こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

0:34 レイジ 34 フン (2004)

2006年08月24日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 85分
製作国 イギリス/ドイツ
公開情報 劇場公開 (ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月 2005/07/16
ジャンル ホラー
映倫 R-15

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パーティを抜け出しロンドンの地下鉄チャリング・クロス駅に向かったケイト(フランカ・ポテンテ)。だがアルコールのせいでホームのベンチでうたた寝をしてしまった彼女は、深夜0:34の最終電車に乗りそこねてしまう。周囲に人もおらず、さらに出口も閉められ、地下鉄ホームに閉じこめられてしまうケイト。すると途方に暮れていたケイトの前に、無人の列車が到着した。思わず乗り込むケイトだが、列車の中で見つけたのは運転手の惨殺死体だった…。

(NTT-X store商品解説より抜粋)

それにしても、この終わり方はケッサクです!
これ程までに恐怖演出を徹底させておきながら、最後にはクスッと笑わせるんだもの。

う~ん。ニクイ、ニクイ。

地下鉄ホームで酒かっくらって(って、ミニボトルだけど)寝ちまったフランカ・ポテンテ。
目が覚めたら周りには誰もいない。
エスカレーターは止まる。改札口は開いたまま、出入り口は閉鎖。

驚くね。何がって、
あちらの方はホームに人が残ってるのも確認しないまま閉鎖するのか?ってこと。
そんなワケはないか。映画の中のコトか。( ̄∀ ̄*)

さて、そんな無人ホームに地下鉄が到着。・・・えっ?
また驚くね。何がって、
向こうの地下鉄って狭いんだね。日本みたいに通路が広々してない!ってこと。
え?違うところに驚くべきだろって? そうだね。
「なんで無人のホームに地下鉄が走ってるか?」ってことだよね。( ̄∀ ̄*)

夢か現(うつつ)か分からぬこの世界。
多くの謎は解決されぬまま、ラストを迎えることになります。

とにかく目を逸らさずやっとこ最後まで観ました。
うーん。実に長く苦しい85分だった。
ワケが分からぬまま映画の中に引きずり込まれ、
気がつけば小イヌに吠えられるシーンでさえ飛び上がってしまうほどビビってる。
殺人鬼の”正体”を観る前に、ちょっと盛り上がりすぎ。

血のニオイを嗅ぎつけて集まるような どぶネズミの大群もまた不気味。
こっちゃんはとうとう手術シーンで気が遠くなってしまった。(正直、意識を失いかけた)

計算しつくされた音響の効果もバツグンに良いし、
ホラーらしからぬビビッドな色彩も、スクリーンにバッチリ映えて逆に魅力的。
そういう意味でこの映画には◎をあげたい。
でも、2回目をすぐ観るかというと、まずそれはない。

繰り返し観るには勇気がいるもんだよね、ホラーって。

とにかく、このオチを観て観て。 まず苦笑するから。
そこに辿り着くまでが辛いっちゃー辛いんだけど。( ̄ー ̄;)ふっ

 

【作品】0:34 レイジ 34 フン 【ケイト】フランカ・ポテンテ
【監督/脚本】クリストファー・スミス