Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲九州場所中盤戦

2018-11-19 21:53:08 | 他スポーツ
大相撲九州場所は9日目を迎えました。今日の結果はまだ把握していませんが、昨日の時点では写真の小結、貴景勝が7勝1敗でトップに立っています。小結は難しい地位で、初日に横綱と当てられることが決まっていますが、その横綱戦で稀勢の里を破って勢いに乗りました。貴景勝の突きは押し出しを狙うこともありますが、タイミングよく技をかけることも多く、名門埼玉栄高校出身らしい技の豊富さを見せています。

九州場所は例年、あまり荒れないことが多いですが、今場所は稀にみる混戦です。それはやはり、本命白鵬の休場が大きいです。白鵬は出てくれば今でもトップクラスの力を見せますが、膝の骨折で休場したことで、一人横綱になった稀勢の里に大きな期待がかかることになりました。しかし、稀勢の里はその期待に応えられず、初日から4連敗して休場という最悪のシナリオをたどってしまいました。

また、大関陣もあまり良くありません。場所前の稽古では好調を伝えられた豪栄道も3敗、足の親指の靭帯損傷は「痛くない」と言っていた栃ノ心は4勝4敗とまさかの不振です。稀勢の里がいなくなったことで、結びの一番が大関戦になりましたが、締まらない土俵で「もう終わり?」と感じてしまうほどです。

唯一頑張っている上位は大関高安です。場所前はあまり調子は良くないような報道でしたが、彼の場合は前に出る相撲なので、うまく勢いに乗ればチャンスは十分です。高安は上位陣の中で唯一優勝がないので、今場所は大きなチャンスになります。貴景勝との直接対決も残っており、このまま2敗で行ければ面白いです。

下位では上位初挑戦になった竜電が高安を破ったのには驚きました。跳ね返される予想でしたが、高安戦はうまく下手を取って長い相撲に持ち込み、相手に力を出させない勝利でした。十両まで行きながら、股関節の骨折で序の口まで落ちた苦労人ですが、上位と当たるところまで来られたのは彼の努力の成果だったと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キルギス戦プレビュー | トップ | 狙いやすい相手(11/20日本対... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他スポーツ」カテゴリの最新記事