こっちゃんポイント ★★★
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ハリソン高校の生徒会長・ザック(フレディ・プリンゼ・Jr)はサッカー部のヒーローで2,000人の女生徒が彼と寝たがっている、学園一イケてる男子生徒だ。そんな彼が、ガールフレンドである学園一の美女・テイラーにフラレてしまった。高校生活の最後を飾るプロム・パーティーには意地でも別の相手を見つけて彼女を見返してやろうと決心するザック。そこへ悪友のディーン(ポール・ウォーカー)が、学園一ダサい女子生徒のレイニー(レイチェル・リー・クック)をたった6週間でパーティーのクイーンに変身させられるかという賭けを持ち掛けてくる。だが想像以上に美しく変身したレイニーに、ザックは本気で恋に落ちてしまう…。
(NTT-X store解説より抜粋)
いつまで続くか先行き不透明な
”オータム・センチメンタル・セレクション・フェスティバル&カーニバル”ですが、
週末はこんな感じの軽い青春ロマンスでいかがでしょうか?
”学園版プリティウーマン”、もしくは”マイ・フェアレディ青春編”などという
かなり大胆なフレコミも一部で目にしましたが、あえて目を瞑りましょう。
自分的には、「そこまでではないよね?」というのが正直な感想。
でも、こういう可愛い少女マンガな世界は、女性にウケやすいのだと思います。
デートで男の子と海に来てるのに、汚染垂れ流し問題の話を切り出すような根暗な女の子。
こんな娘が、あっちゅー間にプロム・クイーン候補にまで駆け上がる!というこのハナシ。
ま、今観るとそれほどどーっちゅうコトもない話ではあります。
ダサくて学園一のブキミちゃんである美術部系女の子を、なんと!
レイチェル・リー・クックが演じています。
それと相手役の男性は、「ラストサマー」のフレディ・プリンゼ・Jr.。
公開当時、二人はアメリカ「TEEN」誌選出ティーン・アワードで最優秀シネマカップル賞を受賞。
さらに、フレディは最優秀主演男優賞、レイチェルは最優秀新人女優賞を受賞し、
この映画がアメリカのコギャルに、いかにウケタかをうかがわせますね。
それにしても、レイチェル・リー・クックの映画は、どういうワケか日本では片っ端から未公開になる。
これはもう、レイチェル自身が映倫に引っ掛かるとしか思えません。(まさかね)
だからこの映画も、彼女の数少ない日本劇場公開作品として観れば、とても貴重に思えます。
有り難味も増すってモンです。
そもそもカノジョ、元が可愛い過ぎるだけに、
黒ブチメガネと、ポニーテールだけでダサさを演出するというコト自体、
はじめから無理があるのですが、
かといって、変身後にあまりパッとしない女優をキャスティングするわけにも行かないでしょうしねー。
やはり、変身前と変身後で二役を立てるか、(じゃ変身前はダレだ?)
もしくは変身前のレイチェルの眉毛をマジックで左右繋げるなど一工夫した方が良かったのでは?
などと考えてしまいます。
ともあれ、こんなキャスティングで始まってしまった物語は、
「これ必要?」なんていうダンスシーンなんかを交えつつ、何かとベタな展開を踏んでゆきます。
そうは言ってもズッコケるラストや、難聴になるポール・ウォーカーなんかは
やっぱ面白いですけどね。
最後になってようやく見せるレイチェルの、”100万ボルトの笑顔”目当てにひたすらリピート!
なんていうのも、また良いかもしれません。
脇役で、アンナ・パキン、ケヴィン・ポラック、マシュー・リラード、キーラン・カルキンなど、
意外にも知った顔が多く登場するのも、今観ると中々面白い。
ポール・ウォーカーは今よりも若くてカッコええです。 結構、軽い役だけど。( ̄ー ̄;)フッ
まあ、作品全体に暗さがないのがとても良いですね。
それなりに好きな映画です。
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー(Sixpence None the Richer)の主題歌"Kiss Me"が素敵だわ~。
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The Best of Sixpence None the Richer このアルバムの5曲目に入ってます♪ |
【今日の一句】
メガネだけで変身て、アンタはウルトラセブンか!(*`◇´*)/
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