こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

ランド・オブ・ザ・デッド (2005)

2006年08月17日 | しびれるMovie


こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 93分
製作国 アメリカ/カナダ/フランス
公開情報 劇場公開 (UIP)
初公開年月 2005/08/27
ジャンル ホラー
映倫 PG-12

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死者たちがある日突然ゾンビ(生ける屍)となって甦り、人間を襲ってはその新鮮な肉を貪り始めた。襲われた人間もまたゾンビとなり、やがて世界にはゾンビが蔓延しはじめ、生き残った人間はごくわずかになってしまう。そんななか、生き残った人間たちは川に挟まれた要塞都市に立て篭もり、ゾンビの襲撃におびえながら暮らしはじめる。そんな人間たちが富裕層と弱者とで対立しがちになった頃、ゾンビのほうには恐るべき変化が現れていて…。

(NTT-X store商品解説より抜粋)

オブ・ザ・デッド”はゾンビ映画の代名詞。
検索すると、「ハウス~」「フォレスト~」「ミート~」「チルドレン~」「レイク~」「ショーン~」...
とまあ、あるわあるわ。
しかしその殆んどは”まがい物”という、これまた節操のない世界でもあります。

そこで怒涛の御本家登場!
それがこの「ランド・オブ・ザ・デッド」なり。

やっぱゾンビ映画はこの人が作らなきゃ始まらない。
ジョージ・A・ロメロ監督
元祖で老舗のこのお方がついに吠えた、ってカンジ。

屍スリラー「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生(生ける屍の夜)」に始まり、
屍アクション「ゾンビ」、屍SF「死霊のえじき」。
この「ランド・オブ・ザ・デッド」は正真正銘その血を受け継ぐ”血統称つき”のゾンビ映画。
言うなれば”新時代ゾンビ知恵比べ映画”といったところ。(なんじゃ、それ?)

あのね。
ホラー嫌いの人に言わせれば、「どのゾンビもいっしょやん!」というところかもしれませんが、
ゾンビ映画にはゾンビ映画の美学芸術性がありまして。
こう、生きながら食われてゆく恐怖ですとか、噛み付かれてしまった後の哀愁ですとか、
はたまた生ける屍の大群にジワジワと取り囲まれる圧迫感ですとか、ね。
そんな演出が何よりも大切だったりするわけで。

この映画はそういう意味で、「面白い、面白くない」以前に
何より”安心感”が得られます。
名匠ロメロ作品を観ているという安心感。

まあ、死人に食われちゃうような映画に、安心感もへったくれもないっちゃないんですが、
本家のゾンビに食われて自分もゾンビになれるなら本望ですよね!(´0`σ)σ 
(・・・ですよね!って、オイ。同意をもとめるな!)

さあ、そんな「ランド・オブ・ザ・デッド」ですが、
この映画の見どころは”御本家ゾンビ”の進化具合
ついにゾンビに指導者が現れます!

仲間を引き連れ海を渡り、銃を乱射する黒ゾンビ(元ガソリンスタンド勤務)。
ゾンビ記念撮影、ゾンビ射的、ゾンビファイトと、
ゾンビをコケにし弄(もてあそ)ぶ人間ドモに窮地が訪れます。

ゾンビ以上の曲者、
ジョン・レグイザモデニス・ホッパーがバリバリ出ちゃってるのがまた(*`д´)bグッ 、なのね!

それにしても自分・・・。  こんな映画に★★★★★。

アカン、もう完全にホラー体質に戻っとるがな~。(つД`)・゜・゜。ハラホロヒレハレ

 

【三部作につづく新作】
ランド・オブ・ザ・デッド
【監督/脚本】ジョージ・A・ロメロ
【リビング・デッド・プロジェクト第3弾】
死霊のえじき
【リビング・デッド・プロジェクト第2弾】
ゾンビ
【リビング・デッド・プロジェクト第1弾】
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/
ゾンビの誕生