悲しき、告別式に行きました。
親族の他、故人の多くの友人やその親が来ていました。
全てに近いほどの親には、目から涙が零れ落ちています。
親が子を思う心は、皆同じでしょう。
我が子を守る為なら、何でもする・・それが親の姿と言えるでしょう。
そうであるからこそ、子の告別式ほど悲しいものはない。
人の世に生まれ、人としてこれから輝かんとするばかりの子供が光を遮られてしまった。光があってこそ子供であります。
未知への可能性を大きく秘めたもの、それが子供・・
輝きは、環境で大きく変化します。
良い環境であるなら、良き輝きを増す。
環境が悪ければ、輝きは薄れてしまいます。
自然は、そのことを教えてくれています。
自然の恩恵なくしては、生きていけない。
その恩恵を受け、感謝し、自然と共生し生きていく事が、人間として生まれてきた義務と言えましょう。
その恩恵を受けながらも、若くして旅立つことは、とても悲しい限りです。
久しぶりに会った従兄には、あまり会話できなかった。
話が出来なかったというより、言葉がうまく見つからなかった。
只、ひたすら 合掌・・南無・・・
身を挺して守りたかった従兄の姿・・
何事にも強く、剣道の達人で、いつも冷静で強靱な従兄が、涙で崩れていた。
子供のころから見ているが、涙を零した姿を見たのは、初めてでありました。
それほどに、耐えきれない思いであるのでしょう。
冥福と家族に笑顔が、早く戻る事を祈念しています。
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