豊田市長選挙(愛知県) 
  • 19日 前橋市長選挙(群馬県) 
  • 21日 イエメン大統領選挙
  • 25日 G20財務省・中央銀行総裁会議(メキシコ市)
  • 月内 復興庁設置/東日本大震災からの復興を統括
  • 月内 2月支給分から「子ども手当」の支給額が変更 
  • 月内 シリア大統領選挙

3月

  • 2日イラン議会選挙
  • 4日ロシア大統領選挙
  • 5日中国全国人民代表大会開幕
  • 6日スーパーチューズデイ/米国の多くの州で大統領予備選、党員集会が実施
  • 9日陸山会事件で小沢氏に対する論告求刑公判(東京地裁)
  • 10日スロバキア議会選挙
  • 11日東日本大震災、東京電力福島原発事故から1年
  • 19日陸山会事件で小沢氏の最終弁論、結審(東京地検)
  • 25日香港行政長官選挙
  • 25日熊本県知事選挙
  • 27日松本市長(長野県)任期満了日
  • 31日被災3県も地上デジタル放送へ完全移行(総務省)
  • 月内消費税増税準備法案を国会に提出
  • 月内TPP交渉会合(オーストラリア・メルボルン


中津川市長選は、前職破り青山氏が初当選。

2012-01-23 | 政治

1月23日、中日新聞の記事です。 

 (引用)岐阜県中津川市で市長解職の賛否を問う住民投票の直前に市長が辞職したことに伴う出直し市長選は22日、投開票され、無所属新人で東美濃農協(中津川市)前代表理事専務の青山節児氏(60)が、同前職の大山耕二氏(62)ら4氏を破り、初当選した。任期は4年。

 投票率は前回より1・19ポイント高い70・02%だった。

 市長選には新図書館建設などをめぐり大山氏の解職請求(リコール)をした市民グループ「なかつがわ一新の会」役員で同新人の藤井四郎氏(66)、同元職の中川鮮氏(74)、共産新人の木下律子氏(64)ら過去最多の5氏が乱立。リコール推進派は内部分裂で勢いを失い、自民支持層を二分した青山、大山両氏の一騎打ちだった。

 青山氏は昨年10月に着工された新図書館建設事業の中止や融和と対話の市政を掲げ、同市に中間駅が設置される予定のリニア中央新幹線を生かしたまちづくりなどを訴えた。大山氏は7年余の実績を強調し、リコール運動を招いた反省から対話の市政運営を打ち出したが、及ばなかった。

 一新の会は、リコール運動を共に進めた反市長派市議との統一候補を擁立できず、解職の賛否を問う住民投票を求めて集めた署名3万596人分を、結集できなかった。

◇中津川市長選確定得票

当 18,755 青山節児 無新<1>

  13,383 大山耕二 無前 

   7,090 藤井四郎 無新 

   5,047 中川鮮 無元 

   1,717 木下律子 共新                                        (終了)


橋下市長が、共産市議に反論!

2012-01-22 | 政治

1月19日、産経新聞の記事です。 

(引用) 「揚げ足とるようなことばっかりしてるから、共産党はダメなんですよ!」。大阪市の橋下徹市長は18日、市議会決算特別委員会に出席。質問に立った共産市議に対し、対抗姿勢をあらわにしたバトルモードで、激しい反論を繰り返した。

 記事本文の続き ある共産市議は橋下市長が知事時代にカジノ合法化を目指す国会議員らが参加した会合に出た際に「小さいころから勝負を積み重ねて勝負師にならないと勝てない」「政治家の判断はギャンブル」などと発言したことを引き合いに「考えは今も同じか」と質問した。

 これに対し、橋下市長は「根拠のないところで右、左を判断することも必要。ある意味、勝負が必要になる」と発言。「雰囲気のなかで言ったたことをいちいち全部取り上げ、揚げ足とろうとするから、共産党はダメなんです」とまくし立てた。

 また、別の共産市議の質問の際には、橋下市長側から市議に逆質問する「反問権」が認められていない議会の運営方法をめぐり不満な様子。「こんな議会だったら有権者は見放しますよ」と言い放った。(終了)


「出直し選に勝機あり」、中津川市長の辞職決断は…

2012-01-21 | 政治
12月5日、岐阜新聞の記事です。明日、1月22日投票の中津川市の出直し市長選です。ですから、結果が出る前に以下の記事を載せておきます。今年、初めての選挙です。現在6名が立候補し、激戦となっているようです。

(引用) 中津川市の新図書館建設事業などをめぐる大山耕二市長(62)のリコール(解職請求)は、解職の賛否を問う住民投票(25日投開票)前に市長が辞職、出直し選への出馬を表明したことで新たな局面を迎えた。5日の告示を控え、2日に22日付の辞職願を提出した大山市長は「リコールの目的が図書館建設を止めることに無理がある。市長は市政全体の進め方の善しあしで選ぶべき」と弁明する。住民投票を受けて立つ強気の姿勢が一転した背景を探った。

 辞職を示唆したのは先月22日の会見だった。「辞職する、しないは支援者と相談して決めたい」。発言はリコール推進派、反対派を駆け巡った。

 会見10日前の12日午前、市役所の市長応接室。大山市長と市議、地元選出の県議の5人が向き合っていた。1人の県議と反市長派市議が市長の責任を追及。市長職から身を引くことを求めた。1時間弱の会合は市長と反市長派の溝が埋まらないことを決定付けた。

 追い打ちを掛けるように19日の市長後援会の役員会は荒れた。「支援者で意見が割れ(署名を集めた)受任者もいた」「会派の意見がまとまらない」。市長派市議から厳しい現状が伝えられる。市長を支えた経済界出身の後援会長は辞意を表明。支柱を失った後援会の瓦解(がかい)を止める必要性と、形勢不利な住民投票よりも市長選に勝機を見出した辞職策が支持者に一定の理解を得ていることが、市長の方針転換を後押ししたようだ。

 辞職に反対していた市長支持グループ「中津川市の未来を守る会」の井戸俊作会長も辞職を容認。辞職表明会見があった26日朝、守る会の一部会員にも方針が伝えられた。同日夕の後援会役員会で市長が辞職を表明。直後に緊急会見を開く慌ただしさだった。

 会見後、大山市長は守る会の事務所を訪れた。ある会員は「市長の表情は明るかった」と振り返る。(終了)