こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

シムソンズ (2006)

2006年08月05日 | しびれるMovie


 

こっちゃんポイント ★★★★★

鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 113分
製作国 日本
公開情報 劇場公開 (ドリームステージピクチャーズ=
アットムービー・ジャパン=
エスパース・サロウ)
初公開年月 2006/02/18
ジャンル 青春/ドラマ/スポーツ

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北海道にある小さな町、常呂町。その町の高校に通う和子は、刺激のない平凡な日々に不満を抱いていた。でも、そんな不満を解消する術も見つからず、今日もまたいつもの喫茶店で親友の史江とお喋り。そんなある日、長野冬季オリンピックに出場した町のヒーロー、加藤真人が常呂町で凱旋試合を行うというニュースを見た和子は、大喜びで応援に行くことにするが…。

(NTT-X store商品解説より抜粋)

カーリングって4人で1チームって知ってました?
これは、底抜けに明るく元気な女の子たちがカーリングに賭けた青春物語

作りは若々しく軽いけど、これが結構楽しめちゃうのでございます。
しかも、この映画を観ればカーリングのルールまで習得できるというオマケ付き。
カーリングがやりたくなってしまいます。

おもしろそーッ!

なんたってコレはモトが実話。
舞台になる常呂(ところ)町はもちろん、北海道に実在する小さな町です。
2002年のソルトレークオリンピックに出場したカーリング女子日本代表チーム。
その名も『シムソンズ』!

名前の由来はただの勘違いですが、
その勘違いに後から無理矢理意味づけされるのが可笑しいですね。

佐川e-コレクトCMの加藤ローサ  メニコンCM、なっちゃんCMの星井七瀬らを中心として
笑いどころがふんだんに用意されたドタバタのカーリング・サクセスストーリー
が繰り広げられます。

その世界にまったく無縁の女の子が、明るくどっぷり浸かって行くサマは
さながら カーリング版の「スウィング・ガールズ」といったところ。
これまた「なんが いぐねぇ?」ってカンジです。

はじめは加藤ローサのハイテンション・モードにちょっと戸惑いますが、
最近、道外でのメジャーな活躍が目立つ大泉洋がコーチ役として登場してから
話はオトボケ度がぐぐんとアップ!
ここらへんから 俄然面白くなります。
彼、今回は”合コンマニア”のコーチ役。六本木限定の合コンマニアだそうで。(笑)
すっとぼけたキャラがここでも生きてますねー。

でもね。
笑いながら観てるとこれが結構ウルッ!とくる場面にも遭遇するのね。

どこのチームとやっても0点続き。
「勝つのではなく、1点を取ろう!」と続けたシムソンズ。
”ストーンは4人で投げるもの”だと知りました。

チームを支える友情をベースにカーリングを楽しむ女の子の奮闘ぶりに
思いっきり感情移入できちゃいます。

シムソンズは、カーリングというスポーツを心から楽しんでいたチームでした。

 

【作品】シムソンズ 【和子】加藤ローサ
【監督】佐藤祐市 【コーチ】大泉洋
【脚本】大野敏哉
【挿入歌】JUDY AND MARY