こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

パパラッチ (2004)

2006年08月22日 | いかすMovie

こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 84分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (日活)
初公開年月 2006/04/08
ジャンル サスペンス/アクション

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主演したアクション映画が大ヒットし、一躍トップスターとなったボー・ララミー(コール・ハウザー)。しかし、すぐさま厳しいハリウッドの洗礼を浴びることとなった。パパラッチの挑発に乗り、暴力事件を起こしてしまったのだ。味をしめたパパラッチたちのさらなる執拗な追求に、ボーは家庭崩壊にまで追い詰められる。そんな中、パパラッチの一人が謎の死を遂げた…。

(NTT-X store商品解説より抜粋)

有名になるのも、なんだか良いやら、悪いやら。”有名税”は高くつくのね。

セレブな人間の私生活をネタにしようと、その周りをパパラッチが取り囲む。
街を歩いても家にいても、カメラのレンズは金ヅルの被写体を追い続ける。
追われる方はたまらない。

写真はこじ付け。ネタはでっち上げ。
人の気持ちも命もクソくらえ。
他人のプライベートこそがメシのタネ。
そのためだったらゴミまであさる。

う~ん。悪いぞ、悪すぎるぞパパラッチ。まさに奴らのカメラは凶器です。
鋭い刃物のごとく人の心を斬りつけますからね。

しかし、そんなセレブ俳優の逆襲がついに始まった!
やりたい放題のパパラッチどもが、今度は徹底的にやりこめられる。
ここが この映画最大の見どころ。

ダイアナ妃を死に至るまで追い回し、
多くのハリウッド・スターを傷つけてきたパパラッチ。
この映画は、メル・ギブソンによる”復讐プロデュース”か?
主人公:ボー・ララミーの姿に、なんだかメル自身がカブって見えてくる。

とにかくメル・プロデュースらしく、大胆で極端な展開で楽しめます。
深刻なテーマかと思いきや、アクション中心に割とあっけらかんと描かれているので
観終わってからそれほどドドーン!とは来ませんし。

それどころか、何日か経つとほとんどもう記憶に残っていないからね。
あらま。さすがアクション。

映画の中で、ハリウッド俳優の実名がポンポンと飛び出したり、
クレジットなしの大物が隠れキャラで登場するのも面白かった。

ただ「これで良かった」と素直に喜べないオチに、釈然としない感は残っちゃう。

ま、復讐モノだかんねー。( ̄∀ ̄*)

 

【作品】パパラッチ 【ボー・ララミー】コール・ハウザー
【製作】メル・ギブソン 【妻アビー】ロビン・タニー
【監督】ポール・アバスカル 【ウェンデル】ダニエル・ボールドウィン
【レックス】トム・サイズモア