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酒井宏樹、浦和加入

2021-06-17 21:14:15 | 浦和レッズ
他のネタを書いていて出遅れましたが、今季までフランスリーグのオリンピック・マルセイユに在籍していた日本代表右SB、酒井宏樹選手が浦和に完全移籍で加入することが発表になっていました。酒井宏樹は五輪代表にオーバーエイジで加わっているので、浦和合流は五輪終了後になります。それでも、現役代表の即戦力の加入は、浦和にとって上位を狙う一つの起爆剤になり得ます。

酒井宏樹は出身こそ長野県ですが、育った地の柏でU-15から地元の柏レイソルに加入してプロ入りへの基礎を作ります。U-18時代はクラブユース選手権の準優勝やビジャレアル国際ユーストーナメントで3位と実績を作ります。U-18時代は2種登録されたもののトップ出場は叶いませんでしたが、トップチームに2009年に昇格し、チームがJ2に降格していた翌2010年から出番を得るようになります。

当時のレイソルは、名将ネルシーニョ監督が率いており、酒井宏樹は2011年に「昇格即優勝」の離れ業を演じた当時の主力選手です。初めて、酒井宏樹の名前が自分の中でインプットされたのは、2011年の国立競技場での柏対浦和戦でした。当時、浦和の左MFのエスクデロと、右SBの酒井宏樹がマッチアップする対戦でしたが、エスクデロが何もさせてもらえなかったので、酒井宏樹はいい選手なんだなと記憶に刻まれました。

酒井宏樹の名前を大きくアピールしたのは、その2011年のクラブW杯での活躍です。当時、J1優勝で開催国枠でクラブW杯に出場した柏は、4位と世界に名前を轟かせます。サントスFC(ブラジル)からもゴールを決めており、そのサントスFCが酒井宏樹の獲得に興味を示すなど、いずれは世界を目指すDFという評価はこのときに固まります。

その後は2012年にドイツのハノーファーに渡り、その後マルセイユで5年間プレーして日本代表でも主力選手に定着します。日本では小柄な選手がプレーすることの多いSBですが、酒井宏樹は大柄でフィジカルが強く、攻守両面に絡める強さを持っています。日本代表でも、相手が格下のときはウイング的にプレーしてアシストを狙うなど、戦術眼も持っている選手です。

浦和では、左右両方のSBで起用可能という長所もあるので、右で使われるか左で使われるかは未知数です。もっとも、酒井宏樹は現在のレギュラーである西や山中よりも一段上のレベルの選手なので、彼らには衝撃が走っているかもしれません。そういう選手が、精神的にも浦和を引っ張って、浦和というチームを強くする過程にかかわってくれることを期待したいです。

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