大宮戦プレビュー

今週末はさいたまダービーの大宮対浦和がNack5スタジアムで行われます。浦和サポにとっては最難関のチケットなので、私は取れず、出かけられる方は応援よろしくお願いします。浦和はミッドウィークのナビスコ杯を1-4と惨敗しています。

もっとも、メンバーをだいぶ落としているので、清武やブランキーニョを出してきたC大阪と比べるとこの試合を勝とうとした気持ちに差があったのは間違いないので、あまり気にする必要はないと思います。

相手の大宮は五輪代表の東がチームの中心になるまで成長しましたが、いくら若い東でもオフなしでグアム合宿を張って2月にトップコンディションを持ってこようとした五輪代表の活動はきつかったらしく、現在負傷離脱中です。

新外国人カルリーニョスはいい選手だと思います。ボランチですが、ボールを持ったときの高いテクニックはさすがブラジルの名門チームでレギュラーだっただけのことはあります。ただ、ダブルボランチを組んでいる青木も前で力を発揮するタイプなので、PSM杭州戦では二人とも上がってしまうミスもありました。

浦和としてはそれは狙いどころです。鹿島戦で阿部勇樹がうまくバイタルエリアを使ったゴールを再現できる可能性もあります。また、マルシオのFKが決まり出したという浦和にとっては大きな朗報もあります。新潟時代は16得点を挙げたシーズンもありますから、それに近い活躍は期待したいです。

大宮は高いテクニックを持った強力なポスト、ラファエルを持っています。あまり強引に自分で行くタイプではありませんが、周りを見る目は確かで、アシスト型のFWです。坪井が見るか永田が見るかはわかりませんが、最低で前を向かせない、できればヘディングを抑えて欲しいです。

大宮というチームが普通の4バックで中盤ボックス型のチームなので、4人のDFでは3バックのアウトサイドは見にくいことから、平川か梅崎のどちらかは空く可能性が高いです。浦和としてはどちらが空くか、どちらが好調かを試合序盤で見分けて使うことが必要でしょう。

得点こそありませんが、浦和の両アウトサイドは間違いなく好調を維持しています。そろそろ梅崎あたりにゴールが欲しいと期待しています。