こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

昨日に続き・・・・・

2005年05月31日 | だいあり
いやぁ。めっちゃ忙しいワン!

今日もまたまた、ガンバロー!ご来場の皆様、ありがとね。頂いたコメントはちゃんとお返ししますが、なかなかパソコンの前に座れないもので・・・・・


人気映画・TVBLOG  ← 忙しいのに、こんなとこ行ったりしました。(おいおい!そんなヒマあんのか!?)

それじゃあ、またねぇ~

お部屋、模様替え中~!(^o^;

2005年05月30日 | だいあり
こんにちワンっ!こっちゃんですっ!
今週から来週の前半にかけて、お部屋の模様替えと雑務に追われてしまい、記事更新が毎日出来ないかも?

映画みちゃってコーナーお家を映画館みたいにシリーズは、出来るときに少しずつやって行くつもりです。

あ!今週と来週だけね!

そんなワケで、こっちゃん只今、奮闘中なのであります 

戦国自衛隊1549 (2005)

2005年05月28日 | ひょえーMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

試写会

上映時間 119 分
製作国 日本
公開情報 東宝
初公開年月 2005/06/11
ジャンル SF/アクション/時代劇

陸上自衛隊で秘密裏に行われた人工磁場発生器の実験中に、神崎怜2尉(鈴木京香)の判断ミスによる大規模な暴走事故が発生。的場1佐(鹿賀丈史)率いる実験部隊は時空の震動に呑み込まれ、460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。やがて、過去への過干渉が原因と思われる虚数空間「ホール」が日本各地に出現。一般市民には極秘にされたが、「ホール」は次第に成長し、現代日本をじわじわ侵蝕し始めていた・・・。
(作品資料より抜粋)

映画と言うのは、全くもって色々あるものですね。ロマンス、コメディ、ホラー・・・・。そのどれもが、その作品の持つジャンルなりのドラマを展開させ、私達を楽しませてくれます。不思議なことに、観た直後、すぐにレビューを書きたくなる作品もあれば、ちょっと頭を冷やしてから振り返りたい作品もあります。
この「戦国自衛隊1549」は今週の木曜日に試写会で観た映画。少し頭を冷やして振り返ってみました。・・・みたのですが、どーもねぇ。(笑)

もうタイトルでお分かりでしょうが、この映画は1979年に製作された角川映画「戦国自衛隊」のリメイク作品。原作も新たに書き直し、俳優陣もガラリと変えての、再挑戦です。さてさて。これはどうしたものか。

本当はね、元になった「戦国自衛隊」のビデオを観てそれからこのリメイクを観たかったんです。ところが、どういうわけかビデオがレンタル屋にないのね。これは、TSUTAYAの陰謀か?はたまたGEOの策略か?とにかく今となっては子供の頃に観たおぼろげな記憶に頼るしかなさそうです。

まずですね、オリジナルと比較すればそりゃ映像は進化はしています。それは良いとしても設定がずいぶん変わっていませんか?これが新しい感覚なのでしょうか?原作は今年話題になった映画 「ローレライ」の原作者によるもの。若い世代にウケている作家さんです。ヒネリという点では確かにヒネリのある展開を見せてはいますよね。言うなら、この映画は原案は同じ、でも原作は全然別物なのだと言えるのでしょうね。(小説は読んでいません)

「2年前に戦国の世へ飛んでしまった自衛隊と引き換えに、一人の武士がこの世に来て生きていた!」というオマケは面白いっちゃ面白い。しかしながら、何故か本作には素直に感情移入できない「何か」があります。はて?それは、何でしょう?

致命的な要因の一つに江口洋介キライもありますけど。鈴木京香さんもイマイチなんだかな~でしたねぇ。鹿賀丈史さん、的場浩司さん、嶋大輔さん、伊武雅刀さんはこっちゃんには良かったです。宅麻伸さんは、かなり濃いキャラでビックリでしたが。あと「世界の中心で愛をさけぶ」のヒロイン、綾瀬はるかちゃんも適役かな。でも一番良かったのは北村一輝さん。「自衛隊と引き換えに現世にやってきた一人の武士」というのが彼でした。タランティーノ監督の「キル・ビルvol.1」にも、チョイ役で出てましたね。

今回の試写会は非常に男性が多く、しかもそのほとんどが中・後年の世代の方に見えましたが、モトの戦国自衛隊ファンには今回のリメイクはどのように映ったのでしょうか?

こっちゃん的には千葉真一さん主演の前作の方が、ずーーーーっと良い出来のように思えてなりません。昔観た衝撃の大きさもあるでしょうが。

あぁ 千葉さん。「ソニー」なんて名乗ってないで、邦画を盛り上げる為に帰ってきてー!

《2006.07.09記事改訂》


【作品】 戦国自衛隊1549


初恋のきた道 (1999)

2005年05月27日 | めっちゃ好きMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★★★(金犬賞受賞)

こっちゃんシアター

上映時間 89 分
製作国 アメリカ/中国
公開情報 SPE
初公開年月 2000/12/02
ジャンル ドラマ/ロマンス

町からやってきた若い教師ルオ・チャンユーに恋して、その想いを伝えようとする18歳の少女チャオ・ディ(チャン・ツィイー)。ディは手作りの料理の数々にその想いを込めて彼の弁当を作った。やがてその気持ちに彼も気づき、いつしか二人の心は通じ合う。しかし、時代の波「文革」が押し寄せ二人は離れ離れに。少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けるが・・・・・。
(作品資料より抜粋)

今や世界のスターとなった【アジアン・ビューティ】こと、チャン・ツィイーのこの作品を観ました。たぶん5回目くらいの鑑賞になると思います。やっぱり泣いてしまいました。 また、こっちゃんが初めて泣いた中国映画でもあるんです。しかも、大泣き!(笑)この映画一本でチャン・イーモゥはスゴイ!」という思いになれますね。何度観ても胸が熱くなり、しめつけられるような想いが突き刺さるのです。今日現在、過去観た中国映画の中で、お気に入り映画を1本だけ選ぶなら間違いなくこの作品を選ぶでしょうね。そんな大切な心の映画でもあります。

この映画、最初の10分は現在の物語で始まります。田舎村の学校を再建するため金策に走り、吹雪の中、心臓病に倒れた父親の死に駆けつけた息子と、悲しみに暮れる母親のシーンです。
隣町の病院にある遺体を車で運ぶという村長の意見に絶対に耳を貸さない老いた母親。「何としても、担いで父さんを連れて帰る」と泣きじゃくります。そんな様子が、ひたすら淡々と白黒の映像で描かれて行くのですね。

母親がそこまで頑なに遺体を担いで帰るというのは、「担いで帰れば、魂に家路を見せることが出来る」という、この土地古くからの言い伝えを信じているからです。冒頭いきなりそんな話を見せられてもこちらは、「我が儘なお婆さんだなぁ」程度に思ってしまい、たった一人の母親をも説得出来もしない頼りなさげな息子が哀れにも見えます。

しかし、回想シーンに入ったとたん!今までモノクロだったやり取りは鮮やかなカラー映像として広がり、そこで描かれる春の香りや、紅葉に色づく秋の美しい景色に惹きこまれてしまいます。そしてそんな景色にひけを取らないほど美しい『初恋』の物語が綴られ始めるのですよね。まだ幼いとも言える少女の恋心を、この映画は優しく優しく描いていきます。

特に印象的なのは水汲みのシーン。自分の家から遠い学校近くの井戸まで、毎日水桶を担ぎに来る彼女。そんな井戸で水を汲んでいる最中、学校から先生が水を汲みに来る様子に彼女は気付きます。そして、せっかく汲み上げた水を慌ててまた井戸の中へ戻す。先生と一緒にお話をしながら水汲みをしたかったんですね、彼女。この可愛らしく純粋な恋心!これこそが『初恋』のイメージではないでしょうか。

歩いているときも、布を織るときも、水を汲むときも、料理を作るときも・・・・・、彼女の想いは先生のことだけ。チャン・ツィイー演じるディの黒い瞳には、何の濁りもありません。 切なく、優しく、暖かい想いを抱くディの姿が、あまりにも美しすぎる映像と、切なすぎる音楽に包まれて、村中の野山を走り回ります。「身分が違うんだ。あきらめな。」と言っていた、盲目のディの母親が、悲しむディのために割れた食器を瀬戸物修理屋に頼んでくれたのも、心温まる名場面ですね。

90分に満たない短い映画ですが、その短い時間の中には数え切れないほどの名場面と、美しい『初恋』の想いが詰まっています。まるで初恋の宝石箱のような映画ですね。 

先生が初めてこの村にやって来た初恋のきた道は、父と母の長年育んだ愛が家路につく道___

誰もが、かつて持った『初恋』の時の純粋な気持ち。時代や、形は違ったとしても、この想いは人の心としてに共通に存在するものだと信じています。

《2006.07.09記事改訂》

 
【作品】 初恋のきた道


僕の彼女を紹介します (2004)

2005年05月26日 | ふつーMovie
 

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★

こっちゃんシアター

上映時間 123 分
製作国 韓国
公開情報 ワーナー
初公開年月 2004/12/11
ジャンル ロマンス/コメディ

救いがたい思い込みとカン違いで職務に励む熱血婦警のヨ・ギョンジン(チョン・ジヒョン)は窃盗犯の男と思い込み、別な男を誤認逮捕してしまう。なんと彼は、善良な市民の高校教師ミョンウ(チャン・ヒョク)であることが判明したのだった・・・。
(作品資料より抜粋)



チョン・ジヒョン主演の人気作品に手を出してみました。『猟奇的な彼女』の影響もあり、多くの期待を集めた彼女の新作。いかがなものでしょうか?

「僕の彼女を紹介します。」というのは、この高校教師ミョンウの言葉。この映画の観客は、思わぬところでこの台詞を聞くことになります。コメディ仕立ての誤認逮捕劇の結果知り合い、付き合うことになった二人。その恋愛風景はドタバタそのもの。見ているコチラとしては、さすがに男のミョンウの方に同情心を向けずにはいられません。

手錠でつながれたまま麻薬犯逮捕に付き合わされるわ、異常に味付けの濃い手料理を食わされても美味しそうな顔をさせられるわで、もう大変。それでも何故か、楽しそうな彼。雑誌の1ページをちぎって折った、紙ヒコーキで彼女にイタズラを仕掛けたり、プレゼントに用意した皮千得(ピ・チョンドゥク)の本のページに、彼女と自分のパラパラ・マンガを作ったり・・・。そんな無邪気な彼の姿を見て、こちらも幸せな気分を味わうことが出来ます。どしゃ降りの雨の中で、小さなカラ傘を手に踊る二人のシーンは、強く印象に残りますネ。

よく言えば勇敢。悪く言えば無鉄砲な彼女・ギョンジンの正義感に、ひたすら付き合う彼・ミョンウ。観はじめて誰もが思うはず。あ!これ『猟奇的な彼女』そのままじゃんっ!まさに、その構図の再現ドラマです!まるで、『猟奇的な彼女』の続編を見ているかのような前半は、とっても楽しいですね♪何度も大笑いしてしまいました。ミョンウ役のチャン・ヒョクは、『英語完全制服』でも同じ顔、同じ髪型で見ましたが、断然こっちのキャラが似合ってる!困った顔の上手な役者さんですね~。

しかし、そんだけ笑えるこの作品、
後半はガラリと変わって行く展開を見せます。いきなり訪れるシリアスな展開・・・・。まるで予期しなかったこの展開。現実を受け止められず、自殺に走るギョンジン自分が思っていた以上にミョンウを愛していたことに初めて気がつきます。死にたい願望に取りつかれた彼女は、薬物自殺、飛び降り自殺と、何度も命を捨てようとするのですが、どうしても死に切れない。そんな時にいつも彼女の目に入る紙ヒコーキ。それはあの時の彼が折ったものだったのですね。突如、彼女の脳裏に彼が生前残した言葉が蘇ります。うわ、良いですねココ。

僕は前世は風だったと思う。僕がいない時に吹く風は僕だと思って。死んだらまた風になりたい・・・。」

「風になって傍で見守る」って何か素敵な話ですね。そんな彼の存在を感じたくて、風車をいっぱい作りお部屋中に飾る彼女が印象的に映ります。”彼”が吹いてきてパラパラ・マンガをめくったりするシーンなんかも、追い討ちで涙を誘います。さらには白い鍵盤だけのピアノなど、彼の優しさが以前の何倍にもなって彼女を包み込む・・・。そんな名シーンばかりを寄せ集めて作られたような映画です。 

ただ、ストーリー的にはこっちゃんは、
『猟奇的な彼女』の方が数倍好きですね~♪この映画は、猟奇的なチョン・ジヒョン・キャラファンの為の映画という感じがします。この作品からは、『猟奇的な彼女』で出し切れなかったイメージ・ショットを片っ端から出し、それをストーリーで結んだような仕上がりを感じました。だから作品の質的には『猟奇的な彼女』の方が上でしょうね。

名曲
ノッキング・オン・ヘブンズ・ドアの女性ヴォーカルによるカバーヴァージョンや、可愛らしいピアノ音楽なども素敵ですし♪
ただーし!”X-JAPAN”だけにはチョットひいてしまいました。むむ。

『猟奇的な彼女』でチョン・ジヒョンのファンになった人にオススメしたい映画です。

《2006.07.09記事一部訂正》


【作品】僕の彼女を紹介します



リプレイスメント・キラー (1998)

2005年05月25日 | ふつーMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★

こっちゃんシアター

上映時間 87 分
製作国 アメリカ
公開情報 COLTRI
初公開年月 1998/10
ジャンル アクション

刑事スタン(マイケル・ルーカー)に息子を殺されたチャイニーズ・マフィアのボスであるウェイは、そのスタンに対して報復の殺害をジョン・リー(チョウ・ユンファ)に命じた。しかし、あろうことか彼は、標的に対してトリガーを引くことが出来なかった。ウェイの司令に背いてしまった彼はその日から命を狙われることになってしまう。息の根を止めようと執拗に追い回すマフィアから身を守ろうとするジョンは、国外逃亡に協力してくれた女パスポート偽造職人のメグ(ミラ・ソルヴィーノ)と供に、壮絶な戦いに巻き込まれて行く・・・・。
(作品資料より抜粋)

チョウ・ユンファのハリウッド進出第一弾の、懐かしいこの作品を観ました。お友達のふしみさんのコメントでじゃあ、久しぶりにちゃんと観るかぁなんて気になったので。(単純)
あ、それと最近ホームシアターの画質調整にハマってまして。色鮮やかなこの作品を調整TESTに使ったりしています。ハイ。ま、そんなわけで感想を書きませう。

この映画、賛否両論でしょうね。こっちゃんの勝手な予想は否50%、賛20%・・・・残り30%は勝手にせいやっ!って感じの評判だったのでは?、と。(笑)公開当時、「映画史上、最も美しい銃撃戦」などと謳われたキャッチで観客を集めたこの映画。え?ホントに?ってカンジでもありますが。ところが、そんな本作。意外にもこっちゃんは好きなのですよ。お陰でちゃっかりDVDまで持っていますからね。(そりゃ画質調整に使うくらいだもの)

ストーリーとしては、これ以上無いって程、単純明快。その気になれば、至る所ツッコミ放題!という面白さではあります。 腕利きの殺し屋を演じるチョウ・ユンファは、こっちゃん的にはどうしても小林旭の兄弟に見えてしまったりするんですが、この映画のヒロイン的ジャジャ馬娘のミラ・ソルヴィーノがとにかく美しいので、それに免じて許します。(笑)この映画、ミラ・ソル・ファンならのけぞること間違いなしですよ。(ほんとか?)至る所に彼女のブロマイドが出来そうなサービス・ショットが散りばめられています。(だからホントかって?)

そもそも、国外へ出るために必要な偽造パスポートを作ってもらうために、紹介屋を通して彼女のところへやって来たチョウ・ユンファ。その紹介屋が口にした「面倒な女だから滅多に使わない」と言う言葉が、こんな風な展開に結びついて行くとは思ってもみなかったでしょうな。彼女と会った途端、マフィアが追っかけてきていきなり大銃撃戦!そこから逃げる、撃つ。逃げる、撃つで大忙し。それでもまだ偽造パスポートを作ろうと、ゲームセンターで3分写真を撮ろうとする二人を、今度はマフィアの刺客がやって来てまたまた乱射!行くとこ行くとこ銃弾の洪水に呑み込まれそうな勢いです。エライ散らかるわぁ。

しかし、さすがスゴ腕の殺し屋チョウ・ユンファ。そんなヘナちょこ弾になんて一発も当たらず、(笑)逆にこちらの銃弾は片っ端から命中。そんなこんなで、マフィアや刺客連中を次々と倒していきます。ひたすらムダ弾を撃ちまくるマフィア団を見ていると、本来震え上がるほど恐ろしいハズの軍団が、なんだかヤラレ役のエキストラに見えてくるからアラ不思議。ま、とにかく頭をカラッポにして楽しめるガン・アクション映画に仕上がっていますヨ。

監督は、本作が初めての監督作品となるアントワ・フークアという人。さすが映像畑出身!というだけあって、ライティングやカメラアングルには中々の美しさがありますね。製作総指揮を「フェイス・オフ」のジョン・ウーがつとめます。銃撃戦のシチュエーションを見れば、「いかにも彼やんけ」といった出来栄えですからね。

テンポも良く、この話でこれ以上の作り込みは必要ないかとも思いますが、「男たちの挽歌」のチョウ・ユンファ、期待の一作なんて思いで観るのはお止め頂いた方がよろしいかと思います。極度の失望感に襲われる危険性がありますよ。くれぐれも、ご注意を。

まぁ、ちまたの毒舌評では「ミラ・ソルヴィーノ台無し」とか、「ミラはユンファのお飾り」なんて言われちゃってるようですが、「いやいやそんなコトはないよ」と、こっちゃんは言いたい。きっとミラ・ファンなら分かってくれるはずです。

ま、自分のお気に入りというだけで、あえて誰にもオススメしませんが、ね。(笑)

《2006.07.09記事更正》
 


【作品】リプレイスメント・キラー

 

 


この森で、天使はバスを降りた (1996)

2005年05月24日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★★★

こっちゃんシアター

上映時間 116 分
製作国 アメリカ
公開情報 東宝東和
初公開年月 1998/01
ジャンル ドラマ

ある冬の夜。パーシー(アリソン・エリオット)はたった一人で田舎町のバス停に降り立った。古ぼけたレストラン『スピットファイヤー(戦闘機)グリル』で働き始めた彼女に、住民達は好奇の目を向ける。しかし、彼女には誰にも言えない暗い過去があったのだった・・・・。(作品資料より抜粋)

誰もがこの邦題に心惹かれて観るらしいですね。こっちゃんも単にタイトルに惹かれてレンタルしたのが最初。「天使好き」なので。(笑)その後、何度観たでしょうか?もうハッキリとその回数は憶えていませんが、たぶん軽く20回以上は観ているはずです。

原題はこのレストランの名前である『ザ・スピットファイヤーグリル』

「ハイ。こちらメイン州観光局です。」そういって電話を取り観光案内をするパーシー。しかし、そこは刑務所の中での観光案内サービスの仕事であるとすぐに分かります。物語は、そんな彼女が刑期を終え、ギリアドという小さな町にやってきたところから始まるのでした。

何しろこんな小さな町ですから。唯一の楽しみと言ったら「人の噂話」くらいのもので、パーシーがやって来たその日から町人の興味はスッカリ彼女に集中します。保安官の紹介で、年老いたハナが一人で切り盛りするレストランで住み込みで働くことになるパーシー。興味津々の町人。「いったい何処から来たのか?」「どんな人間なのか?」そんな好奇な目で見る皆の前で彼女は「私は5年間刑務所にいた」と堂々と公言してしまうのでした。

その後の人の反応は様々です。過去を知っても心優しく接する者。その事実に面食らう者。露骨に警戒心を抱く者・・・。しかしハナを初めとして、ネイハムの妻であるシェルビーとの暖かい気持ちの触れ合いによって、パーシーは少しづつ心を開いていくのでした。このあたりはお約束といったところでしょうか。
ところがパーシーが何の気なしに言った一言が、町中の人が手紙を回し読みする光景に結びつく。これには胸が熱くなってしまいました。 良いですね、ここが。

そんな物語はあろうことか悲しい事故に結びついてしまいます。 人々の暖かさや不信感の間に置かれ、微妙なバランスで保たれていたパーシーの生活。最終的に観ればこれは悲劇ですが、でも最後にはほっこり感動気分になれますよ。

こっちゃんの大好きな映画です。

この作品、1996年サンダンス映画祭観客賞受賞。映画祭での上映後、5分以上もスタンディング・オベーションが続いたらしいですね。
こっちゃんもやっぱり泣いちゃいました。

《2006.07.09記事訂正》

 
【作品】この森で、天使はバスを降りた


ターミナル (2004)

2005年05月23日 | ふつーMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★

こっちゃんシアター

上映時間 129 分
製作国 アメリカ
公開情報 UIP
初公開年月 2004/12/18
ジャンル ドラマ/ロマンス/コメディ


クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人で、建築家のビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。  

(資料より抜粋)


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こっちゃんも何度か飛行機を利用したことがありますが。

ん?誰ですか?今、「アンタ荷物室に乗るの?」なんて言ったのは?
何を言ってるんですか?ファーストクラスに決まってるじゃないっ!
だってアータ。天下ゴメンのこっちゃん様ですよ!もうっ!

そんな話はさておいて空の玄関と呼ばれる『空港』。こういう映画を見るとチョット不思議な場所にも思えてきたりします。だってね、あれだけの多くの人がソコに居ながら、そのままその場所にズ~ッと留まる人など誰もいませんものね。(当たり前)

しいて言うなら台風で欠航とか、キャンセル待ちなんて場合くらいでしょうか。それにしたってせいぜい「何日間」かってトコでしょう?この映画のトム・ハンクスみたいに何ヶ月も滞在なんてそもそもあり得ない訳で。
ま、「そんなコトあるかいなっ!」という面白さを描いた映画がこのターミナルです。

言うなれば、お家の玄関で生活するような羽目になってしまったこの不運なクラコウジア人ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクスは、とっても真面目で暖かい心の持ち主。なんと彼がアメリカに降り立った直後 祖国で起こった軍事クーデターにより、事実上 国自体が消滅!急遽「アメリカとクラコウジアの国交が無くなってしまう」という、前代稀に見る不遇に出くわしてしまいます。

このままでは、飛行機で帰ることもアメリカの街へ飛び出すことも出来ない!

そんな彼に向かって、空港警備局の主任ディクソンスタンリー・トゥッチ)は、無責任にもここ(空港)に留まるように」と告げます。さあ、そこからビクターの空港生活が始まるのでした。

改装中の67番ゲートに寝床を作り、毎朝トイレで髭をそり、体を洗い、空港内をバスローブで歩くトム・ハンクスの姿がとってもコミカルですね。チョットだけ、一昔前のコメディ路線トムに出会えた気分になりました。対して、不幸な彼に何の同情心も見せず、ただ厄介払いをしようと手をこまねくスタンリー・トゥッチの存在が、これまた上々なほど憎らしい。余計にトムのキャラクター性を引き立ててくれます。しかし、そんな冷遇にも負けないビクターは素晴らしいですね。ん?それとももしかして”天然”でしょうか?

9ヶ月以上もココで生活した『どこへもl行けない異国人』の彼は、その間この空港から一歩も出ることはありませんでしたが、そこでは様々な人々との出会いがあったり、チョットした事件に出くわしたり、恋のキューピッドにもなったりと、退屈はしない生活がありました。ともすると、ここが空港であることを忘れてしまうほど意外に楽しげな毎日を送ります。

しかも彼、気が付けば一躍『空港』内での人気者になっちゃってるし。(笑)空港内で仕事も手に出来たし、美しいスッチーキャサリン・ゼタ=ジョーンズ)とのつかの間の恋まで手に入れちゃってるし。良いことずくめ。(笑)しかも真面目に9ヶ月も待ったその理由が、という”ピーナッツの缶の中身”の為だったというのがいかにも『彼』らしくて好感が持てるオチ。

え?缶の中身は何かって? 「ジャズが詰まっている」らしいですよ。(* ̄◎ ̄*)
あとはどーぞ、ご自分の目で確かめて下さい。

それにしてもキャサリン・ゼタ=ジョーンズと、トム・ハンクスのキスシーンが、あんなにも美くて素敵だったとは!意外や意外♡ これ良かったんじゃないでしょーか。
特別泣けるわけでもないですし、感動に押し潰されるほどの名作というわけでもありませんが、トム好きの、こっちゃんには結構楽しめる作品でしたね。

《2006.07.09記事改訂》

 【作品】ターミナル

 


ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (2005)

2005年05月21日 | いかすMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★★

映画館

上映時間 102 分
製作国 アメリカ
公開情報 FOX
初公開年月 2005/04/23
ジャンル サスペンス/ドラマ/ホラー

彼らの愛する妻であり母だったアリソンが、自ら命を絶った。浴室で手首を切り、血塗れになった母の姿・・・・。それはまだ9歳のエミリー(ダコタ・ファニング)が受け止めるには、あまりに大きな衝撃だった。すっかり心を閉ざしてしまうエミリー。心理学者であるデビッド(ロバート・デ・ニーロ)は幼い娘の心の傷を癒そうと、エミリーと飼い猫のセバスチャンと共に、ニューヨーク郊外の湖のほとりある静かな町に移り住む。しかし、エミリーは周囲と打ち解けようとせず、いつしか地下室で“見えない友達”と遊ぶようになっていく・・・。
(資料より抜粋)

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恐かった。(笑)

さっそく余談ですが、(笑)こっちゃんのお家はシネコンまで車で5分のトコロにあります。だから、あらかじめチケットを買っておいた場合、10分前に家を出ればOK!余裕でジュースとポップコーンを買って、指定のシートで映画を楽しむことが出来ちゃいます。うらやましいですか?おや?何故だか「恨めしい~」という声が聞こえて来ますが。(笑)

しかしながら、そんなトコに住んでいると逆に足を運ばないものでして。(笑)今回ホント久々にそのご近所シネコンに行ったわけです。このハイド・アンド・シークを観るためにね。鑑賞はもちろん。格安レイトショーですよ。

まぁこの時期まで観ないでジラしてきた作品ですので、そのシネコンではとうとう上映最終日となってしまったのですが・・・。そんな映画の感想ですが、コレって思っていたより遥かに上出来なホラーに仕上がっているじゃぁないですかっ!正直、観る前までは余裕シャクシャク。鬼でも何でも来いやっ!って気持ちだったんですけど、その古典的な演出にすっかりハマってしまいました。

何と言っても音響が巧い!古臭く何処かで聞いたことのあるような・・・・。そう、例えるなら「13日の金曜日」とか「死霊のはらわた」とか、あんな類のホラーミュージックがバックに流れるんですよね。やっぱりホラーはこうでなくっちゃ!そんな懐かしい思いが蘇ります。

ああ、こんなイヤ~~~な感じは久しぶりだなぁ。途中で「もう止めてぇぇぇぇぇっ!」って叫びたくなるような心地良い怖さ。さも自分がその恐怖の家の中で一緒に見ている錯覚を起こし、本気でその場から逃げ出したくなるような。そんな恐怖感が遠慮無しに襲われました! もう、この作品のレビューはあちこちで観ることが出来るでしょうが、ホラーが絶対的に苦手な人はやっぱりダメ!でしょう、コレ。そんな方には無理にはオススメしません。

でも「ココ最近マトモなホラーを観てないナァ」なんて思っている人には、是非一度観て欲しい作品ですね。ちまたの噂でシックス・セ○スみたい」だの、「シャ○ニングっぽい」だの言われてたって気にしないで下さい!そうかどうか、是非その目で確かめて下さいませ。(こなれた人にはそれほど怖くないかもしれませんが)

これは先日観たフォーガットンのように、完全ネタバレ禁止作品だとも言えますが、この話は事実が分かった後も気が許せない部分もあって、最後の最後までなかなか侮れない展開になっております。

ただ、キャスティング的にはちょっと不満というか大いに疑問もあり、ロバート・デ・ニーロは、ダコタ・ファニングの父親というには、年齢的にさすがに厳しい感アリアリでしょう?しかも、この2人のショットを見てると無意識のうちに自然とダコちゃんの方へ目が行ってしまい、デニ郎さまが霞んでしまう。(汗)役者としてのキャリアはデニ郎さまの方が遥かに上のハズなのに、そのオーラも跳ね除けるほどのダコちゃんパワーに圧倒されてしまいました!(ていうか買いかぶり過ぎかもね)

だって、この映画の彼女。はじめは本当に可愛いんですよ。ママとおやすみ前のかくれんぼをしている時の無邪気な子供らしい顔ときたら。それが《見えない友達チャーリー》の登場のお陰で、ドンドンとやつれて行くんです・・・・。気がつけば、ああっ!アナタ!目の下にクマなんかできてるぢゃないですかっ!可哀想すぎます。

そんなダコちゃんが父親以上に気を許す女性キャサリン役にファムケ・ヤンセンが登場しますが、意外にも彼女の存在に救われます。時には母親のように優しく、そして時には見えない悪魔にでも立ち向かうがごとく頼もしく・・・・と、この作品では他の出演作に無いほどの輝きっぷりを見事に披露してくれましたね。更にはインヴィジブルリービング・ラスベガスで注目を浴びたエリザベス・シューお姉さまもご出演。ファムケ姉さんの黒い瞳や髪とは対照的な魅力を振り舞いてらっしゃいましたヨ。

そんなこんなで、この作品。ラストだけに縛られず、作品全体のホラー感覚を楽しめる作品となっております。この作品で、ひたすらオチだけを詮索し、「オラ、途中で見破ったもーん!」なんて威張っちゃうのはチョット野暮な感覚のような気もしますね。言わずともこの話のオチなんて、誰だってある程度想像はつくでしょうから。
見終わったら「あ、やっぱり!」なんて言っちゃうかもしれませんね。」

それでもあのラスト。ダコちゃんが最後に描いた絵には鳥肌が立ってしまったのです。
おお。恐ろしい。  

《2006.07.09 記事一部改訂》

 
【作品】ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ

 


笑の大学 (2004)

2005年05月20日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★★★★

こっちゃんシアター

上映時間 121 分
製作国 日本

公開情報

東宝
初公開年月 2004/10/30
ジャンル コメディ/ドラマ

舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。国民の娯楽である演劇は規制され、台本も上演前に検閲を受けていた。そんな時代に、警視庁の取調室で出会った2人の男。それが、生まれてから一度も笑ったことがない男であり、情け容赦ない検閲官・向坂睦男(役所広司)と、ひたすら笑いに命をかけ、劇団【笑の大学】座付作家の椿一(稲垣吾郎)であった・・・・・。 
(資料より抜粋)

NTT-X storeでCHECK!

いや~~~~!面白い!笑った!笑った!ぶらぼー!三谷ワールド!
彼の作品には『独特な笑い』が存在しますよね。何とも上手く表現し難いのですが。

とりわけ、この作品は、役所広司という役者があってこそ成り立っているようなところがありますね。見るからに感じる「彼」の生真面目さこそが”最大の笑い”になっているようです。とにかく役所サン。Shall We ダンス?でも、彼の不器用そうなキャラクターに惚れ込みましたが、本作品で改めてその魅力のになってしまいましたヨ。

検閲官の向坂(さきさか by 役所広司は大の堅物。椿(つばき by 稲垣吾郎が「来る途中美味しそうだったので」と差し出した今川焼を、「これは賄賂だ!」とのっけから拒否するほどの真っ直ぐさであります。この時代に「笑い」など必要ないっ!と、喜劇作家の台本をバッサ、バッサと斬り捨てます。一部削除でOK!が出るならまだマシな方。ところが椿の台本は、向坂に言わせれば「全てがダメすぎる!このままなら不許可だ!」という出来栄えらしい。

何しろ、台本のタイトルから既にクレームがつく酷さらしいのですからね。

「今まではコレで通っていた」椿が抵抗を見せれば、対する向坂は「今までの検閲官は職務怠慢だ!」と声を荒げる勢いを見せる。眉間にシワを寄せ、どんなギャグにも笑わない向坂と、ナヨナヨと優柔不断に彼の言うまま台本を更正する椿の掛け合いが面白い。この二人の構図だけで十分に楽しすぎるのですよ。

机と椅子しかないような『検閲室』と呼ばれる殺風景なその空間で、カメラはひたすら役所稲垣の間を行き来するだけ。なのに、どうしてこんなに可笑しいのでしょう? 狭い空間で展開されるこのドラマは、来る日も来る日も『向坂がダメ出し⇔椿が台本修正』のやり取りに明け暮れるだけです。

やがて、あれやこれやと難癖をつけ何とか上演中止に持っていこうとする向坂と、ダメなところがあるなら全部直してでも上演にこぎつけたい椿との一騎打ちは、思わぬ方向へ展開して行くのですが、気がつくとダメ出し専門のハズの向坂が一緒に芝居の一幕を演じている。これには大笑い!!?どうして、こんな風になっちゃうの?ってコト請け合いです!

シナリオがドンドン変わって一体何処へ行くんだぁ~~~~?なんてトコは、ラヂオの時間と似たような作風にも感じますが、こちらの方もなかなか面白い。オチもこの時代ならではといったところでしょう。

いいだけ笑って、最後にホロリ。そんなところがやっぱり三谷幸喜らしい脚本なんですね~。

《2006.07.08 記事改訂》


【作品】笑の大学

 


フォーガットン (2004)

2005年05月19日 | むむむMovie

こっちゃんポイント

鑑賞環境

★★

試写会

上映時間 92 分
製作国 アメリカ
公開情報 UIP
初公開年月 2005/06/04
ジャンル サスペンス/SF/ミステリー

11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で、9歳になる一人息子サムを亡くした母親テリー(ジュリアン・ムーア)。それから14ヵ月たったいまでもテリーは立ち直れずに、サムの思い出に浸るだけの毎日を送っていたが・・・・。 

(資料より抜粋)

 

NTT-X storeでCHECK!

テレビ局主催の試写会で観てまいりましたっ!(^o^) 「物忘れ」の恐怖って感じたコトないですか?こっちゃんは”日常茶飯事”です。朝起きたら、メガネの置き場所を忘れてたり、ケータイの置き場所を忘れてたり・・・・って、置き場所ばっかり?!それじゃ~単なるボケでしょう?(そんな歳じゃないはずなんですが・・・)

まぁ、それは良いとして「記憶が消えていく恐怖」を描いたこの映画。息子を飛行機事故で亡くしてしまった母親をジュリアン・ムーアが熱演しております。

そういえば「記憶がなくなる」映画に、ココ最近公開されていた『エターナル・サンシャイン』がありますね。あちらはある意味、自ら望んで記憶を消す話でしたが、こちらは「見えない何か」の力によって、記憶が消されようとする不安をテーマに上げています。 それは、手元にあるはずのコーヒーカップが無くなってる程度の記憶錯誤から始まるのでした。

「あなたは今日はコーヒーを飲んでいない。」と精神科医(ゲイリー・シニーズ)は言いますが、テリー(ジュリアン・ムーア)の舌にはコーヒーの味がシッカリと残っている。そんなテリーに対して医師は「あなたは今日私が薦めたコーヒーを断った。でも昨日は飲んだ。それは昨日の記憶だ。」と答える。こんなやりとりを観ているうちに、ああ、この母親は息子を亡くしたショックで、記憶に障害が出ているのだな。と思います。

しかし家に帰ると、家族3人で撮った写真から息子の姿だけが消えている!夫に詰め寄っても怪訝な様子です。そしてその翌日には、テリーが最も大切にしていた息子のアルバムから、今度は写真全てが無くなっている!9年間の思い出を撮りためたビデオテープからは、ノイズしか流れない・・・・。もう泣きたくなります。目に見える「現実」から、どんどん息子の”存在そのもの”が消えて行く恐怖感!

取り乱すテリーは夫立会いのもと、精神科医に打ち明けますが、彼は冷静にこう告げます。あなたには、初めから子供などいなかったと・・・・。

思わず「なに?なに?」って身を乗り出してしまいますね。
しかし、散々期待を膨らまされた末に迎えた衝撃の結末とは??? オットォ!(・o・ノ)ノ

え”~~~~~~っ!そっちかいっ!ってカンジじゃぁあーりませんか!

不思議なトコロから汗が出てくるようなこの感覚(^o^;いやはや何と申し上げて良い物やら・・・。

別に『シックス・センス』以来、最も衝撃的なスリラーなんてキャッチ・コピーを信じたわけではないんですけど、このキャッチはもう止めた方が良いと思うんですよね。過去、そう言いながらシックス・センス以上の衝撃を受けたコトなどありません。聞けば、この脚本家はフェノミナンの人だとか。ああ、納得の気がします。○○○が好きな人ですね(笑)これは絶対にネタバレは許されない映画。 言えば「あ、何だそんな話?」と誰もがなるハズです。そんなオチです。

こっちゃんは、不思議とこのジュリアン・ムーアが、あまり好きにはなれません。何故だか自分でもよく分かりませんけど(^o^;それはともかくとして、この映画のようにパニックに陥った母親の役にはピッタリの女優さんではありますね。

本来、脇を固めるハズだった(?)役どころのゲイリー・シニーズはチョットお気に入りの俳優さんなのですが、この映画では見所が少なくてこっちゃん的には不満でした。もっと出してくれ~~~~~ぃ!素敵なキワ者役者なんだから

ただ、映画全体の作りとしては、途中2度、3度ビックリさせられるようなショットも差し込まれており、お陰で隣の人や前後の人にツラれて一緒にシートから飛び上がってしまいます。そういうトコだけは巧いですね。(笑)

でもこの映画の脚本的に、どれだけの人が満足出来るのでしょうか?
違った意味で楽しみです♪

前半1時間は上出来サスペンス。後半はあれ~~~~~っ!ってカンジです。

《2006.07.08 記事改訂》


【作品】フォーガットン

 


『ミリオンダラー・ベイビー』試写会よ何処へゆく・・・・(ToT)

2005年05月18日 | だいあり

こんにちワン!
こっちゃんだよ~~~~

今日から、本腰を入れてgooブログスタートなのだ~
今まで、こっちゃんのこと知ってた人も、これから知る人もヨロシクねぇ~~~~

折角だからカッチョ良く「ミリオンダラー・ベイビー」の試写会のレビューなんぞを
書きたかったけど、実は大失敗!

チケットを握り締め、試写会場の入り口まで行ったそのとき!
あろうことか、のっぴきならない用が・・・・・
そのまま、開映を待たず会場を後にしたのでありました。オヨヨ・・・・・

勿体無いコトでございます。

 こっちゃんは、よくお友達から妬まれつつ、それでもメゲズに試写会場に足を運びますが、
今回の一件で、皆様方には「たまには金を払って観なさい!」「不正を今すぐ止めなさい!」など
心温まるご意見を多数頂戴致しました

まったくもって、その通りでございますなぁ。

 この映画は劇場公開になりましたら、自分の財布のお金でしっかり観に行きたいと思います。

せめてここに、手元に残った【試写会招待状の画像】を未練タラタラUP!致します。

今後試写会は、皆様方のお気持ちを汲み取り、できるだけ控えめに観に行くように致します。
そういうわけで、取りあえず今晩「フォーガットン」を観に行ってきま~す            

     ↑ ホントは反省なんか ちっともしてない こっちゃんでした

 

 

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ふむふむ・・・・・(*^_^*)

2005年05月17日 | あてんしょんぷりーず

とりあえずスタートアップ時のカテゴリー完了!

そして、いままで(仮)だったてんぷれーとも決定!

これ、キッズコーナーにあった!こっちゃん向きだ~!

あとは・・・・・・お気に入りのブログをブックマークに入れてみた

これは、今後ドンドン増やしてと・・・・。

 ところで、ブックマークは何件まで登録可能なのかな?

やっぱ、30件かな?足りるかなぁ?困ったら、そのとき考えよーっと

残すは...新着記事を掲載するのみ!

おおっ!緊張するダス。

なんだかなぁ・・・・でもこっちゃんなのであった。

 


こっちゃんポイントは★★★★★(五つ星)が満点ですっ!

2005年05月16日 | あてんしょんぷりーず

こっちゃんのこと、お話しま~す♪

こっちゃんは、映画が大好き。
日々、色々思ったり、考えたりしながら映画を楽しんでます。

もちろん泣いたり、笑ったりもします。

だから感動を忘れないように、こっちゃんポイントをつけることにしました。

 詳しくはこちらをどーぞ♪

でも、あくまで、こっちゃんの感動バロメーターですから、
みなさんの感想とは一致するとは限りませんヨ。

しかも、基本的に映画が大好きなので、あま~~~いんです

・・・そんなワケでこれからもヨロシクお願いしま~す♪

こっちゃん でした。