Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

西武対オリックス、マニアック分析

2017-08-28 22:26:41 | 他スポーツ
昨日書ききれなかった、西武対オリックス戦の記憶です。この試合は相手先発山岡が良すぎたので、西武としては多和田に自信回復をさせながら、どこかで継投に持ち込む難しい采配を強いられました。多和田は6回を117球要したので、ここで降板という判断は正しいと思います。

ブルペンで準備していたのは、負けパターンの継投要員である、平井と野田でした。しかし、彼ら二人の投球内容が悪くて負け試合に回っているわけではなく、勝ちパターンの継投の牧田、シュリッター、増田がここまで不動なので、弾かれる格好で負け試合に回っています。事実、平井の防御率は1点台と、勝ちパターンでも通用する内容です。

そんな二人を見られるのはチャンスだと思って注目しました。平井は社会人のホンダ鈴鹿からドラフト5位で入団したルーキーで、サイドから145kmの速球を投げ込んでくる変則投手です。しかし、平井の場合、速球は目先を変えるためのバリエーションの一つで、武器は右打者のアウトコースを出し入れするスライダーです。

今回は7回で登板した平井は、相手の右打者に対してはそのスライダーで空振り三振も取っていました。課題は左打者への配球で、左打者は内角となるスライダーは見送られてしまいます。そこを打たれて1失点と課題が残り、左打者の外角への投球はこれから磨いてほしいと思います。

野田は社会人西濃運輸からドラフト3位で入った2年目左腕です。スリークォーター気味に投げてくる、中継ぎ向きの投手で、ストレートこそ142km程度ですが打ちにくいのが武器です。この野田は1回無失点と役割を果たすことができました。

最終回で出てきた誠(相内誠)が1回3失点と炎上して、この試合は終わってしまいましたが、こういうときは中継ぎ投手を見たいという目的は達成?できて満足?ではありませんが、また西武ドームに行ってもう一試合くらいは観戦したいものです。





















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清水戦マニアック分析

2017-08-28 22:10:02 | 浦和レッズ
清水の出方は、4-4-2で予想通り自陣に2ラインを引いて守るコンパクトなサッカーでした。小林伸二監督の場合、前の2トップがボールをチェイスすることで相手DFに余裕を与えないサッカーをよく見せてきます。山形を2年連続でJ1残留に導いたときもこのスタイルでした。

今回、確かに2トップの長谷川と金子は浦和DFにプレスに行っていましたが、その後ろのMFのラインが下がっていました。そこをうまく狙ったのが矢島でした。2トップさえ外してしまえばフリーでボールが持てるので、うまく2トップに取られない位置にポジションを取り、マウリシオや槙野が出しやすいようにしていたのが、好プレー連発の要因でした。

この、清水の2ラインコンパクトサッカーは、2トップでキープしたところに後ろのラインが連動して動くと大きなチャンスにできます。それをさせなかったのはマウリシオでした。清水が縦に出してくるタイミングで、マウリシオが先に動いてボールに触ってピンチを逃れたシーンは何度かありました。安定感とボールさばきが武器と思っていたマウリシオですが、そういう「危機察知能力」も武器として持っていると感じます。

また、梅崎が良かったと感じています。膝の靭帯損傷から1年ぶりのリーグ戦のスタメンでしたが、ようやく負傷も癒え、良かったときのようなサイドをドリブルで仕掛ける動きと、左右両方のアウトサイドがこなせる能力を取り戻していました。ミシャ時代は固定メンバーに近かったですが、こういう新しい力が出てくると浦和ももっと強くなると感じます。

ACLの川崎戦では、矢島が下がってしまい、李が消えて機能しなかったシャドーですが、ここにラファエル・シルバが入ることでボールを収められる場所が増えた印象もあります。武藤も得意の裏を狙う動きができていましたし、やはり浦和の攻撃サッカーを機能させるにはシャドーに収めないといけないと思います。

次節はルヴァン杯のC大阪戦です。槙野が代表に呼ばれてDFが一つ空き、それ以外にもメンバーの入れ替えはあるでしょう。去年、ルヴァン杯で高木俊幸と青木がブレイクしてような変化を起こさなければなりません。全員にチャンスがあると思って、この大きなチャンスに賭けて欲しいと思います。
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