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欧州CL決勝(Rマドリード対リバプール:前半)

2018-05-28 22:36:03 | ワールドサッカー
日本時間で、日曜日の未明に行われた、欧州CL決勝のRマドリード対リバプールのビデオをチェックしました。平日で時間がないので、まずは前半だけ見てみました。この両チームの対戦では、試合開始直後の出方が最大の注目ポイントでした。リバプールはストロングポイントである、3トップのサラー、フィルミーノ、マネの力を前面に出すのは間違いないですが、Rマドリードの出方に注目しました。

勝負がかかった大きな試合では現実主義者になれるのがRマドリードの特徴ですが、この試合でもイスコを起用して左MFに置き、カゼミーロとクロースでダブルボランチを組ませる4-4-2で入ってきました。スピードのあるリバプールのFWに「競走」を挑まれないようにDFラインは低い位置に置き、ゆっくりと後ろでボールをつなぎながらサイドのイスコとモドリッチが空くタイミングを計ってきました。

これに対し、リバプールは中盤でプレスに行ってから、シンプルに縦に蹴ってくるやり方でした。そういうアバウトなボールでも、サイドのサラーとマネはボールをキープするところまでは行けるので、そこから上がってきた右SBのアレクサンダー・アーノルドにシュートを狙わせるようなオプションも持っていました。

やや、リバプールが狙い通りに進めているかなという前半でしたが、リバプールにとって痛すぎるアクシデントがありました。ボールを競り合ったサラーとセルヒオ・ラモスがもつれ合うように倒れ、サラーの右腕が相撲で言う「小手投げ」のように巻き込まれて、サラーは肩を痛めて途中交代を余儀なくされます。

これで、リバプールはサラーに代えてララーナを投入して左MFに置きます。これまで、リバプールは中盤3枚に対し、Rマドリードの中盤は4枚なので、その差をRマドリードは狙いたかったようです。そのゲームプランが、ララーナの投入で少し変わってきそうだという、大きな流れの変化が生じました。

それでも、Rマドリードはさすがの強豪で、一瞬でもいいクロスが入れば、ロナウドとベンゼマで点を取ってしまえる能力があります。惜しくもオフサイドだったもののチャンスはあり、現実主義のレアルにとって、前半の0-0は悪くないスコアだろうと思われます。そこで、今日のビデオ観戦は終了で、続きは明日以降書けたらと思います。
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