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相手の力を利用できた(4/7浦和対鳥栖)

2024-04-07 21:17:37 | 浦和レッズ
今日の浦和レッズのホーム鳥栖戦は、3-0で浦和の勝利に終わりました。このゲームは浦和がほぼ狙い通りに運べた試合でした。序盤、左CKを2度立て続けに取り、開始4分に早くもチアゴ・サンタナのヘディングシュートで1点を先制できた浦和は、ヘグモ監督の狙いである両ウイングを生かしたサッカーを展開するようになります。

右ウイングの前田直輝はオフサイドラインをうまく抜けられず、右サイドの攻めは課題が残りましたが、左ウイングの松尾は絶好調でした。鳥栖に仕掛けられるリスクは覚悟で左SBで起用している渡邊凌磨とうまく連携を見せて、松尾が走ればボールが面白いように出てくる関係性を見せることができました。もっとも、序盤の鳥栖は1点ビハインドでも良いと割り切った様子で、自陣に2ラインを引いて守ってきました。

浦和はここまでの相手には、アンカーのグスタフソンを消しに行くマンツーマン守備に苦しんできました。それが理由で、グスタフソン以外にもパスの出し所が欲しいという理由で、開幕当初はベンチスタートだった岩尾がスタメンに復帰するようになります。もっとも、鳥栖はグスタフソンについてはトップ下の堀米とボランチの福田で受け渡す様子に見えましたが、あまりその守備が効いておらずグスタフソンがボールを持てました。

鳥栖の狙いはグスタフソンには多少さばかれてもいいから、真ん中に人数を集めてクリアで我慢するものでした。そのため、松尾や渡邊凌磨が左サイドでボールを動かすまでは狙い通りだった浦和も、そのクロスがなかなか中央に合わずに時間が過ぎていきました。もちろん、鳥栖は同点ではなく1点ビハインドなので、どこかのタイミングでは前に出てくることは予想できましたが、前半一杯は攻める浦和に対し我慢する鳥栖で推移します。

また、鳥栖の守備に対抗しようと、岩尾がFWの位置まで上がって前からプレスに行っていました。最前線にいるチアゴ・サンタナを追い越すような場面もあり、「これでは岩尾は90分持たない」と感じることになります。今は交代枠が5つあるため、岩尾が交代しても小泉や中島などがいますが、その辺のマネジメントはしっかりやらないと、前節のFC東京戦のように負傷の酒井宏樹のところを狙われるミスも起こり得ます。

ハーフタイムに鳥栖は動き、ボランチの福田を下げて左MFの横山を投入して、右MFにいた菊地をボランチに回す勝負手を打ってきました。菊地はパスセンスがあるのでボランチも可能ですが、もともとは攻撃的MFなのでギャンブルとも思える起用です。この交代が、試合を動かすことになるのですが、それについては明日以降マニアック分析で補足します。




















































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