こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

シーズ・オール・ザット (1999)

2006年09月30日 | ふつーMovie

こっちゃんポイント ★★★

鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 96分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (松竹)
初公開年月 2000/06/
ジャンル 青春/コメディ/ロマンス

ハリソン高校の生徒会長・ザック(フレディ・プリンゼ・Jr)はサッカー部のヒーローで2,000人の女生徒が彼と寝たがっている、学園一イケてる男子生徒だ。そんな彼が、ガールフレンドである学園一の美女・テイラーにフラレてしまった。高校生活の最後を飾るプロム・パーティーには意地でも別の相手を見つけて彼女を見返してやろうと決心するザック。そこへ悪友のディーン(ポール・ウォーカー)が、学園一ダサい女子生徒のレイニー(レイチェル・リー・クック)をたった6週間でパーティーのクイーンに変身させられるかという賭けを持ち掛けてくる。だが想像以上に美しく変身したレイニーに、ザックは本気で恋に落ちてしまう…。

(NTT-X store解説より抜粋)

いつまで続くか先行き不透明な
オータム・センチメンタル・セレクション・フェスティバル&カーニバル”ですが、
週末はこんな感じの軽い青春ロマンスでいかがでしょうか?

”学園版プリティウーマン”、もしくは”マイ・フェアレディ青春編”などという
かなり大胆なフレコミも一部で目にしましたが、あえて目を瞑りましょう。
自分的には、「そこまでではないよね?」というのが正直な感想。
でも、こういう可愛い少女マンガな世界は、女性にウケやすいのだと思います。

デートで男の子と海に来てるのに、汚染垂れ流し問題の話を切り出すような根暗な女の子。
こんな娘が、あっちゅー間にプロム・クイーン候補にまで駆け上がる!というこのハナシ。
ま、今観るとそれほどどーっちゅうコトもない話ではあります。

ダサくて学園一のブキミちゃんである美術部系女の子を、なんと!
レイチェル・リー・クックが演じています。
それと相手役の男性は、「ラストサマー」のフレディ・プリンゼ・Jr.。
公開当時、二人はアメリカ「TEEN」誌選出ティーン・アワードで最優秀シネマカップル賞を受賞。
さらに、フレディは最優秀主演男優賞、レイチェルは最優秀新人女優賞を受賞し、
この映画がアメリカのコギャルに、いかにウケタかをうかがわせますね。

それにしても、レイチェル・リー・クックの映画は、どういうワケか日本では片っ端から未公開になる。
これはもう、レイチェル自身が映倫に引っ掛かるとしか思えません。(まさかね)
だからこの映画も、彼女の数少ない日本劇場公開作品として観れば、とても貴重に思えます。
有り難味も増すってモンです。

そもそもカノジョ、元が可愛い過ぎるだけに、
黒ブチメガネと、ポニーテールだけでダサさを演出するというコト自体、
はじめから無理があるのですが、
かといって、変身後にあまりパッとしない女優をキャスティングするわけにも行かないでしょうしねー。
やはり、変身前と変身後で二役を立てるか、(じゃ変身前はダレだ?)
もしくは変身前のレイチェルの眉毛をマジックで左右繋げるなど一工夫した方が良かったのでは?
などと考えてしまいます。

ともあれ、こんなキャスティングで始まってしまった物語は、
「これ必要?」なんていうダンスシーンなんかを交えつつ、何かとベタな展開を踏んでゆきます。
そうは言ってもズッコケるラストや、難聴になるポール・ウォーカーなんかは
やっぱ面白いですけどね。
最後になってようやく見せるレイチェルの、”100万ボルトの笑顔”目当てにひたすらリピート!
なんていうのも、また良いかもしれません。

脇役で、アンナ・パキン、ケヴィン・ポラック、マシュー・リラード、キーラン・カルキンなど、
意外にも知った顔が多く登場するのも、今観ると中々面白い。
ポール・ウォーカーは今よりも若くてカッコええです。 結構、軽い役だけど。( ̄ー ̄;)フッ

まあ、作品全体に暗さがないのがとても良いですね。
それなりに好きな映画です。

シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー(Sixpence None the Richer)の主題歌"Kiss Me"が素敵だわ~。

The Best of Sixpence None the Richer
Sixpence None the Richer
Squint Entertainment/Curb/Reprise

このアルバムの5曲目に入ってます♪

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【今日の一句】
 メガネだけで変身て、アンタはウルトラセブンか!(*`◇´*)/

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きみに読む物語 (2004)

2006年09月29日 | めっちゃ好きMovie

こっちゃんポイント ★★★★★
2005年こっちゃん銅犬賞受賞作品!

鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 123分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月 2005/02/05
ジャンル ロマンス/ドラマ

とある老人ホーム。いまだに美しさを失っていない老婦人アリー(ジーナ・ロランズ)に、デューク(ジェームズ・ガーナー)と名乗る男が優しく声をかける。やがてデュークは、ノートを開いて、アメリカ南部での若者二人の恋物語を語りはじめるのだった。それは1940年のこと___。都会からバカンスにやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と恋に落ちるが、両親に反対されて連れ戻されてしまう。ノアは毎日手紙を書くが、一通の返事もないまま、やがて戦争が始まってしまい…。

 

(NTT-X store解説を抜粋、一部加筆)

やっとこの映画の感想文を書く気になりました。

初めてこの映画に出会ってから、もう1年半もの月日が流れましたが、
その間、ハリウッドのロマンスものとしては、この作品ほど心揺さぶられる作品に 
未だお目にかかっておりません。
「きみに読む物語」は、個人的にそれほど良かった作品です。

ここのところ、一部こっちゃん地方にて地味に開催されているお祭り
オータム・センチメンタル・セレクション・フェスティバル&カーニバル”ですが、
(名前長くなってるし)
長年、愛を守り通した老夫婦が涙を誘うという”枯れ葉チック”なイメージからして言えば、
これほど秋にピッタリくる作品も他にないのではないでしょうか?
(といっても映画の中身は別に秋に執着したお話ではないのですが)

そこで感想を書こうと思い立ったわけです。

とにかくね。 これは、この上なく美しいラブ・ストーリーです。
タイミング的には、昨年の記憶系ブームの火付け役ともなったような作品でもありますが、
この映画が上手いのは、前半、”認知症”という言葉を一切口にしないところ。
勘の良い観客にしてみれば、「恐らく、こうだろう」と初めから想像がつく部分はあるのでしょうが、
この映画の作り手は、それを承知の上で、核心に触れるまでのストーリーを実にゆっくりと、
そして柔らかく運ぶことに情熱を注いでいるように思えます。

これを「単なる出し惜しみ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
むしろ自分は「作り手の優しさ」のようなものを感じました。

大切に、大切に。
壊れやすいガラス細工を、・・・いえいえ、もっと壊れやすいものを。そう___。
まるで触れるだけでハジケ飛んでしまうシャボン玉を、そぉーっと両手で包み込もうとするような。
何だか、そんな映画に思えてならないのです。

これは、デリケートな感性を持ち合わせた職人による、実に素晴らしい作品ですね。

はじめてこの作品に出会ったとき、正直、驚きました。
ハリウッドにもこんな繊細な心があったのか、と。

ここにはゴツゴツしたイビツさもなければ、他人の家に土足で上がりこむような横柄さもない。
だからこの作品が好きです。

観ようによっては、優等生すぎる映画かもしれません。
大人しく、引っ込み思案なタイプの作品かもしれません。
でも、そんなこの作品が大好きです。

一目ぼれに始まった恋。そして、それが生涯の恋となった二人。
お金持ちでお嬢様育ちの彼女と、時給40セントの材木置き場で働く彼。
世間の誰が見てもつり合わなかった恋。 でも愛する気持ちだけは本物でした。

夏が終わり、彼女は去る。 彼は残る。
離れ離れになってから彼が一年かかって書き、彼女に届くことのなかった365通の手紙。
過ぎし日に、彼女と語った夢の通り廃屋を買い取り白壁に改築する彼。
ピアノ、詩、そして彼女のために買い揃えられた画材など、
心に残るお涙アイテムもウルウル・ポイントを稼ぎます。

再会し、ボートに乗る二人。あの”白鳥の湖”のシーンなんて、もう ため息が出るほど美しかった!
心に焼きつく名場面とはこのことですね。
そして音楽も、そんなイメージを傷つけぬようにと、さりげなく情景に重なってゆきます。

加えて、若き二人を演じたレイチェル・マクアダムスライアン・ゴズリングの鮮度の高い演技は
とても好感が持てました。

夕立に追われ、家路につく二人。 小さな布で雨を避けようとする彼女を、彼は笑う。

まるで「なぜ濡れるのがそんなにイヤなのか?」というように。
やがて彼女も笑い、自ら雨を全身に受ける。
そして彼は、彼女を抱きかかえ、ずぶぬれのまま熱いキスを交わすのです。

ああっ!(つд⊂)
こんな美しい想い出の数々が、記憶の器からこぼれ落ち、無くなってしまうという悲しさ。

デュークがアリーに読み聞かせる”物語”は、空になった器に再び想い出の水を注ぐポットのよう。
静かに、静かに、すこしづつ。こぼさぬように、こぼさぬように、ゆっくりと彼は注ぎ続けます。

記憶の器が満たされれば、”彼女”は戻って来る。

そう信じて彼は、丸一日かけて物語を語り続けます。
やがて彼女に記憶が戻り、年老いたその瞳が潤む瞬間・・・
ここは何度観ても目頭を熱くさせられる場面。

そして最後は・・・。(つд⊂)エーン

まったく、こうも美しく素敵なラストがあって良いのでしょうか!

正直、これを映画館で観たのは大失敗。
それは、あまりに泣いてしまって恥ずかしかったから。
エンドクレジットが流れはじめてすぐに トイレに駆け込んでしまうほど泣いてしまったのです。

こんな素敵な映画を撮ったのは「どこのどなた?」と思えば、なんと!
老婦人アリー役のジーナ・ローランズの実の息子だとの事。 え?これには驚きました。
いや、誰の息子かってコトではなくて、監督が”オトコ”だったということに。
これはてっきり女性監督の作品だと思っていましたから。

ちなみに、この監督のニック・カサヴェテスは、俳優として「フェイス/オフ」にも出演しています。
俳優としてはどうやら大成しなかったようですね。

あとコレも言っておきたい。
娘に対してママが最後にとった態度。 あれは嬉しかったな。
あのまま駆け落ち、というよりは とても気持ちがスッキリしました。
「正しい選択をしなさい。」ってね。
そうですか。 あなたにもそんな過去があったとですか・・・。(´-ω-`)およよ

とにかくこの映画は、新鮮で切ない切り口のラブストーリーとしてオススメできる映画です。
こっちゃんが棺桶に入れてあの世に持って行きたい作品のひとつですね。
って、あれっ?アカン!棺桶がもうじき一杯だ!
このままでは自分が入れなくなってしまう。なんてね。(笑)

 

それでは【こちゃ和尚の俳句でドン!(いつからこの名前?)】のコーナーで〆たいと思います。

 
ジェームズ・マースデン、
この人絶対こういう役ばっか選んでやってると思う・・・。
あえて止めんよ。気の済むまでヤルがいいさ。 ( ̄ー ̄;)ふっ

 

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ラブ・レター パイランより (2001)

2006年09月28日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★

鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 116分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開 (シネカノン)
初公開年月 2003/06/14
ジャンル ロマンス/ドラマ
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一人暮らしの中年男性・カンジェ(チェ・ミンシク)は、ある日、妻の訃報に接する。身に覚えの無いカンジェは、かつて金欲しさに中国人女性と偽装結婚したことを思い出す。一度も会ったことがない妻・パイラン(セシリア・チャン)の遺体を引き取りに、彼女が暮らした町を訪れたカンジェ。そこには、パイランがしたためた最後の手紙が遺されていた…。

 

(NTT-X store解説より抜粋)

 

静かな波の音からはじまるこの映画。
そんな穏やかな波のように、心にジワジワと深く染み入るような作品です。
観終わると、涙で顔がグシャグシャになっていました。

「う"ーん、カンドーした!」 (*`◇´*)/ by 純一郎

いや冗談はさておき、ホントこれは泣かせます。実に秋向きの映画ですね。
というわけで、またまた”オータム・センチメンタル・セレクション”(勝手にネーミング)からの一本です。
いまや、レンタル屋さんに何本も置いてあるような派手な作品とは違いますが、
きっとこの作品は、あなたに借りてもらえるのを 静かに待っていると思います。
もし気が向いたら、ぜひ手に取ってみて下さい。

さて。

この映画の主演は「オールド・ボーイ」「シュリ」「親切なクムジャさん」「クライング・フィスト」と
主役・脇役問わず話題作に出演の多い韓国俳優チェ・ミンシク
本作では、とにかくうだつの上がらないヤクザの役です。

肝っ玉は小さい。根性も無い。だらしない。その上、天下のお人好し。
こんな風だから同期で入ったダチにも先を越され、今やそのダチを「兄貴」と呼ぶザマに。
まったく こういうカンジをやらせたら、チェ・ミンシクはやっぱ圧倒的に上手いですねえ。
他の追随を許さぬほどの上手さ。
さすが、その持ち味の深みでは、同じく韓国の名優ソル・ギョングを凌ぐほどです。

それともうひとりの主演は、香港女優のセシリア・チャンです。
真田広之、チャン・ドンゴンらと共演した映画「PROMISE」でのヒロインですね。
「小林サッカー」(こばやしサッカーではありません)なんてギャグ映画にも出てたりします。

彼女は今回、韓国での不法滞在を隠すのにヤクザの職業仲介所で偽装結婚をさせられ、
その時に出来た諸々の借金返済に充てるため、オバチャン経営の小さな洗濯屋で
住み込みスタイルで働く破目になるという中国女性の役。
これがなんとも。
ノーメイクな可愛らしさでググッと涙を誘います。

髪を後ろで結わえると、その髪型の雰囲気から菊川怜ともややカブり気味の彼女ですが、
あまりに映画自体のストーリーと演出が良いので、観ているとそんなコトも気にならなくなります。
(気にする方がおかしいか?)

まず、この主演二人の組み合わせがとにかく良いですね!
お陰で、非常に感情移入しやすい映画です。

ある日、独身のはずの男に届く ”妻”の訃報___。

その時、男は自分が金目当てで1年前に偽装結婚していたことを思い出すのでした。
ただの一度すら顔合わせもせず、別々の暮らしに入った二人。
男はそのままコトを忘れていましたが、女の中にはゆっくりと愛情が芽生えてゆきました。
そんな二人を結びつけたのは、妻自身の病死の知らせだったという、この皮肉さ。

男は遺体を引き取りに行った先で初めて、
それまでいかに 自分が彼女に愛されていたかを知ることになります。

「イタズラか?ふざけているのか?会ったこともない男を愛するだと?」
はじめはその程度にしか思っていなかった男。

しかし男は彼女によって書かれた”手紙”によって、彼女の偽りのない心を知ることになったのです。

男は後悔します。 今まで彼女を迎えに来なかったことを。
男は後悔します。 今まで自分が真面目に生きてこなかったことを。

そして最後は・・・あまりにも悲しい結末が待っています。

しかし、これで良かったのかもしれません。
そんな風にも思えます。
この方が二人にとって幸せだったのかもしれませんね。
色んな考えが頭を過ぎる結末です。

両親を亡くし、頼みの綱の身内にも会えず、異国の地で23歳の若さで死んでいったパイラン。
彼女にとっては、カンジェだけが心の拠り所でした。
たとえそれが、うだつのあがらぬヤクザだとしても。
たとえそれが、一度も会ったことのない 戸籍だけの夫だとしても。

カンジェの証明写真を小さな額に入れていつまでも眺め、優しく語りかけるパイラン。
使われることのない夫の歯ブラシを自分のと一緒に買い、並べて置くいじらしい姿に、
ますます切なくさせられます。

気がついたら 海辺で彼女の手紙を手にし、声を上げて泣くチェ・ミンシクと一緒に
わんわん泣いている自分がいました。

この話は1998年に「ラブ・レター」として 日本でも映画化されていることからも分かるように、
元々は日本のお話。
浅田次郎氏による著書『鉄道員(ぽっぽや)』の中に収録された短編小説がモトになっています。
どうやらこの韓国映画は”リメイク”ではなく、同じ小説を別々の国で映画化したという
位置づけらしいのですが、日本版とは一味違った良い味が出てますね。
日本版の方は中井貴一主演ですが、そちらもかなり良いですよ。
もちろん、この韓国版も巧みな演出が利いていて、とにかく泣かされる作品です。
ちなみに こちらの韓国版。監督は「力道山」のソン・ヘソンです

ストーリー自体は、「気がついた時には全てが遅すぎた」という悲しいお話なのですが、
この映画を観た後は、きっとそばにいる愛しい人をもっと大切にしたくなるはずです。
観終わった後に、何故か温かいものが残る・・・そんな映画でもありました。

「愛してます。」という”ありきたり”などではなく、「感謝します。」というこの言葉。
これこそ究極のラブ・レターなのかもしれません。

観ておいて損はない作品ですよ。

 

それでは、【こちゃ和尚:ありがたい今日の一句】でございます。

 やっぱり「PROMISE」のあの声は吹替えだったか!

 

(○ ̄ ~  ̄○) ウーン調子が出てきたのでもう一句・・・。

 意外とミンシクは私生活でも持ってたりして・・・

 

以上、今日の二句でした。

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【監督】ソン・ヘソン 【パイラン】セシリア・チャン
【原作】浅田次郎
【日本版】ラブ・レター(主演:中井貴一)

 


ラブストーリー (2003)

2006年09月27日 | しびれるMovie

ラブストーリー (廉価版) こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 129分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開 (クロックワークス=メディア・スーツ)
初公開年月 2004/01/24
ジャンル ロマンス/ドラマ

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引っ込み思案で恋に不器用な女子大生ジヘ(ソン・イェジン)は、ある日、家の中で古ぼけた小さな木箱を見つける。中に入っていたのは、35年前に書かれた手紙と1冊の日記帳だった。ジヘは母ジュヒがこの手紙と日記を時折読み返しては涙していたことを思い出し、その2つを手に取る。だがその手紙は母が亡き父と交換していたものではなく、父の親友である男性との秘められた初恋を綴ったものだった。自分の知らない母の姿に驚くものの、ジヘは次第に、身分差や時代に翻弄され、ある事件をきっかけに想い人との仲を引き裂かれてしまった若き日の母に思いを馳せていくようになる。それがやがては、ジヘの運命をも変える結果になり…。

(goo映画より抜粋)

夏はホラー。秋になるとロマンスものが観たくなります。
枯れ葉舞い落ちる秋は、もうすぐそこですね。
そこで、こんな映画でチョットおセンチになってみましょう。うるうる

物語は、年頃の娘が母親が大切に仕舞い込んでいた箱を開くところから始まります。
それは、母が時折り開いては涙していた古ぼけた木箱。
そしてその中に詰まっていたのは、たくさんの手紙と一冊の日記

手紙には、それまで知ることのなかった母の淡く切ない初恋の想い出が綴られていました。

娘は母の意外な一面を知ることになります。
「お母さんだって”恋”をしていた。」 ・・・しかも父以外の人に!

夕立から逃げる二人。スイカを割って食べる。ホタル。雨上がりの星空。蛙の鳴き声。
そんな光景が箱の中の日記を読むように語られて行きます。

トロけてしまいそうな美しいBGM。 この作品は音楽が命。
これで泣かされます。
実はこの映画のBGMは日本のあちこちのバラエティTV番組などでも使われていますね。
この映画の韓国での原題は「THE CLASSIC 」でした。
タイトルはセピアな想い出とクラッシク音楽をかけたものでしょうが、
そのタイトル通り色んなクラッシク音楽が効果的に使われています。
パッヘルベルの「カノン二長調」が心地良く耳に残りますね。

監督は「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン
娘と母の若い頃を「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」のソン・イェジンが演じます。
コミカルな演技で引っ込み思案のキャラクターをサラリと二役で演じた印象が残ります。
そして若き母が想いを寄せる男性に「マラソン」のチョ・スンウ
”オッサン高校生”はびこる韓国映画ですが、スンウの高校生はまだまだ許せる方ではないでしょうか?
童顔が幸いしてますね。実はこの時もう23歳のはずなんですが。( ̄∀ ̄*)

ソン・イェジンだって人のこと言えません。彼女だって当時21歳だったはず。
なのに持ち前の清潔感と三つ編みだけで高校生に見せるというこの大胆さはお見事!
また、それがまんざらでもなく見えるのが笑わせます。

そこが、やっぱり韓国なのねえ。(笑)

それでも映画の出来としては中々良いです。
やりすぎ感はあるものの、描き方に嫌味がなく、ヒネて観なければ十分浸れる。
雨の使い方が上手ですね。

ラストのもって行き方は、クァク・ジェヨン監督らしい運び方でした。
「んな、アホな」と言いつつも、これは誰もが望んでしまう結末なのかもしれません。
こっちゃんも嬉し泣きです。
「猟奇的な彼女」のオチが好きな人ならきっとコチラも気に入るでしょう。

でも・・・

「実らない恋ほど美しくいつまでも色あせない。」
なあんてコレ観て泣くのは、きっとそれなりのお歳の方だけなんだろうなあ。

実る恋だって、十分美しいものですよ。(笑)

 

 若気の至りとはいえ逆さモヒカンとは・・・

 

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【監督/脚本】クァク・ジェヨン 【ジュナ】チョ・スンウ
【CDサントラ】ラブストーリー

公共の敵 (2002)

2006年09月26日 | いかすMovie

こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 138分
製作国 韓国
公開情報  日本劇場未公開 
ジャンル サスペンス
映倫 R-15

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刑事のカン(ソル・ギョング)は、常に破天荒な言動で周囲を困らせていた。その雨の日も張り込みの最中にたまたまその場に居合わせた男(イ・ソンジェ)とトラブルを起こし、匕首で目の下を切られてしまう。その一週間後、ある老夫婦が刺殺体で発見された。夫婦の息子と面会したカンは、彼が雨の日に出会った男だと気づくのだが…。

(NTT-X store解説より抜粋)

2002年の映画ですが、レンタル開始になったのはつい最近。
DVD化されて良かったですね。
こういう映画を、そのままお蔵入りにしてしまうのは勿体無い。
日本では”韓流シネマ・フェスティバル2006”でのみ公開され、ちょっと話題になった映画です。

監督は「シルミド」のカン・ウソク。
「シルミド」が2003年の作品だから、こちらの方が先に撮られた映画ということになります。

主演は「力道山」のソル・ギョング。さすがに上手い。
この映画ではヨゴレの刑事役を演じます。
ヤクザのブツに手を出して横流し。露店の兄ンちゃんにも平気でたかる。
イチャモンをつけようものなら、口より先に手が出る気の短さ。
なんたってボクサー出身。

そんなとんでも野郎のカン刑事。
ある時、監察の内偵によって足がつく寸前にまで追い込まれてしまいます。
そこで真っ当な仕事を・・・と考えはするのですが、そんなにいきなり変われるワケが無い。

まあ、破天荒ですわ。( ̄∀ ̄*) 取調べったってムチャクチャ。

そんな矢先、”雨の野グソ事件”が。
あ、いや。そうじゃなくて老夫婦惨殺事件が・・・。

この映画は、犯人はダレ?というような類のサスペンスではありませんので、
悪いヤツはもう最初から分かっちゃってるのですが、
この犯人役を演じるイ・ソンジェがまた中々スゴくてね。
意にそぐわない者は親でも殺す、という具合。
日常の良きパパ、ビジネス・エリートな顔から、殺人鬼に変貌する姿まで演じるのはお見事でした。

日々起こる殺人事件。
その犯人の多くが日頃から「いい人」「普通のひと」と言われている人だというショッキングさ。
この映画は、そんな現代社会の殺人鬼の素顔さえもあからさまに描き出すようですね。

ただ、音楽の使い方にはもう一工夫欲しいところでした。
どこか『パルプフィクション』の「ミザルー」風なあのBGMは妙に引っ掛かります。
あとチョット話が長い。この内容なら120分以内に収めることは出来たハズ。

それでもシリアスな流れを所々コミカルに切り替えたりと、なかなか見どころも多く、
楽しめる一本ではありましたよ。
韓国の危なっかしくて痛々しいアクションは結構好みですし。

何と言っても、ラストで”公共の敵”ども相手にチェーンソーを振り回すソル・ギョングがあっぱれ!

 

 「力道山」でも刺されちゃってますからねぇ。。。

 

【公共の敵】最安値を探す 【カン刑事】ソル・ギョング
【監督/製作】カン・ウソク 【共演】イ・ソンジェ

ピアノ・レッスン (1993)

2006年09月25日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境 こっちゃんシアター 
上映時間 121分
製作国 オーストラリア
公開情報 劇場公開 (フランス映画社)
初公開年月 1994/02/
ジャンル ドラマ

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19世紀のニュージーランド、エイダ(ホリー・ハンター)は9歳の娘(アンナ・パキン)を連れて愛用のピアノと共に英国から嫁いできた。6歳のときからしゃべることを止めたエイダは言葉の代わりにピアノで話す。しかし、新しい夫のスチュアート(サム・ニール)はエイダのピアノを、重過ぎて運べないとして浜辺に置き去りにする。ある日、エイダに密かな思いを抱くベインズ(ハーヴェイ・カイテル)が、彼女にある提案をした。ピアノ弾きたさに、条件をのむエイダ。一方、夫はエイダの心情が次第に変わってゆくのを知り…。

(NTT-X store解説より抜粋)

色んな観かたはあるでしょうが、
個人的には、これほど褒めるに苦労しない映画も、そうザラにないという思いです。

いくつもの印象的なシーンがしっかりと脳裏に刻み込まれ、それを想うたび心を揺さぶられる。
これぞ名作という感じですね。

これを撮ったのはジェーン・カンピオンという女性監督
それを聞けば、ストンと胸に落ちるものがあります。
これは男の感覚では到底撮りえないであろう作品。
凄いですねえ。エグリかたが。(笑)
普通、指落すまでやりますか!

物語は自らの意思で言葉を捨てたエイダが、幼い娘を連れて
スコットランドから開拓期のニュージーランドに嫁いでくるところから始まります。
しかし他の無教養な顔面刺青男に心を奪われ、やがてそれがモミアゲ夫にも知れてしまう、というお話。
母親よりも娘の方が分かっているというか、冷静に状況の良し悪しを判断出来ているのが
妙に可笑しいのですが、じつはコレが悲惨な結果を招くことに。

雨の多い天気。ぬかるむ足元。そのどれもがこの物語の大事な要素となっていましたね。

ピアノを言葉代わりにしてきた彼女が奏でる旋律は、美しくも悲しすぎる。
浜辺に置き去りにされたピアノを弾くエイダ。それに合わせバレエを踊る娘。
何よりこのシーンが大好きです。

主演は、ホリー・ハンター。
ハーヴェイ・カイテルとサム・ニールのキャスティングも見どころです。
なんと今観ると、娘役は「X-MEN」シリーズのアンナ・パキンだったんですね。
ビックリしました。
彼女、当然幼いんですが、顔・・・変わってない!(笑)
顔はそのままで身体だけ大きくなったって感じです。
そういう意味では安達祐美とカブります。

主演のホリーについては、この官能映画の主役を演じるにはちょっとゴツゴツした感はありますが、
実は当初、このキャスティングは全くあり得ないものだったそうですね。
監督は、もっとスラッと背の高い絶世の美女をイメージしていたのだと。
しかし、そこにホリー自身がやってきて「どうしてもオーディションを受けさせろ!」と熱烈なオファー。

これに関して、「まったくもって拾い物だった」と言う監督。
何しろこの映画の中ではホリー自らがピアノを弾いています。
彼女、10歳の頃からピアノを習っていたそうですね。
弾けるんです、彼女。

そうして出来上がった映画のなんと美しいことか。

マイケル・ナイマンの音楽がとにかく良いですね。
それまでマイケルといえば「ジャクソン」か「富岡」くらいしか知らなかったこっちゃんが
彼を知ることになった思い出の映画でもありました。

海の底で奏でられるあの旋律は、永遠に心の中でリピートします。

 

  それこそ何をしとんじゃ、って話ですよ。

 

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イルマーレ (2006)

2006年09月22日 | むむむMovie

こっちゃんポイント ★★

鑑賞環境  試写会(ワーナーマイカル小樽) 
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (ワーナー)
初公開年月 2006/09/23
ジャンル ロマンス/ファンタジー

湖岸に建っているガラス張りの一軒家へ引っ越してきたアレックス(キアヌ・リーブス)は、郵便受けに奇妙な手紙を見つけた。「新しい住人さん、新居へようこそ。前の住人からひと言、ここでの生活を楽しんでね。郵便局に住所変更届を出したけど、きっと配達ミスがあるわ。その時は新しい住所に転送して下さる?お願いするわ。」それは慣れ親しんだ湖の家から引っ越すことになった女医のケイト(サンドラ・ブロック)が書き残したものだったのだが・・・。

(goo映画より抜粋)

「スピード」でも共演していたキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。
仲良しの二人が12年ぶりに再び共演することになりました。それが、これ。

モトは2001年の韓国映画で、
その時の主演は「タイフーン」のイ・ジョンジェと、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンです。

オリジナルがある以上、この映画は「リメイク」と呼ばれて当然なのですが、
その内容の設定には大幅な変更点がいくつも加えられ、
観終わった感想はオリジナルとはまるで違うものが残ります。

まず、設定の変更を余儀なくされたのは、
きっとこの二人を主演に迎えたということに全て起因するのではないでしょうか?

オリジナルの二人から見れば、ハリウッド版はあきらかにオッチャン、オバチャン世代。
(オリジナルから見ればです)
ここで、サンドラがジヒョンちゃんのように声優で成功の道を目指すという路線がまず絶たれます。
だって、この歳でそんなもの夢見ていたら、
「そろそろ目を覚ましなさい」と周囲に言われるに違いありません。

そして一番の違いは海辺の家だったイルマーレ(Il Mare:イタリア語で”海”の意味)が、
なんと湖畔の家になっていること。
ここでタイトルも無理矢理変更。
この映画は『THE LAKE HOUSE 』なのです。
しかも全面ガラス張り。これでは落ち着かないもイイトコです。
これはもう、ラブストーリーよりサスペンス映画の舞台になりそうな家ですね。
こんな家で殺人事件が起きたら盛り上がりそうです。
「丸見えなのに目撃者がいない!」、みたいな。
しかも屋上や、”オート花壇”まであるこの家のプチ仕掛けにはビックリしました。

さて。「湖の家なのに、何で邦題が”イルマーレ”なのか?」っていうことなのですが、
これはかなり無謀なコジツケ技を駆使してのネーミングであることが判明。
この映画で「イルマーレ」という舞台が登場するのはたった一度だけです。
これに関しては、いっそのこと邦題も変更してくれた方がオリジナルのファンもすんなり取り込めたのでは?
という気がしています。

あと、話の一つのカギとなる二人の愛犬に関しても大幅な変更がされていました。
韓国オリジナルでは「コーラ」という何ともスカッと爽やかなネーミングの小さな犬でしたが、
このリメイク版ではいきなり大きな犬に大変身。
しかもサンドラに「ジャッキー」なんて呼ばれ、
一歩間違えば殺人人形チャッキーと間違われそうな勢いでもあります。
しかもチェスを指す事が出来るという珍犬。なかなかの芸達者です。

ワンちゃんの設定で、韓国・ハリウッドどちらの作品にも共通なのは、
「人間みたいに寝る」ということと、クセッ毛だということくらいでしょうか。

 
   <クリックで拡大します>

この他にも変更点はまだまだ山ほどありますが、
良い悪いは別として、この映画は、モトのテーマだけを頂き、後はほとんど作りなおし
という感じも否めません。
頭と終わりを似せておいて、中身はほとんど入れ替え、みたいな。

それでもオリジナルを知らない方が観れば、
この映画はきっと五ツ星中、★★★個以上の評価がつくのではないでしょうか。
特にキアヌのファンの評価は高目に出ると思われます。
(キアヌに関してはなかなか高感度の高いキャラでした)

ただ、2年の時を超えて二人が出会う瞬間に至るまでを 上手に且つ繊細に描いているのは、
何と言ってもやはり オリジナルの方です。


 

  
  それでは、今日の一句。

そこまでして「イルマーレ」の名前にコダワル背景にナニやら”大人の事情”が見え隠れします。( ̄∀ ̄*)

 

【イルマーレ】作品関連グッズを探す

 


オリジナル版はとても良いですよ♪

 


【LINK】FC2が重くて開けない場合の対処。(というか逃げ道)

2006年09月20日 | Linkについて

こにゃにゃちわ。 こっちゃんです。

昨日、無事公開に至ったLINKページですが、なんと目出たくないことに早速問題発生。

それは・・・FC2が異常に重かった!と、いうこと。
なんとショボイ。(*_ _)。o○

そりゃFC2自体が重けりゃ、なかなか開けません。
ひょっとして今晩もでしょうか?もしかして。

そこで、もしものために コチラにもLINKページを開設しました。
て、ただコピペしただけなんですが。

ちなみにこのブログからの入口であるページTOPのリンクバーはこんなんなってます。

なんじゃこれ?(笑) 

ま、お好きな方にお入り下さい。LINK情報は全く同じです。

ただ左メニューレイアウトの2カラムなので、(FC2は右メニューの2カラム)
どうやらエントリー内容を優先的に開くようです。
その分、リンク情報が早く手に入りますね。
そういう点では、FC2より断然有利です。

デザインはFC2よりもさらにスッキリさせてありますが、
バイオリズムを教えてくれるヘンなキャラを雇いました。
YAMAHAのバイクに乗った野郎です。仲良くしてやって下さい。

それとブログをついやり過ぎてしまう人の為に(って、オマエじゃ!)デッカイ時計を置いてみました。
これからは時間がハッキリ分かるので安心ですね。(笑)

だから早く寝ましょうね。(←オマエだっちゅーの!)

ところで。昨日公開したFC2版LINKページですが、
ページのヘッダー(タイトル上のお月さまの部分)の仕掛け
あれ皆さん気がつきましたか?

あのヘッダー部分を一回クリックすると、あそこがアクティブ状態になるんですが、
実はただ流れ星が流れるだけじゃないんですよね。

その上でスゥ~っとポインタを動かしてみて下さい。するとぉ・・・・。(○ ̄ ~  ̄○;)

ホ~ラ。キラキラお星様が舞うでしょう?キレイですね。o(*^▽^*)oあはっ♪
くるくる回したり、右に走ったり左に戻ったり。あーら楽し。(笑)そしてなんと!
お月さままで・・・!?!∑(゜Д゜ノ)ノ エエッ!

こんなことで遊んでるうちにFC2は開くという仕掛けになってます。(騙しです、完全に)
これが不思議と結構飽きないので、お越しの際はぜひ一度お試し下さい。

あ、それとこっちゃんブログ。今週はチョット映画のレビューが少ないです。
あらかじめ予告しておきます。

ていうか、こんなことばっかやってるから感想が書けないんだな。←早く気づけ!

それから、こっちゃんのLINKページ開設にあたりRSSを公開して下さった皆様に、
この場を借りて御礼申し上げます。

どうもありがとうね。 これからもよろしくね。

 

 


LINKページ 一新しました。

2006年09月19日 | Linkについて

この度、『おともだちLINK』を大改装しました。

新しいリンクページはコチラ
またこのブログのページTOPにある黒帯のリンクバーの中にある から入れます。
(別画面で開きます)

実は兼ねてから設置してあったLINK専門ページは、
当方で勝手に作ったバナーを、ずらっと並べただけのものでしたが、
これには管理上、様々な問題が残っていました。

まず、1ページで全てを終わらせていたため、ゴチャゴチャしている上、
配置(並び順など)の変更もTABLEで組み上げたHTMLをいちいちイジって
やらなければならないため、非常に面倒。

しかも配置後、リンク切れしているバナーなどが発生しても
「あとでやろう」と思ったが最後。なかなか腰が上がらない。

もっと見やすく、機能的にならないか?と兼ねてからズーーーッと考えていたところ、
「RSSを使ってサイト上(ブログも可)に更新を表示できる」という事が判明。
実に一週間がかりで(実質ここ3日程度の頑張りがスゴかった)ついに全リンクを
整理し直せるとこまで漕ぎ着けました。

よってここに公開させて頂きます。

使い勝手を考慮しながらの試行錯誤でしたが、このデザイン/スタイルでほぼ決定しました。
尚、LINK ページの使い方の説明はコチラでしております。

ただ動作に関しては、通常ほぼ問題ないレベルを維持できていると思うのですが、
さすがに夜間のアクセス集中時には、RSSで記事情報を取得出来ないという問題が発生!
最初は1ページ25リンクで組み上げた構成を、1ページ10リンクの構成に縮小。
混雑時に一度に大量のRSSを取得するのはなかなか難しいのが現状です。

この問題の解決策としては、記事タイトルが表示されなくても
最低限、サイトのイメージ画像だけは残る状態にすることで、逃げ道をなんとか確保。
そこから各サイトのTOPページに入れるようリンクを貼りるという、苦肉の策を講じました。

現在、特にRSSエラーが多く発生するのは、Yahoo!ブログとCSCブログです。(やっぱり)
夜間19:00~24:00くらいまで表示にエラーが発生しやすかったですね。

それでも、ページ全体が開けないということはまずありません。
あくまでRSSを取得出来ないところは画像のみを残して次のサイトを開く
というスタイルですので、
記事情報が出ないところのサイトは画像だけが表示されるという風になっています。
(この場合のご利用方法についてもコチラをご参照下さい。)

ま、以上の点を除けば、ページを開くのにかかる時間はほとんど許容範囲と言えると思います。
ページを開くスピードを最優先させていますので、
アフィリエイトなどの動画バナーなども一切載せていません。

もし今後、これ以上何かの不都合が生じれば、その都度また策を考えたいと思います。

さて・・・。

このLINKページを開いて、勘の良い方はもうお気づきだと思いますが、
実はコレ、gooブログではありません。
なんとFC2ブログです。

というのも、gooは機能制限が多く、ブログエントリー上にRSSを表示させるのは
どうやら不可能。
(サイドのメニューにはモジュールを使って表示させることは出来ますが)

そこで、このLINKページのためだけに、FC2で新しいブログを立ち上げたということです。
ただコチラのLINK専用ページはコメントもTBも出来ませんので、
別ブログを立ち上げたといっても、「あくまでgooブログの一部」という考え方にしています。

 

そんなこんなで、お世話になっている皆様にはこれからも感謝しつつ。
こんな形でも繋がりを保ちたいな、と思うこっちゃんなのでございました。

面白くもなんともない話で終わってしまいましたが、ご清聴ありがとうございました。

 

こっちゃん

 

※LINK ページに関するご要望・苦情などはこの場で受け付けます。
  コメント欄にお書き込み下さい。

例)

      • おれのブログも載せろ!
      • わたしのブログの画像を変えて欲しい。
      • RSSによる記事表示を非公開にして欲しい。
      • 配置場所が気に入らない。

などなど、なんでも結構です。よろしくお願いします。

 


【LINK】ページの使い方

2006年09月19日 | Linkについて

 【LINKスペースについて】

イメージ画像を配置し、RSSを使うことによって
最新の記事(5件以内)を同時に表示。
RSSリーダーの機能を持たせてあります。

 

【LINKページの歩き方】


 

 

 

 

 

今回、RSS機能をサイト上に貼り付けるにあたりまして、
moondakota さんの[RSS FeedをJavascriptでウェブページに表示]でご紹介頂いている
スクリプトを使用させて頂きました。

この場を借りて感謝申し上げます。

管理人@こっちゃん

 

※このページ及び、「LINKページ」にはコメント投稿できません。


のんびりします。

2006年09月16日 | だいあり

こんにちわん。連休ですね。

こっちゃんもちょっと、のんびりしま~す。
月曜日までね。

でも新作映画を観る予定はないなあ。
最近、ちょっと忙しくて新作鑑賞から遠のいてますが、
落ち着いたらまた新作も観ます。

とりあえず、うさぎのしらたまを ぱんだ先生の病院に連れて行かなくちゃ。
あ、爪きりと耳掃除ね。(病気じゃないよ)

連休中は、お出かけと こっちゃんシアターになりそうです。

みなたまも良い休日を___。          こっちゃん


劇場版 フランダースの犬 (1997)

2006年09月15日 | めっちゃ好きMovie

こっちゃんポイント ★★★★★
       (永久保存版)

鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 103分
製作国 日本
初公開年月 1997/03/15
ジャンル ファミリー/ドラマ

ネロは、愛犬・パトラッシュとともに病気がちのおじいさんを助けて、牛乳運びを手伝う日々を送っていた。絵を描くことが大好きなネロの夢は、ルーベンスのような画家になることだったが、ネロにはまともな紙すら買うお金がなかった。そんなネロを、いつも温かく励ましてくれたのは幼なじみの少女・アロアだったが、彼女の父・コゼツは貧しく教養のないネロを疎ましく思い、ふたりを引き離そうとする・・・。

(作品資料より抜粋)

あのね。号泣だから。もう。あまりに泣けて、頭がクラクラするぐらい。
もしかして脳みそ全部、涙になって流れたか?(*_ _)。o○むむむ...

とにかく、この映画ね。
久しぶりに引っ張り出して観たんだけど、なんだか以前よりも格段に泣けたような気がするなあ。
ストーリーだって、なまじ良く知ってるものだから、もう前半からウルウル涙目状態。
ハーフタイム(あ、レーザーディスク版なのでA面-B面があるんです)を迎える頃には、
もう、ちィッシュBOXまるごと抱きかかえて、ぐっすんぐっすん言っちゃってるし。
ぷち脱水症状ださ。(つД`)・゜・゜。ああっ!Give me 水分...

この映画のモトは、ご存知「日本アニメーション」製作で、フジテレビ系にて全国放送された人気TVアニメ。
当時1975年1月~同年12月までの1年間きっちりの放送だった作品ですから、
その頃タイムリーにお茶の間で観ていた少女は、どんなに低く見積もっても軽く30歳は超えちゃってるわけで。

そんな奥様がお子さんと一緒に観たならば、どうでしょうね。
きっと間違いなく子供そっちのけ状態で突っ走って泣いちゃうでしょうね。

娘:「あ、お母たま。泣いてらっしゃるの?」
母:「何言ってるの。涙は心の汗なのよ。」
娘:「じゃあ、お母たまは今汗だくね。」

ぜひ、これを観たあとで、そんなオシャレな会話のひとつでもブチ交わしちゃって下さい。

とにかく、このストーリーを今さらなぞって言う必要もないでしょうが、
これはもう「可哀想にもホドがある!」ってくらい、可哀想なお話しでして。
原作は、イギリスの女性作家:ウィーダによって書かれた小説です。

そしてこの劇場版は、TV放送が終了して約22年後に映画劇場版として製作された作品にあたります。
当時のキャラクターデザインをそのまま活かしつつ、全てのセル画を一枚づつ描き起こし、
一部3Dアニメーションまで採用するという気の入れよう。
更には、音楽、背景美術に至るまで徹底的にこだわりを見せ、
その上で溢れんばかりのエピソードを厳選の上厳選。
見事103分に収めたという素晴らしさ。
今観ても、映像の充分美しい珠玉の作品でもあります!

 

こっちゃんがこのLDを購入してから、かれこれ10年近くになりますが、
その昔は、この作品を観ても ただ泣いて終わっただけというアッパレな未熟ぶり。
「いったいこんな話で何を学べってか!正直者はノタレ死ぬってか?」などと、
憎まれ口しか口を突いて出なかったものですが、
さすがに今観ると、その頃とは違った感情が残ります。

何より自分にこう問いかけたい。
「こんな大人になっちゃいないか?おぬし。」・・・と。
これは自分への戒めともいえる映画。
はっ!自分もこの大人たちとさほど変わらないのではないか?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン! なんてね。
いつの間にやら、こんなに汚れてしまって、腹の中なんて真っ黒けじゃないか!などと自己嫌悪。

おおお。

だってね、この映画に出てくる大人たちは片っ端から醜いんだから。
容姿ではなく、心がさ。

何よりも罪なのは人を見下す心の持ち主。
貧乏な者を軽蔑し、身分に釣り合わない人間だと決め付ける。
「ちゃんとした家」「ちゃんとした教育」それこそが、愛娘にふさわしい愛情だという考え。
エゴ丸出しの金持ちらしい、歪んだ幸せの捉え方。

結局こんな大人が、ネロをどん底まで追い詰めて行ってしまいます。
気がついた時にはもう・・・。

そして、そんな金持ちのご機嫌ばかりを伺い、チクったり、罪をなすりつけたりする大人や、
昼間から酒を飲み子供に暴力を振るう大人や、見て見ぬフリをする大人まで登場。
ここまでくれば、もう”醜い大人博覧会”。

それだけにネロの正直さや、アロアの純粋さ、おじいさんの優しさが、余計に心に焼きつくのです。

しかーし!
やっぱり、おじいさん死去・・・。そして、そこからが益々ヒドイ。
まだ少年のネロが一人で生きてゆける訳もなく、
仕事を奪われ、住む家を奪われ、そして最後には”あのラスト”が待ち受けているのです。


「アカ~ン!秋の不幸の大運動会やぁ~。」
そんなひこまろのフレーズが、ドコからともなく聞こえてきそう。

って、陽気になってるがな。(* ̄◎ ̄*)

とにかくね、TV放送版は、”放送当時「ネロとパトラッシュを死なせないで!」という
数千もの嘆願書がテレビ局に届いた” というほどの逸話を持つ作品。
これはもう「泣ける」というよりも「嗚咽をもらす」という表現の方がピッタリきまものね。

「おじいさん、ごめんなさい。・・・もう、休んでいいでしょう?」

ネロの最後の言葉を聞いたとき、誰もが体の中から噴出した悲しみに押し潰されそうになるはずです。
そして声を抑えきれなくなるはずです。

こっちゃんも観終わった後は、ほとんど放心状態に陥りました。
さすがにこんな映画を観た後は、人に優しくなります。
正しい心を持ちたくもなります。

なんだか、今でも耳をすませば、パトラッシュの首の鈴の音が遠くに聞こえる気がします・・・。

 

こんな感想を書いた後でなんですが、今日の一句。

 
血迷ったネロのセリフより(未公開シーン)←うそです。

 

※後ほど掲載致します。

 


キスト (1996)

2006年09月14日 | ふつーMovie

こっちゃんポイント ★★★

鑑賞環境 こっちゃんシアター
上映時間 79分
製作国 カナダ
公開情報 劇場公開 (ヘラルド)
初公開年月 1998/06/
ジャンル サスペンス
映倫 R-15

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どこにでもいる可愛い女の子サンドラ(モリー・パーカー)は、幼いころから死に魅了され、死に近づきたいと願っていた。自分の欲望を満たすべく、葬儀屋に就職するサンドラ。やがて彼女の興味は、少しずつ死体との性交に向かっていく。一方、彼女は孤独で情熱的な医学生マットと知り合い恋に落ちる。一緒にいるだけで不思議な安心感を与えてくれるマット。サンドラは自分でも驚くほど素直に自分の性的嗜好、ネクロフィリア(死体愛好者)であることを打ち明けるのだが…。

(NTT-X store解説より抜粋)

こんな映画の感想をUPするのも如何かと思いますが・・・。( ̄ー ̄;)カズログサンジャ ナインダカラ...

死体とのエッチにしかエクスタシーを感じないという、おかしな女性 サンドラ。
死臭がほのかに香るようなこれほど変態チックな話を、自然な感覚で見せてくれ、
後味までさほど悪くないという点で大いに評価できる作品。

ただし、あまりに普通じゃないこの感覚は、世間に受け入れられ難いらしく(当たり前)、
現在DVDの生産は終了。新品が手に入りにくい状況です。
たかだか10年前の映画だというのに、です。

幼い頃から死体に魅了され、動物の死骸を拾い集めては埋葬、そして踊りの儀式。
唯一仲の良かったおともだちを引かせるほどその世界に陶酔しきった彼女は、
大人になり”葬儀屋”に就職。

なんて自然な成り行き。・・・って、おおっと!いかんいかん。
早くも、この映画のマジックにかかり始めてしまっている。。。(*_ _)。o○
慌てて、「これは異常な世界なのだ」と自分に言い聞かせる次第でして。

時にミステリアスに、時に淡い恋物語のように、そして時にエロチックに・・・。

何故に彼女はここまで死体にこだわるのか?
彼女は生身の人間では得られない至高の美を、死者の中にだけ見出す。そして死姦に至る。
死体の心臓にそっと耳を当て、「心配ないわ」と優しく声をかける彼女の姿、
そして「死体も感じるわ。」という台詞がなんとも印象的です。

トホホなのは、そんな彼女に恋をしてしまった大学生の男。
彼女に愛されるために、とうとう・・・・。やっぱりやってしまったか!(´-ω-`)ウーム
この映画を観ていると、死姦を繰り返す彼女よりも
この男の行動の方が異常に感じてしまうのが不思議なところでもあります。

死体フェチ女を演じるのは「沈みゆく女」のモリー・パーカー。
いまひとつメジャーな作品では見かけない彼女ですが、この映画にはピタリとハマった感じ。
監督もまた「沈みゆく女」のリン・ストップケウィッチです。

果たして、死体をこんな目で見る人が本当にこの世にいるのでしょうか?
それはどうか分かりませんが、
ひとつ思ったのは「ひとは誰しも他人から見れば異常な部分を持った生き物かもしれない・・・」ということ。
これは、そんな”自分の中だけで光り輝く禁断の美”を描いた映画です。

死体はたくさん登場しますが、怖さは全くありません。
ただ、その他の色んな意味で薦めにくい作品ではありますねえ。

 今日の一句。 あり得ない感覚を詠んでみました。

 

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【監督/製作/脚本】リン・ストップケウィッチ
 

ボディ・スナッチャーズ (1993)

2006年09月13日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 88分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場未公開
ジャンル SF/ホラー

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フォート・デイリー米軍基地で、科学者として働くことになった父親と一緒に引っ越してきたマーティ(ガブリエル・アンウォー)と弟のティム、そして義母のキャロル(メグ・ティリー)。しかし、彼らが新しく生活を始めた基地は、どこかしら不穏な空気に満ちていた。ある夜、バスルームでうたた寝してしまったマーティは、不気味でグロテスクな植物に襲われる。驚いた彼は、バスルームを飛び出し、父の寝室に駆け込むが、そこで彼が見た物は、その植物に覆われ、瀕死状態になった父のおぞましい姿だった…。

(NTT-X store解説より抜粋)

こりゃ、たまらない。
何しろ人間がスナッチされ、街がスナッチされ、行く行くは世界がスナッチされてしまうのだから。

スナッチ【snatch】とは、『ひったくる, さっと取る』の意味。
文字通り、これは地球外生命体に人類そのものが盗まれてしまうという、とんでもないお話。
ジャック・フィニイのSFノベルズ「盗まれた街」の三度目の映画化作品です。
監督は「フューネラル」、「(ハーヴェイ・カイテルの)スネーク・アイズ」などのアベル・フェラーラ。
まあ、三度も映画になるだけあって、この話がなかなかどーして面白い。
ちょっとホラー寄りのSFなのですが、この巧みな画面の構成、恐怖演出によって、
十分盛り上げてくれる作品です。

エイリアンが地球を乗っ取るなんていう題材で一番手っ取り早い手段としては、
やっぱり「宇宙戦争」のように『攻撃侵略コース』が適当なのかもしれませんが、
この映画のエイリアンはなんと、一人一人、人間と自分たちの仲間を入れ替えるという、
なんとも実に几帳面な手段を取ります。

出来そこないの貝類のようなエイリアン本体は、人間が寝てる間にちゅうちゅうと”人間汁”を吸い、
その養分で新しく、元の人間そっくりなエイリアンを一体だけ生成する。
一見何も変わりない生活の中で、
ある日突然、ママがママじゃなくなり、パパがパパでなくなるという訳でして。
こうしてジワジワとゆっくり街の人間をエイリアンに入れ替えて行くわけです。

って、なんて地道なエイリアンなんじゃ!(*`◇´*)/

「一体、ダレに気を遣ってこんなに手間ヒマかけるのか?」と言いたくなる気もしますが、
これがいわゆる「奴ら」流の巧妙なやり口な訳です。
(ま、あんな貝みたいな体では戦えないからね)

こんな憎まれ口を叩いておりますが、実はこれ こっちゃんの結構お気に入り映画でして。
この映画をジャケ買いして以来、かれこれ10回以上は観ております。
(こんなジャケット見て衝動買いするのは如何なものかと自分でも思います、ハイ)

主演のガブリエル・アンウォーは「ラックス・スーパーリッチ」のCMに出るほどの美人ですが、
この映画ではなんと!オールヌードで体当たり演技するほどの気の入れよう。
当時彼女は23歳の若さです。

それと、特筆すべきは継母役のメグ・ティリー
彼女は無敵の性悪セクシー(まだ言ってる)ジェニファー・ティリーの妹。
さすが姉の血は彼女の中にも存在するのだと妙に実感。
お姉さんよりは弱冠、線がシャープですね。

その他のキャストとしては、「ゴースト・ドッグ」のフォレスト・ウィッテカー以外
あまり知った顔の登場しない映画なのですが、それはそれで さほど気になりません。

とにかく個人的には、何故日本で未公開だったのか不思議なほど楽しめた作品。
許しがたいチープな特撮が一箇所だけありますが、それでも★★★★★です。

メグ・ティリーの「逃げるって何処へぇ~?」というセリフの薄気味悪さに、
思わず半べそかきました。(つдT)グスン

 今日の一句。 侵略の恐怖を切々と詠んでみました。

 

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【監督】アベル・フェラーラ 【キャロル】メグ・ティリー
【原作】ジャック・フィニイ 【コリンズ少佐】フォレスト・ウィッテカー