ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

ようやく雨が・・

2010-09-08 23:51:45 | 農業
ようやく恵みのです。
何ヶ月ぶりの雨ですが、有難いです。
台風の接近で、降ってくれました。風の影響も、無く只雨が降ったでけといった感じでしたが、11時には、上がってしまいました。
欲を言えば、もう少し降ってもらいたかったですね。
降っている時間が、短かった・・

でも、この雨のお陰で、植物達は一気に回復していくでしょう。

今日は、珠洲に行き、圃場を視察してきました。
徐々にですが、土造りが進みはじめました。
まだまだ、時間はかかりそうですが、野菜が元気に育つ環境にするには、しっかりと土造りをしなくてはなりません。
新しく土盛りしたところは、有機物が少ないので、乾燥すると堅い土になります。
地表の土と違う、地表から数メートル下から掘り出した土は、植物の育つ土でないということですね。
土にいるバクテリアも全く異なり、有機物量も違います。
植物が地下に生殖することはなく、地表面にいるからこそですね。

圃場もようやく降った雨で、野菜たちも喜んでいました。

人も水分が不足すると血液が濃縮され、血柱が出来やすくなり、脳梗塞や心筋梗塞の原因にも、なりやすくなります。水分は大事ですよね。
植物も同じような現象が起きているように、感じます。
樹木は水が不足し、根から水を摂取できなくなると、最初は葉を枯らせ、上の先端から順に枝を枯らして行きます。枯れているところと生きているところの境を切ってみると導管(水を吸い上げる管)が詰まったような現象になっていて、枯れているところは、密度も濃くなり切る時に、もとても堅くなります。
樹木は、素晴らしい構造をしています。数億年の歳月の中で、自己防衛を出来る体になっているということです。水を吸い上げれないと樹木は身を守るために、徐々に枝を枯らしていき、また補えれば枝を伸ばし、葉をつけます。・・素晴らしいですね。


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