会社OB会のハイキング行事で 京都の「伏見桃山地区」を散策。
近鉄桃山御陵前駅からスタートし 最初の訪問先は「御香宮神社」でした。
近鉄桃山御陵前駅からスタートし 最初の訪問先は「御香宮神社」でした。

ここの立派な表門は 「伏見城大手門」を移築したものとのこと。
そして 梁と柱の間にあるカエルが足を開いたような形の造形物は「蟇股」というそうです。
そして 梁と柱の間にあるカエルが足を開いたような形の造形物は「蟇股」というそうです。

元々は梁を支える働きをしていましたが 徐々に装飾的な要素が強くなりこちらの物は中国二十四孝(中国に伝わる親孝行の話)を彫物で表現しているそうです。
下の物は「孟宗」という物語を示しています。
下の物は「孟宗」という物語を示しています。

門のすぐ側に 焼物(常滑焼?)の狛犬を見つけました。
若干うつむいていますが 焼物は珍しいのではないでしょうか。
若干うつむいていますが 焼物は珍しいのではないでしょうか。

こちらは境内にあり 名水百選にも選ばれている「御香水」で当神社の名前の由来でもあります。
伏見は酒処であり 伏水とも書かれたほど良質の地下水に恵まれているからこそ良い酒を造ることができるのでしょうね。
伏見は酒処であり 伏水とも書かれたほど良質の地下水に恵まれているからこそ良い酒を造ることができるのでしょうね。

また当神社は あちこちに見られる色彩豊かな豪華な装飾も特徴です。


境内には 関西では珍しい徳川家康に因んだ「東照宮」も祀られています。

こちらは 大手筋の妙見山もしくは慶長牡丹の寺と呼ばれる「本教寺」で 花が丁度見頃になっていました。


耳と安産のお薬師様である「大光寺」の本堂ですが 鬼瓦が印象的です。


油掛け地蔵の伝説のある「西岸寺」です。

御香宮神社の御香水は有名ですが 伏見には他にもそれぞれ名前が付いた色々な名水が10箇所程あるようです。
これらの名水は酒や料理に活用され 伏見の歴史や文化を育んできたのでしょうね。