南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

すべての道は・・・

2007-11-05 21:24:06 | ユニオン

大会後初の事務局会議。
会長として1年目にかけた想いを話す。

ひとつ目は、「地域に根ざした顔の見える労働運動」の理念を組織内外へ展開し理解・共有してもらうこと。

ふたつ目は、「混迷を続けるであろう政治情勢」に対して、連合静岡としての毅然とした政策・理念を早急に確立すること。

みっつ目は、「世界的な大転換期」にあることの認識を持って、積極的・建設的に行動することを心がけること。

午後行われた基○労連の定期大会や懇親会の場でもこれらのことに触れさせていただいた。

労働運動は社会運動である。
労働組合が社会全体に目を向けていなかったことが悔やまれる。
私たちのすべての行動、すべての道は社会運動に繋がる。
それが「地域に根ざした顔の見える労働運動」の理念である。

民主小沢代表の辞任騒動で揺れているが、まだまだ、この種の混乱は続く。
なぜなら衆議院定数480のうち民主党は113議席。(自・公336)
一方、参議院定数242のうち民主党は119議席。(自・公105)
参議院は解散がないから、民主党が次期総選挙で勝利しない限り“ねじれ国会”は解消しない。
中途半端な勝利では間違いなく政界再編か大連立が起こるであろう。
だからこそなんとしても勝たなくてはならないのである。

日曜日の産経新聞囲み記事“円・ドル・人民元”に、原油高騰に関する興味深い記事を見つけた。
『石油業界各社はこのほど原油代金を円でイラン向けに支払い始めた。
石油輸入の円建て決済は「史上初」という。・・・・・』
さりげない記事だが世界の基軸通貨“ドル崩壊”の懸念がより現実味を帯びてきた。
これは世界経済の大転換を意味するものである。
その危機を乗り越えるためにも労働組合のネットワークを充実させ、全精力を注いで組織拡大を図らねばならない。


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