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天皇杯決勝(C大阪対横浜FM)

2018-01-01 21:15:07 | 他チーム
天皇杯決勝の、C大阪対横浜FMをテレビ観戦しました。両チームとも似ているカラーのチームで、人数をかけて前から圧力をかけるよりは、少ない人数からアーリークロスでゴールを狙い、バイタルエリアはしっかり固めて逆襲を防ぐという考え方と感じます。そのアーリークロスで、横浜FMに先制点が入ったので、途中までは横浜FMの狙い通りの展開になりました。

この日の横浜FMはボランチの扇原が負傷欠場して、本来トップ下の天野がボランチに入っていましたが、その天野がほとんど攻撃に色気を出さず、バイタルエリアを固めることを意識していました。対するC大阪も自陣に2ラインを引くサッカーで、失点が序盤だったことから無理に攻める必要はないと普段のスタイルを貫きました。

C大阪は柿谷が左足を痛めていましたが強行出場してきました。しかし、シュートを打った後に痛そうな表情を見せるなど完調ではなく、リカルド・サントスと交代でピッチを後にします。それでも、C大阪は本来得意ではない、追いかける展開でソウザの位置を前に出して少しずつ圧力を強めます。

同点ゴールは水沼のミドルシュートからでした。横浜FMに引かれてスペースがない、苦しい展開で思い切って放ったシュートが、相手GKの処理ミスを呼んで、詰めていた山村のゴールで追いつくことができます。こうなれば、C大阪としては、体力レベルで相手を上回れる自信はあるので、延長戦も意識した試合運びが可能です。

思惑通り突入した延長戦は、その体力レベルが勝負を分けました。山村のクロスから、相手GKのポジショニングがミスになったチャンスに、水沼が蹴り込んで2-1とリードするゴールを得ます。これで、C大阪ベンチは、FWの山村のポジションを、本来の位置であるDFに変更して、5バックで守るいつもの手を見せてきます。

それが効いて逃げ切れました。この、山村をFWとDF両方で使う起用法は、今季のC大阪の好調の大きな要因です。FWとして8ゴール、DFとして逃げ切りのオプションと、両方で力を発揮した山村が、目立たないものの大きな貢献度でした。その起用をした、尹監督の手腕は確かだと改めて感じます。

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