こっちゃんポイント ★★★
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フットボールの観戦に出かけた男女6人。スタジアムを目指し深夜に車を走らせ、途中のキャンプ場で一泊するが、不愉快な現象に悩まされる。あげく夜が明けると車の部品が抜き取られており、走れない状況に。カーリーは恋人のウェイドと共に、近くまで送ってくれるという男の車に乗り、アンブローズという小さな町へ到着する。寂れた町は人影もなく、鬱蒼とした雰囲気が漂う。すると2人の目に、丘の上にある建物が飛び込んできた。『蝋人形館』と書かれた屋敷の扉を好奇心にまかせ開けるカーリーたち。その館には、この町の世にも恐ろしい秘密が潜んでいることも知らずに…。
(NTT-X store商品解説より抜粋)
いやあ、溶ける。溶ける。あっちもこっちも。
だって、みーんな蝋(ロウ)なんだもーん、だ。
夏場、連日30℃を超える暑さでウダってるトコに持って来いの映画。
これを観れば自分の身体も蝋のように溶けるコト請け合い。
もう何もかもがどーでも良くなる。
これ、33年と53年に2回も映画化された『肉の蝋人形』の再リメイクでして。
製作は『TATARI タタリ』『13ゴースト』を手掛けた ジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスご両人。
これは彼らのホラー専門プロダクション「ダーク・キャッスル」の第5弾にあたる作品です。
さすがメリハリは十分。
面白いか、そうでないかは個人個人の趣向にもよるでしょうが、
話としては、まずまず退屈しましぇん。
『TATARI タタリ』が面白かった人なら、まあ楽しめるでしょ。
怪しいヤツは最初から最後まで怪しいし、死んじゃうキャラもあっさり読める。
そこがまた良いですな。
謎解きの底はそれほど深くはないものの、
痛々・シーンも数多く、ビックリ・シーンもセクシー・シーンもシッカリチャッカリ入ってますので、
根暗に一人でコソコソ観るよりは、仲の良いオトモダチとのホラー大会向けといったところ。
さて。
問題はびみょ~にヘタクソな蝋人形。
もしかして、これってご愛嬌?
メインの蝋人形以外、手を抜きすぎではないかい?
もし日本でリメイクの予定があるならば、その辺のクオリティをぜひ上げて欲しい。
もちろんゲスト蝋人形で、”閣下”も作って欲しいと思うのであります。
【作品】蝋人形の館 ![]()
【カーリー】エリシャ・カスバート ![]()
【製作】ダーク・キャッスル ![]()
【ニック】チャド・マイケル・マーレイ ![]()
【オリジナル】肉の蝋人形 ![]()
【セレブ出演】パリス・ヒルトン ![]()