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課題山積(3/30西武対楽天)

2014-03-30 19:09:57 | 他スポーツ
今日は西武ドームで野球観戦でした。今季の西武は涌井、片岡がFAで、ヘルマンとサファテが退団と、かなり選手が入れ替わっています。その新生西武はどんなチームなのかを確かめるのが、今回の観戦の目的ですが、正直に言えば課題山積です。

今日の西武の先発は新外国人投手、レイノルズでした。こういう、どういう投手かわからない投手は、できるだけ注意して見ることにしています。基本はストレート中心の投手ですが、その球速が138km前後と決して速くありません。力強く振りかぶるので速そうに見えますが、このレベルなら日本にもたくさんいます。

結果的には6回3失点と、それほど極端には悪くなかったものの、4回のセンター熊代の好守に救ってもらわなければもっと早くKOされていたはずで、オープン戦で好調だったとはいえ、この投手に1年間ローテーションを任せるのは厳しそうなイメージです。

また、守備も良くありませんでした。一番の問題点は投手から転向したばかりの木村が、一塁を守れないことが発覚したことです。ショートバウンドの送球をすくいあげて取れないので、2度の後逸でレイノルズの足を引っ張り、5回から外野に回されました。おそらく二度と一塁で起用されることはないでしょう。

大型二塁手として期待を集める浅村ですが、打つ方ではバックスクリーン脇に特大のホームランを放ち、負け試合(1-7)で唯一の輝きを放ってくれました。しかし、守備は相手楽天の二塁手、藤田が名手だけに、どうしても浅村の守備範囲の狭さは目についてしまいます。昨年までの二塁手、巨人にFA移籍した片岡なら取れた当たりだろうというのが、私が見る限り二つありました。

新外国人野手、ランサムもオープン戦で打てなかったので打順は7番で、中村、坂田の二軍スタートで中軸が弱い西武では本来ならランサムに5番を打って欲しかったでしょうが、今日も結果が出ず残念です。また、ファンブックによればヤンキースの2009年ワールドチャンピオンメンバーで、メジャーでは守備が売り物という話でしたが、7回のAジョーンズのタイムリー二塁打は正直に言えばランサムに捕って欲しかった当たりです。

楽天と当たるときは、相手四番のAジョーンズは常に観察の対象です。メジャー通算450本塁打を誇り、ブレーブスやヤンキースにも在籍した超一流選手ですが、今は足が遅くなっておりDHしかできません。去年、二度観察の機会があり、ストレートには滅法強いものの、変化球で徹底的にじらせば打ち取れる傾向です。

そのため、ストレート主体のレイノルズだとあっさり打たれるのを覚悟していましたが、決め球を変化球にして2三振を奪い、捕手炭谷のリードという意味ではセオリーを守りました。しかし、変化球がコントロールできない岡本篤ではAジョーンズは厳しい相手だったようで、実際タイムリー二塁打を打たれて試合は決着しました。

相手先発の辛島がストレートの四球を二度出すなど決して良くなかったので、西武打線はもっと早く捕まえておきたかったですが、相手の二番手福山がいい投手でした。145kmのストレートと高速スライダーで打者四人にパーフェクトリリーフで、クローザーに課題のある楽天では抑えに回れる可能性を持っています。

この結果、西武は開幕3連敗スタートで、いきなりハンデを背負っての展開になります。早くおかわり君復帰してくれと、願わざるを得ません。

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