秋篠寺には 苔庭以外にも色々と見所があります。
まずは 東門の脇に佇む石燈籠ですが 鹿が刻まれていました。
次に参道で この時期には珍しい花を見つけました。
秋篠寺は「萩の寺」として知られていますが 花期は秋ですので 狂い咲きでしょうか。
ここには 春日大社をはじめとする十三の社が横一列に祀られているスポットもあります。
メインの本堂は 国宝に指定されており 中々の風格です。
こちらの建物は「大元堂」で ここには「大元帥明王」という秘仏が安置され年1回(6月6日)のみ開扉されます。
迫力ある姿ですが 日本国内でもここにしかない仏像とのことです。
境内には 目立たない場所ではありますが 室町と江戸時代に造られた「役行者石像」も祀られていました。
かっては 中々の規模のお寺で 一対の塔(東塔と西塔)や金堂が聳えていたのですが 今は遺跡のみです。
これは 東塔跡で7つの礎石が残っています。
秋篠寺は 観光客もささほど多くはないのですが・・・
個人的には 落ち着いた良いお寺と思います。