森林公園の帰り道で乗った、東京メトロ10000系快速急行です。普通のロングシートの車両ですが、足元のヒーターが撤去されており大きな荷物があれば座席の下に入れられます。座り心地は硬めの椅子ですが、1時間以内の乗車時間なら普通に乗り切れます。東武線内快速急行なので、急行が止まる「ふじみ野」「志木」を通過する、なかなかない列車です。特に志木は、通過する列車があるように作られていない様子で、徐行運転でゆっくりと通過して行ったのが印象的でした。東京メトロ線内は急行、東急東横線内は特急の運用です。
日本時間日曜日未明の、パリ五輪のU-23日本対マリ戦は、1-0で日本の勝利に終わりました。もっとも、このゲームを通じた印象はマリの強さでした。マリはアフリカのサハラ砂漠の中の国で、国民一人当たりのGDPでは世界最少クラスの国ですが、今回のマリ代表はほとんどが欧州でプレーする選手で、中にはマリにルーツを持つフランス生まれの選手もいました。
かつては「戦術も規律もない」と言われることもあったアフリカの代表ですが、欧州でプレーするような選手なら自分たちで戦術を組み立ててプレーすることはそれほど難しくないでしょう。マリは4-2-3-1ですが、守備の場面になると攻撃的MFの一枚がボランチのラインに降りて、4-3のブロックで日本の外側のパスは放置という戦い方も見せます。
それでも、ボールを奪ってからのマリのスピードはかなりのものでした。日本ではミスキックのように見えるサイドチェンジのキックにも相手左SBが走り込んで追いついている場面もあり、しかも1対1の攻撃なら日本DFに対してやや優位な展開でした。それでも、GK小久保の守備も効いて、何とか0-0で前半を折り返します。
初戦のイスラエル戦を引き分けていてどうしても勝利が欲しいマリは、後半に思い切って前に4枚を残して分厚い攻撃を仕掛けてきました。この攻めで日本は押し込まれてしまいます。相手の長い距離のFKから、ドゥンビアのヘディングシュートがポストを叩いて外れる、際どい場面もありました。しかし、日本も手薄になった相手のMFのラインでボールを受けることができれば、カウンターで裏返すことができました。
そのカウンター狙いが当たったのが決勝点の場面でした。右サイドを、写真のFW細谷がドリブルで長い距離を走り、クロスに途中出場の佐藤恵允が合わせ、GKが一旦止めたものの跳ね返りにボランチの山本が追いついて押し込んでの得点でした。守備で我慢しながらも、どこかで行けるタイミングがあれば複数で行くと、攻撃陣に意識共有ができていたのでしょう。
後半ロスタイム、日本DFのハンドでPKを取られ、このPKをドゥンビアが枠を外すミスキックをする幸運もあって、何とか1-0で逃げ切った日本の勝利に終わりました。勝ったものの肝を冷やした勝利ではありますが、この勝利で決勝トーナメント進出が決まったので、グループリーグ最終戦のイスラエル戦は少し主力選手を休ませる余裕もできました。
かつては「戦術も規律もない」と言われることもあったアフリカの代表ですが、欧州でプレーするような選手なら自分たちで戦術を組み立ててプレーすることはそれほど難しくないでしょう。マリは4-2-3-1ですが、守備の場面になると攻撃的MFの一枚がボランチのラインに降りて、4-3のブロックで日本の外側のパスは放置という戦い方も見せます。
それでも、ボールを奪ってからのマリのスピードはかなりのものでした。日本ではミスキックのように見えるサイドチェンジのキックにも相手左SBが走り込んで追いついている場面もあり、しかも1対1の攻撃なら日本DFに対してやや優位な展開でした。それでも、GK小久保の守備も効いて、何とか0-0で前半を折り返します。
初戦のイスラエル戦を引き分けていてどうしても勝利が欲しいマリは、後半に思い切って前に4枚を残して分厚い攻撃を仕掛けてきました。この攻めで日本は押し込まれてしまいます。相手の長い距離のFKから、ドゥンビアのヘディングシュートがポストを叩いて外れる、際どい場面もありました。しかし、日本も手薄になった相手のMFのラインでボールを受けることができれば、カウンターで裏返すことができました。
そのカウンター狙いが当たったのが決勝点の場面でした。右サイドを、写真のFW細谷がドリブルで長い距離を走り、クロスに途中出場の佐藤恵允が合わせ、GKが一旦止めたものの跳ね返りにボランチの山本が追いついて押し込んでの得点でした。守備で我慢しながらも、どこかで行けるタイミングがあれば複数で行くと、攻撃陣に意識共有ができていたのでしょう。
後半ロスタイム、日本DFのハンドでPKを取られ、このPKをドゥンビアが枠を外すミスキックをする幸運もあって、何とか1-0で逃げ切った日本の勝利に終わりました。勝ったものの肝を冷やした勝利ではありますが、この勝利で決勝トーナメント進出が決まったので、グループリーグ最終戦のイスラエル戦は少し主力選手を休ませる余裕もできました。