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内容で負けた(4/12柏対浦和)

2024-04-13 20:46:59 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのアウェイ柏戦は、0-1で浦和の敗戦に終わりました。この敗戦は、決してカウンター一発を決められた不運な負けではなく、内容で負けたからの負けです。序盤、柏はセカンドボールを拾っての連続攻撃を浦和陣内で何度も展開し、ギリギリのところでクリアして失点こそ防いだものの、これではいつか破られると感じる内容でした。

その結果を生んだ要因として、アンカーのグスタフソンのところをうまく柏に消されてしまったことが考えられます。柏の2トップ、小屋松とマテウス・サヴィオは浦和CBからのグスタフソンへのパスコースを消しに来ており、この日は岩尾がベンチにも入っていなかった浦和にとってはゲームを組み立てにくい展開にされました。途中で、この柏の狙いに気付いて、グスタフソンがサイドに寄ってボールを受け始めましたが、少し対応が遅れた印象はあります。

また、浦和の両ウイングを使いたい攻め方も、柏に消されていた印象を受けます。この日は右ウイングに入っていた前田直輝の印象が薄く、好調だった左ウイングの松尾も孤立する展開でした。彼らの運動量を守備で使わされたのもその要因で、前田直輝がボールを受けた位置は自陣が多く、攻撃に行けるだけの体力が追いつかないのも仕方ありません。

浦和にとってもう一つ痛かったのは、五輪代表で不在だったSB大畑の穴でした。この日の浦和はベンチにSBの選手を置くことができず、急造SBである左SBの渡邊凌磨に90分出てもらうことが前提にならざるを得ませんでした。そのため、柏のマテウス・サヴィオはそこを狙っており、決勝点になった木下のゴールは、マテウス・サヴィオに左SBのところを崩されてのクロスでした。

追い込まれた浦和は、中島を投入して前線で起点を作り、さらに興梠を投入して4-4-2気味のオプションも見せました。しかし、序盤から流れが悪かったこの日の浦和に1点を逆転できる力はなく、試合はそのまま0-1の敗戦で決着することになります。これだけ流れが悪いと、どこから着手してチームの勢いを戻すか難しいですが、出番はなかったもののこの日ベンチ入りしたCBショルツにも期待したいところです。

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