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名古屋戦マニアック分析

2019-08-06 22:08:10 | 浦和レッズ
リードされている浦和は、多少無理をしてでも追わないといけない展開です。昔のフィンケ監督時代に、夏場にリードされる展開が続き疲れて大型連敗をした苦い過去を思い出しました。嫌な予感がしましたが、この暑さできつかったのは相手の名古屋も一緒でした。次第に、浦和のポゼッションの前に5バック気味に引いて守る、名古屋の守勢が見られるようになってきました。

特に、あれほど前半で脅威だった、前田直輝にいい形でボールが入らなくなってきました。もちろん、浦和のスルーパスがミスになると名古屋に鋭いカウンターを食らいますが、前半の名古屋とはうって変わって、展開が逆になってきました。浦和としては、できるだけ早い時間で追いつきたい展開です。

しかし、ゴールは遠く時間だけが過ぎていきます。浦和はいい形で突破できなかった右アウトサイドの橋岡を下げて、山中を入れて左アウトサイドに置き、関根を右アウトサイドに移してきます。これも一つの援軍になりました。ファブリシオがドリブルで切れ込んでチャンスになった74分のチャンスも右サイドからです。

追うためには無理をしなければならなくなった浦和は、柴戸を下げてより攻撃力のある長澤をボランチに入れてきます。しかし、長澤のパスはなかなか前線に通せず、ついにファブリシオを下げてFWの杉本健勇を入れて最後の勝負に出ざるを得なくなりました。杉本を入れるということは興梠をシャドーに下げるということで、興梠の運動量を守備にも使わせる、浦和としてはあまりやらせたくない形です。

それでも、その執念は最後に実り、CKからの流れで左サイドの山中が上げたクロスに、小柄なため相手が警戒していなかった関根が頭で合わせて同点ゴールになります。最後、チャンスがありましたが、山中が外して試合は2-2の引き分けに終わりました。後半だけ見てしまえば、勝てる可能性もあった試合です。

浦和としては、最低限の勝ち点1は得たものの、チームとしてやりたいことができた試合ではなかった印象を受けます。ファブリシオに収めたい狙いは名古屋の守備に潰されました。しかし、鈴木大輔がジョーを無得点に抑えたなどできたこともありました。今は、少しずつでもできたことを増やしていくしかないと思います。
























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