Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

後ろに速くない豪州(豪州対ドイツ)

2017-08-14 22:02:46 | ワールドサッカー
お盆休みで時間があるので、撮り貯めたビデオから、コンフェデ杯の1次リーグ初戦、豪州対ドイツを見ていました。この試合を見た理由はもちろん、8/31に豪州が日本と対戦するからです。先日、豪州が3-6-1に布陣を変更した、タイ戦の映像を見ましたが、今回のドイツ戦でもその3-6-1を継続してきました。

この布陣の狙いは、ダブルボランチと2シャドーの4枚が並ぶ中盤でキープすることです。アンカータイプのジェディナックが欠場して代役にベテランのミリガンが入っていましたが、ゲームメーカータイプのルオンゴをボランチに、2シャドーにもボールを持てるタイプのムーイとロギッチを置いてきました。

しかし、ドイツはブンデスリーガ若手選抜とも言える、フレッシュで動ける選手を起用してきました。W杯優勝の実績のあるレーブ監督も、「今回はチームの成長が第一。次が優勝のタイトル。」と、次のロシアW杯に向けての若手の掘り起こしを意図した選手起用をしてきました。その若手主体のドイツが、ベストメンバーの豪州に対して運動量で上回りました。

ドイツが動けたことで、豪州の弱点が見えてきました。それは、両アウトサイドのレッキー、ベヒッチの戻りの遅さです。3-6-1の豪州は、アタッカータイプの彼らを両アウトサイドに使ってきましたが、守備の際にカウンターを食らうと戻って来られず、容易にドイツのアタッカーにサイド突破を許しました。日本代表では久保や原口を走らせれば面白そうです。

また、前から弱点と感じていた、最終ラインのスピード不足も感じます。ドイツがスルーパスを送ると、豪州DFは裏を取られやすく、スピードのあるDFが足りない豪州が抱える構造的な弱点も同時に感じました。日本戦ではそれをさせないために、DFから一人余らせてリベロ的にプレーする可能性もあります。

それでも、豪州の強みもあります。それはセットプレーの強さです。速いクロスを入れれば何が起こるかわからない状況を作れるチームなので、日本が1点リードしたときの守り方には気を付けないと、終盤のセットプレーで同点という恐れも十分ある相手です。日本にとっては豪州は予選で4分け1敗と勝っていない相手で、次の試合は勝利がW杯の条件だけに、そう簡単ではないタスクだとも感じています。
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ブラコビーin海浜幕張1

2017-08-14 14:15:54 | 雑記
マリンスタジアムの試合前、幕張海浜公園を散歩していました。このあたりは海を埋め立てた土地なので、歴史的な遺構よりは季節の風物詩を探そうと、公園内をいろいろ歩き回ってみました。どうしても海沿いで潮風の強い土地なので、そういう悪条件にも強い木を探して植えた様子はうかがえました。

スタートの海浜幕張駅です。



ひまわりが咲いていました。



幕張メッセのそばのビル街があるところとは思えないような、だだっ広い芝生広場です。真夏でなければ、走りたくなるような、気持ちのいい風景です。



サルスベリの木です。



花時計です。結構大きなもので、小高い丘の斜面に作られていました。





美浜園という、日本庭園にあった鯉のいた池です。





美浜園の中です。入園料100円は微妙な金額でしたが、こんなところでケチっても仕方ないと中に入ってみました。









この公園の木は、写真のような案内板があります。モチノキが、古来の狩りにつかう、トリモチが由来だったことは、初めて知りました。




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シャペコエンセ戦プレビュー

2017-08-14 13:23:10 | 浦和レッズ
浦和は明日、ホーム埼玉スタジアムで、ブラジルのクラブ、シャペコエンセとスルガ銀行カップを戦います。この試合は、浦和の昨年のルヴァン杯の優勝による出場で、南米の「コパ・スドアメリカーナ」の優勝チームであるシャペコエンセとの対戦が実現したものです。

もっとも、シャペコエンセの優勝は、飛行機事故という痛ましい事故ゆえのものでした。当時、シャペコエンセはブラジルに出現した新興チームで、コロンビアのアトレチコ・ナショナルとの決勝戦1stレグを戦うために、アウェイのコロンビアまで飛行機で移動していました。

その際に、その飛行機が墜落するという、悲劇が起きました。当時の監督、カイオ・ジュニオール氏(元J1神戸監督)や、元千葉のFW、ケンペスなど主力選手の多くが亡くなるという、サッカー界に衝撃を与えた大事故でした。この飛行機事故を受けて、対戦相手だったアトレチコ・ナショナルがシャペコエンセに優勝を譲る格好で、初の南米タイトルを得たのがシャペコエンセでした。

もちろん、映像では見たことのないチームなので、戦術的な話はできません。そのため、ネットで調べられる情報からイメージを膨らましてみます。所属選手は、一人だけウルグアイ人(セバージョス)がいますが、残りのメンバーは全員がブラジル人です。誰もが知っているような、現役代表クラスのブラジル人はいません。

また、ブラジル全国選手権での成績は、11位が最高です。そのため、シャペコエンセはブラジル最強チームではないと言わざるを得ません。コパ・スドアメリカーナは、欧州でいえば敗者復活のカップ戦の「欧州リーグ」に相当するもので、欧州CL相当の「コパ・リベルタドーレス」の一段下の扱いです。

それでも、ブラジル人特有のテクニックの豊富さは、きっと見ることができるでしょう。また、浦和は新外国人のマウリシオをDFで起用するという情報もあります。埼スタに行かれる皆さんは、是非とも国際試合独特の雰囲気を味わってください。私はBSフジの録画放送でチェックしますが。
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